すべてのおすすめ
妥協や譲歩など 頭の片隅にもなく

安っぽい貢ぎ物などは 躊躇なく蹴散らし

自分の非や立場など 一切お構いなしで


大地を両足でちからいっぱい踏み締め

目にいっぱいの涙 ....
あなたに愛される
蝶のようには
なれなかった日

私は一匹の蛾となって
その燐粉は七色に
辺りに飛び散るのです

私の周りには虹ができ
私は私の毒に
やられてしまう

あなたは ....
わたしはプロの修繕屋

まるまる全部直すのだって

お安い御用だが主義じゃない

その場その場で繕って

さすがプロだと言わせてきた

だけど これ以上

自分を繕 ....
穏やかな風が吹く
冬の晴れた日の午後
寒い日のはずなのに
その冷たさはどこにもない

鳥たちはのびやかに飛び回り
土は生きている

めったにないこの日を
人も皆
外に出て心で祝う
 ....
初めて彼の実家にお邪魔したとき感じた
他のひとにとっては些細なこと
それでいて我慢出来ないこと
緊張して過敏になっていた訳じゃない
踏み入れてはならないもの
その家の家族だけが安らげる
ど ....
ニュースが 今日も流れている。

イヤになることばかりが流れこんでくる。

世界は どうして、そんなふうにまわっているんだろう。


また、 弱いものから つぶされていく。

 ....
その ほほえみは 生理と いわれる

世に 生まれ 立った きみは まだ 3箇月

歓喜の 波が 寄せる と “ にこ ” と わらう

ときどき 声が 洩れるのは 成長が こ ....
無口な男がもてる時代は
もうとっくに終わったかい

遠くを見つめて
佇む姿は
もう飽きたかい

一瞥すれば寄ってきた雌たちも
今では面白い奴が
好きなんだとよ

 ....
 静まりかえった夜明け前
 部屋からは見えない表通りを
 鮮やかな色の洋服を着たピエロが
 にこやかに微笑みながら
 ボールを転がし
 歩いている

 深夜の主役
 涙は止まらないけど ....
 首がスッカリ伸びきって。
 おじさんのランニングみたいになったTシャツ。
 もう十分役目を果たしたんだけれど。
 洗濯してたたんでしまうと。

 愛着なのか。
 せこいのか。
  ....
こんなに寒い夜は
こうやって電車を待っていると
たくさん思うことがある

このホームから見える海の向こう側
そこには皆がいる
僕の目にうつる町の光
あれは人が生きているということの印
 ....
ガンジスの巨大な銀河の流れの清めの沐浴
ヨルダン川のせせらぎ清めのバブテスマ

水が洗い流し
古代の美しき伝統 禊 祓い
聖霊が静かに降臨する

風 うねり 波 満ちる

輝ける 鎮 ....
砂が舞う

晴れた日ほど景色が白む
風のせいでもなく
冬のせいでもなく
グラウンドから逃げ出したい
砂のせい

砂が舞う
口に入る違和感
砂のせいだ
景色が、白い
わたしがまだ小さい頃
パパがお仕事に行くとき
ママが「行ってらっしゃい」
といってパパにちゅーをした
パパはちゅーされた後ママにいっていた
「あい・らびゅー」



あ・い・ら・びゅ ....
剥がれ落ちた

爪を

見ていたの。


まるで

複雑すぎた人生を

真後ろから

眺めてるみたいでさ。


光りもしない

石を

ただ磨いていたの。

 ....
高い塔がある
空を突き抜け街を{ルビ睥睨=へいげい}するように
その塔はそそり立っている
塔には一人の姫が住んでいた
囚われているのではない
自ら閉じこもっているのだ
目も耳も口も絹糸で縫 ....
雨上がりの砂利道を
そろりそろりと踏む石の
聞こえてくる砂音に耳を傾ける
それは優しさ

道の左の林より
枝から枝へと飛ぶ鳥の
聞こえてくる羽音に耳を澄ます
それは温もり

どこか ....
山になった洗濯ものの回りで
君は
春のような
スキップを踏む
  {引用=おうちを買わなければ、よかったね
だって、お金持ちだったんでしょ?
たた、たたん}
ちいさな袖をそろえて
重 ....
こころのバランス。


