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君が
 
ぽつん。
 
と残した香りが
 
僕の表面を覆う理性を
突き抜けて
 
真ん中から少し左を
 
ソーダ水のやうに
刺激してくる。
 
今になって
 
ああ、あ ....
今、踏んだ、枯れ枝
その中に眠っていた想い
遠ざかってゆく
永遠に

今、放った、貝殻
僕の手のひらの温度を引いて
遠ざかってゆく
永遠に

雲は遠くの水平線に砕け
 ....
鳩を
裂いて、裂いて、裂いて。


裂いて、
裂いて、裂いて。

裂かれていく鳩たちが
最後にみたのは自らを裂く私

恨みなさい、
恨みなさい、
その{ルビ眼=まなこ}に映る私 ....
見かけたときに
気持ちが踊ってた

僕は君にひと目惚れしていた

突然のことだけど
僕は忘れてはない

僕は君にひと目惚れしていた

緑のカーディガン
小さな靴が並んで

僕 ....
鞄を腕の下に滑り込ませ
たましいを守っている
誰にも触れさせないぞと
柔らかい心を守っている

歯向かうには小さい手
笑うのには邪魔な鼻
あの子のようには戦えない
君のようには笑えない ....
ねえ手を繋ぎませんこと
恥ずかしいのは私も同じ
否、と御即答されるのは
判っているけれど

はあっと息を吹き掛け
一瞬の合間に空気が
冷やされ地面に落ちて行く
まるで貴方 ....
オレは天使でいたかった



あの無垢な白とは逆さまに

憎悪の渦巻く黒

何にも染まらない黒

そして

何も映さない黒

何も受け付けない頑ななカラー


それが ....
みどりいろのなかで迎える早朝は
あんなにもわたしを浄化してくれるのに
錆びたビルやコンクリートに囲まれていると
自分がとても汚れているのだと思い知らされる
だけど全て全てひとが作り出したものだ ....
寂しすぎて、まぼろしが見える
愛してる
それは滅びの呪文か
せかいを 吸いつくそうと
夏の日を 謳歌した
わたしが いっぴき
百科事典の ページのあいだで
つぶれて 死んでいた
その日はとても寒かった
少し前に降った雪が残る
ある日の日曜日
働きづめの自分にとって
朝から寝ていたかった
そんなことをおかまいなしに
父は車を出せと
何やら急いでいるようだった

 ....
皆、ミンナ

居なくなって

どんどん

コトバが邪魔になって

ボクは少しだけ

キレイな涙を零した
君は今、なにをしてるの?
さがしているよ


陽ざしは ぽかぽか
おひるね日和 
なんだもの
空をながめて
気づかずにいた
わずかな変化もさがすの


気がつけば
木の芽もふ ....
お誕生日にも
クリスマスにも
ホワイトデーにも
なーんにもしてくれなかったあなたが
ある日買ってきたのは
室内用のプラネタリウム

わたしは食器洗い器がほしくて
乾燥機がほしくて
全 ....
言葉に溶かした微かな薬
甘く香ってすぐ消えた
だのにどうした訳だろう
僕の胸が痛むのは
――{注三千世界の烏を殺し主と朝寝がしてみたい=高杉晋作が作った都々逸}――


寝物語の睦言に

誰がうとたか{ルビ漫歌=そぞろうた}


熊野の{ルビ牛王=ごおう}を裏返し

 ....
なんでもいいから、

理由も
温もりも
微笑みも

なんにもいらないから、

とは言っても

傍にいられるだけでいいよ
とも言えなくて

それは
きっと

ただのわ ....
前向きな気持ちで歩いてみても
前に進めるとは限らない

希望を捨てずに立ち向かってみても
気持ちが報われるとは限らない

ランキングに並べられた曲には
ポジティブなだけの薄っぺ ....
伝えたい
言葉の先に

飛び出たみたいに
嘘が付く



素直さに
後ろを向いて
泣いていた



あなたじゃなくちゃ
駄目だった





くだらない
意 ....
夜のように黒いギター
男の心は弦のように震えている
お前を求める狂おしさに
かき鳴らす指は赤い血でにじんだ

男の心は届いているか
男の歌はお前に響いているか

闇のように黒いギター
 ....
教室の隅で林檎かじってた
ただ眺めてた
いじめられてる田中君
授業崩壊
泣いてる山口先生
僕には関係ない
 
教室の隅で林檎かじってた
陰湿噂話
流行りのファッション
飼ってる犬が ....
俺の片目は何時も赤いけれど
何故か知ってるかい?
兎みたいに
寂しいと死んじゃうんだ
知ってたかい?
と言うと

