すべてのおすすめ
眠らない夜の
ざわめく都会の駅に
ひとり立ちつくし
冷蔵庫の音しかしない
居間で酒を飲む

冷蔵庫から
食べ残しのつまみを出し
ホテル街へ歩いてゆく

賞味期限切れのつまみは
結 ....
  心は、

 どこまでも果てしなく
       自由気侭で )))


ふと想えば、
 ハイドパーク。

 今しも水晶宮にて

僕は彼<L>と話している

つまり地球環境 ....
あの時と変わらない
今日の空に
ラムネ瓶をかざしてみたら
緑色にぼやけた小さな粒を見つけた
 
 

 
 
暑くて眠れない夜に
夜中電話をした窓越しで
僕ら同じ星を見てるんだ ....
出そうで出ないことばが
なにやら大切なものでありそうで
咽の奥に指を入れて
掻き回してみた


あー

あー

発声練習
マイクチェック

んがくっく
けろっぱけろっぱ ....
ふだん
ねむっているひとに
いきなりの乗馬は
たぶん
きびしいから
南瓜に
窓を




そのままいのちのような
生ぬるい 風はまだ 
うすまった春を連れていて
や ....
 かつての持ち主が言ったように―「長い旅になりそうだな。」と、
懐中時計が呟いた。そして歯車は相方を探しに出たっきり戻ってこなかった。
縫い物をする少女の手の中で秒針だけが動き続けた。
あたしの心を

四角く切り取って

その風通しの悪い窓から

誰か

本心を覗いてよ
換気扇が、軋んだ音を降らす。
両親たちが、長い臨床実験をへて、
飼い育てた文明という虫が、頭の芯を食い破るようで、
痛みにふるえる。
今夜も、汚れた手の切れ端を、掬ってきた、
うつろな眼で、 ....
最近 青空を見てない

弱い私の心を見透かすような

あの透き通った青は

私の上に現れなくなった

不安になる理由はたくさんあった

流れる雲の速ささえ

私を不安にさせた
 ....
あなたがいなくなってから
あなたのことがどれくらい好きか思い知らされた
失ってから気づいたんだ

今でもあなたのことが好き


今でもあなたのことが好き


どれだけ言ってもあなた ....
曇った空に手をかざす

指の上をアブラムシが伝い歩いてる

ちいさな六本の足を動かし

三十何度かのからだ指の上歩く

人差し指の先のほう

小指の付け根

指と指の隙間

 ....
あれは数年前  今でも脳裏によぎる

テロリストの哀れな末路か
成田空港に降り立ち
手錠を高々と挙げ
カメラに向かって
不敵な笑みを浮かべる
かつての“女戦士”


バブルも 不況 ....
夕間暮れて 路地 細い道

地階への階段の踊り場にある
表現主義のポスターの裏に
アンダーグラウンドへの入り口はある

古びたポスターのすき間から
白くて軟らかな光は
水がはうように流 ....
僕らがまだ何も知らずに
無邪気に笑っていた頃
太陽はいつだって暖かく
幸せのひかりを注いでくれた
雨はいつだって優しく
恵みの飛沫を降らせてくれた

いつからだろう
眩し ....
こんな
晴れすぎているから
隠されてしかるべき一つの
ほんのちいさなことさえも
道路のうえ
黒すぎる影のせいで
焼けて
見つけられてしまう

かつて
日焼けしない手で
ただ赤くな ....
忘れものを取りに教室に戻ると、
男がいた。
知らない男だ。
若い、
ひどく痩せた男。
クラスの誰かの彼氏だろうか?。
男はあたしに気が付くと、
声を掛けて ....
闘争本能が叫びだす夜
僕達は道端に捨てられた大きなタンスに逃げ込んだ
しばしの雨宿り
落とした鍵が車に轢かれて潰れている

仲間達は今夜家出の計画を立てないままに
今にも遠くに行ってしまい ....
ふと日常の糸がプツンと切れた
何もしたくない
頭の中と心の中では
この言葉しかなかった
そろそろ出勤しなくてはならない時間だが
立ち上がるのも面倒だ

決めた
今日一日は怠惰な生活を送 ....
犬を飼う

名前を呼べば駆け寄ってくる
わたしの膝を枕にする
エサを貰おうと必死にお手をする
私の影が見えなくなると甘ったるい
声で鳴く

犬を飼う

犬を飼う感覚
爪先がそっと
水鏡を優しく犯して
小さな波紋たちが
ちゃぷちゃぷと揺れている
 
指の腹でなぞった
かたつむりの足跡は
今はもう
乾いてしまった
 
 
抜けるような空は
白と ....
さっきあなたが 流した水を

飲めないで


未来のあなたは死んでいく


.
肌の表面から熱を奪ってしまう
チリチリと焦げ付くような視線が恋しい

ストーカーは勘弁だけど
犯罪一歩手前の絡み付く視線は、どこ?