わたしは、月の流れのように、



ときに、その波にのまれてしまう











自分を見失うことにも 慣れているのだけれど ....
覚えたての言葉で
精一杯表現していた頃
小さな町の小さな囲いで
小さな喜びを模倣していた

道端に咲いている花は
意識して歩かなくても
簡単に見つけられた
そっと顔を近づければ
鮮明 ....
今夜の空に2つの月が浮かんでいる

どちらもまあるく太った月だ

その色もその形もまるでそっくりおんなじなのに

照らすあかりは全然違う

右の月は煌々と

くっきり僕ら ....
正しいことを言うよりも
正しいことをすることの方が
ずっと正しい

立派なことを言うよりも
立派なことをすることの方が
ずっと立派だ

正しいことをする人は
正しいことを口にしない
 ....
はみ出した所から全てが始まった

海に浮かぶごみの中に紛れ込んだ

君宛の手紙を運ぶビンはもう

壊れきったままのものでしかなかった

それくらいいいんじゃないか

突然 ....
雨の糸の隙間に
夜は満ちて
ストーブの熱が
そこだけ幸福とでも言いたげに
ほんのり春を創っている

きみと並んで傘をたためば
二人の水滴は
余分な約束事のように散らばって
冷えた ....
{引用=あたいはあの人がほしいんだ}

ぼこ ぼこ ぼこっ
ゆらめく光の波動
何千もの泡、泡

誰も訪れる者はない森の湖水
光すら通さない水底には
主が住んでいる



{引用 ....
ちょっと遠くまで 一人旅してきます

行き先はブルゴーニュ地方 はじめて行きます

街の真ん中にある ノートルダム聖堂の

ケルト信仰と錬金術に関係があるって噂の 漆黒のマリア像に

 ....
 細い糸のような雨が上がった
 日が変ると同時に止んだ
 
 慌しく過ぎて行く日々に
 ひび割れていく心
 解こうとすればするほど
 拗れていく魂

 腐るほど希望の詩を書いたけど
 ....
こんじき らでん 夜の濃い靄
この 霊視の夜に 深い夜の香り

立ち込む いにしえの情緒は
まどろみの息へ 溶ける

幻想の写し絵 螺鈿の箱
靄たつ 夜の不可思議

磨きだされた 貝 ....
固く固く閉ざしていた扉

私はその重々しく閉ざされていた扉を

大きく開け放った



中では幼い私が暗闇の中で縮こまってうずくまっている

大丈夫だよ、出ておいで

幼い私 ....
甦るのは思い出だけです
断片という名の時の死体です
「昨日は、昨日は、昨日は」と繰り返す事がARTだと囁く幽霊が日常です。
あなた今22歳で ボクは25歳
驚きの年代はもう過ぎた話です ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
<人間関係入門>- ポップこ ...自由詩5*06-11-29
虹のドクガ- 三条麗菜自由詩15*06-11-29
ほこりとホコロビ- ポップこ ...自由詩7*06-11-29
冬の晴れた日の午後- ぽえむ君自由詩18*06-11-29
におい- 恋月 ぴ ...自由詩25*06-11-29
ニュース- わら自由詩6*06-11-29
エンジェル・スマイル- モーヌ。自由詩18*06-11-29
スヌーピーの多弁- なかがわ ...自由詩8*06-11-29
涙は止まらないけど- 山崎 風 ...自由詩14*06-11-29
おじさんTシャツ。- もののあ ...自由詩14*06-11-29
町と月と電車と。- 緋月 衣 ...自由詩6*06-11-28
幻視風景- アハウ自由詩5*06-11-28
- アイバ  ...自由詩8*06-11-28
あい・らびゅー- 愛心自由詩9*06-11-28
そんな、人間- ごまたれ自由詩17*06-11-28
鳥籠あるいは高い塔- 石瀬琳々自由詩19*06-11-28
雨上がりの砂利道- ぽえむ君自由詩15*06-11-28
はだかんぼう- 佐野権太自由詩45*06-11-28
街をみる_顔をみる_空気を感じる- わら自由詩8*06-11-28
あの頃- 青山スイ自由詩2206-11-28
2つの月- 松本 涼自由詩806-11-27
正しいことを言うよりも- ぽえむ君自由詩12+*06-11-27
フクロウのエレジー- こめ自由詩1506-11-27
漆黒の髪を愛する- 銀猫自由詩42+*06-11-27
- 未有花自由詩15*06-11-27
遺書- もも う ...自由詩44*06-11-27
雨上がりの路地裏で- 山崎 風 ...自由詩13*06-11-27
金色_螺鈿- アハウ自由詩4*06-11-26
心の鍵を開けて- ajisai自由詩8*06-11-26
手紙- 藍静自由詩17*06-11-26

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