君は心底可笑しそうに笑って
それじゃあ
鏡の中に映るあなた ....
珈琲一杯
一気に飲み干した
星を見るために
君に逢うために

海で待ち合わせ
時計は午前0時
あと1時間何をしようか

とりあえず
君が来た時のこと
ゆっくり考えて待つよ
不思 ....
ついに定規は曲がった
まっすぐにしか使われない自分が
悲しくなったという
まっすぐに測れるものなんて
世の中のほんのわずかしかない
そう思ったらしい
もっと柔軟のある生き方を求めて
現実 ....
無理して話そうとしなくていいよ
涙の跡がすべてを物語っている
そんな君に教えてあげるよ
スキップで街を歩く方法を

一日目
まずは思い切り泣こう
溜まったものを全部吐き出そう ....
どんなに近くても
どんなに近づいても
あなたとわたしは別の人
けっして同じ人にはなれない
一人は独り

さみしくてもかなしくても一人
うれしくてもたのしくても独り
ちぎって分けあうこと ....
わたしの脳に誰かがベジェ曲線を描いている。
そう、これからわたしは胡桃になるのである。
幾重にも曲線が描かれ、その細い糸はわたしの想像を拘束する。
リターン 。 …120度 。
リターン  ....
わたくしは、
そ知らぬ仕種で
かおる紅茶をなめる。
風に頁がめくれようとも
見果てぬ大空が翻ろうとも
わたくしは、
そ知らぬ
今日に
ほころび
いつかあえる
光子の微笑む
丘の上 ....
きんいろは
かなしいすべだと思います

闇夜のはなは
もっともあかく
ひとみを閉じこめて


 火から、
 結ばれてゆく、
 果実のことなど、
 だれもが、
 とが ....
ボクはずっと見てた

キミが狼に食べられるところを

笑ったよね

キミは笑ったんだ

狼が口をあけた瞬間

知っていたんだろ?

そこに寝ているのはおばあさんじゃないって
 ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
炭酸香- 黒子 恭自由詩7*07-2-28
さよなら- 水在らあ ...自由詩33*07-2-28
咲いた鳩- 北乃ゆき自由詩8*07-2-28
ひと目惚れ- 蔦谷たつ ...自由詩4*07-2-28
I_Know-君すらしらない君と僕-- まきび自由詩107-2-28
柔らかな気持ち- なかがわ ...自由詩7*07-2-28
Devil's_Wish- 三架月 ...自由詩3*07-2-28
灰色のまち- 八月のさ ...自由詩307-2-28
遠距離- 暗闇れも ...自由詩6*07-2-27
そろもん(いい天気なので本の虫干しをしたときの話)- みつべえ自由詩1507-2-27
その日はとても寒かった- ぽえむ君自由詩13*07-2-27
- 來稚自由詩7*07-2-27
手をたたけば、春のいろ- 春日野佐 ...自由詩1007-2-27
南十字星- ふぁんバ ...自由詩12*07-2-27
明かりの消えた空の下で- プル式自由詩14*07-2-27
滑歌- 朱雀自由詩5*07-2-27
キス- ひめと自由詩10*07-2-27
ムーンウォーク- 1486 106自由詩11*07-2-27
だからきっと、届かない- 蓮未自由詩4*07-2-27
黒いギター- 石瀬琳々自由詩16*07-2-27
単独視- 倉持 雛自由詩207-2-27
青、紫、明け方の、匂い- 虹村 凌自由詩9*07-2-27
珈琲- 美月朱恋自由詩4*07-2-27
曲がった定規- ぽえむ君自由詩49*07-2-27
三日後- 1486 106自由詩4*07-2-27
ひとり、一つ- 詠乃自由詩207-2-27
可能世界と現実世界- 和泉蘆花自由詩107-2-27
月とあおい春- こしごえ自由詩16*07-2-27
舟わかれ- 千波 一 ...自由詩29*07-2-27
Little_Red_Riding-Hood- 三架月 ...自由詩2*07-2-27

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