釣った魚に餌はやらないのが信条の男ばかりで

 ....
君か生きててくれりゃそれでいいって

しょうもない悟り開いたのはさ

君が生きててくれる以上

望めることがないからさ

その上君ときたら

今も死んでいってるんだってね
 ....
ちいさな木の葉が浮かんでる
水の流れは冷たくて 透き通るように澄んでる

白い手が泳ぐように招いた
わらうように白いきれいな歯並びがのぞいた
その一瞬で まるで おとぎばなしのように恋した
 ....
 神様が僕を殺したがってるよ
 だってほら、喉の奥から込み上げる耐え難き精液の匂い

 神様が僕を殺したがってるよ
 だってほら、喉の奥から込み上げる耐え難き血液の匂い

 不安なんだ 不 ....
海の隙間から寝間着の紳士が上陸する
レディファーストを欠かさない紳士は
すでに同伴の淑女を裸にして太陽にさらしている
用意周到に船で密輸された薬品のことを知っているので
紳士は安心して夜を待つ ....
今日、久しぶりに夕焼けを見た。
赤からオレンジへ、オレンジから青へ、青からグレーへ…
言葉では言い尽くせない色の数々に
ただ圧倒された。

久しぶりに見た夕焼けは
なんだか切ない。
毎日 ....
はじけ飛ぶネジ
ひん曲がる側板
進化の順番が刷りかえられた
幻視者たちはそぞろ歩きで逃げ出すしかない
思考中止
重力0
宙を舞うピンボール
素人には単なる
鉄の塊
ただうるさいだけ
 ....


今朝から眼鏡の手入れをしている
透き通ったリンゴが
近づいては離れていった

明日から得た切符は
どことなく頼りなく
手元で伏せる

汽車に乗る
時間が乗客
会話が聞こえ ....
今日、いつもあるべき所に
自転車がなくなっていた。
いったいうちはどうやって家に帰れというのか

誰かとしゃべりたくなったのか
携帯で妹に電話してそのことを伝えたら
 「あほか、そんなん盗 ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16259)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冷蔵庫- 小川 葉自由詩6*07-6-17
歴史と未来- atsuchan69自由詩10*07-6-17
ラムネ瓶- 倉持 雛自由詩1507-6-17
もやもやのつっかえ〜就寝寸前に降って来る意外性のある角度につ ...- おるふぇ自由詩507-6-17
南瓜の馬車- はな 自由詩15*07-6-17
僕の母親は縫い物と同じくらいに作り話が上手だった- プテラノ ...自由詩5*07-6-16
誰か- 衿野果歩自由詩307-6-16
あまのがわ- 前田ふむ ...自由詩34*07-6-16
non_title- riebuu自由詩2*07-6-16
- 翠茜自由詩107-6-16
アブラムシ- 水町綜助自由詩12*07-6-16
汚れた革命- 渡 ひろ ...自由詩6*07-6-16
アンダーグラウンド- アハウ自由詩1607-6-16
絶望より明るく希望より暗く- あずみの自由詩807-6-16
小石- 水町綜助自由詩16*07-6-16
「_教室。_」- PULL.自由詩10*07-6-16
少年とナイフ- 虹村 凌自由詩7*07-6-16
怠惰を努力する- ぽえむ君自由詩10*07-6-16
犬を飼う- 一絵自由詩307-6-16
真夏日- 山中 烏 ...自由詩14*07-6-16
悲しきことかな- ちいさな ...自由詩107-6-16
*砂漠に花を咲かせましょ*- かおる自由詩11*07-6-16
煙草一本の答- 三条自由詩107-6-16
水辺のほとりで- いすず自由詩6*07-6-16
カミサマがボクヲ殺したGIRL- 影山影司自由詩107-6-16
仮面- 小川 葉自由詩4*07-6-16
夕焼け- 麻生ゆり自由詩4+*07-6-16
新しい案内板- ネット詩 ...自由詩5*07-6-16
匂い- たけ い ...自由詩607-6-16
愛しい人- raira自由詩607-6-16

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