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                130909



緊急ブレーキの軋む音
大災害でも大活躍した
気の好い
エアーポンプの劣情を促す
黄緑色の青春VS赤黒の想念も
形を得て
型を得て ....
二枚目と三枚目を繰り返すあいつ
独自のその衒う6フィートの天才
いつもダンクシュートの鳴神が木霊する

 惚れてたまるか5フィート6インチとヒールつきの上から目線で
 こっちだって バスケで ....
そうですね、
青に白を混ぜても
水色にならないのが現代詩ですから
かと言って
テニスコートでサッカーをやるのが
現代詩というわけでもない
だからわたしは
現代詩の闇について
そこに吹く ....
水面しか思い出せない 悔いはない

 溢れんばかりに憚る言葉が間合に入ってくる いつでもどこでも
 拾おうと跪くと脆く「N」の単位でなんか話にならない 早くに去ってしまう

 いづれ ....
引越しが落ちついて
さあどこかに食べに行こうという算段になり
歩いていける距離といえば
とんかつかフランス料理風か喫茶店かお好み焼きだった

「お好み焼きアキちゃん」は
とびきりの笑顔のふ ....
{引用=
奥は暗くておそろしければ… 和泉式部

ふいに戸を閉められて
暗い場所に置き去りにされてみれば
息をするのもままならぬほどで
手探りで進む手に
布がひらひらとまといつく
天 ....
玄関の隅に蜘蛛の巣がある
大きな蚊の死骸が かかっている

ほうきではらい 外に掃く
小さな蜘蛛が逃げる

朝の外気が 玄関から流れ込む
蚊の死骸は やがて蟻に運ばれるだろうか

巣 ....
ありのままをみせる蟻はいないけど、わたしたちはあるがままに暮らす人だったので、ゴシック体でゴシップ斜め微笑み返しでお互いの口の中へウィスキーボンボンを放り込み、舌べらで潰しあった。薄っぺらな唇を噛んで .... 詩について論じたり
批評したりできる人たちが読むならば
詩とは呼んでもらえないような代物を
三年間で百八十くらい書き投稿してきた
それ以前にも書いてはいたが
誰にも読んでもらう機会がなかった ....
愛する人を見つけては

期待が裏切られたと

不貞腐れます


また愛する人を見つけては

また期待が裏切られたと

また不貞腐れます



でも大丈夫


いつか ....
TOKYO
小さな文字が
大写しされ
会場が
街が
歓喜で満ちる

2020
TOKYO
私たちは
皆どこかで安堵する

(そうか)
(とりあえず)
(そこまで未来は続くら ....
あかねにきらめく雲母の
ひとひら
水面に
さかさまの
稜線
今も
背伸びしている梢

憎しみだった


どこから
逆流したのか
痩せ細る
影を滲ませ
それは 確かに
 ....
縮む花びらを
沈め
冷えてゆく水
固まる空に
さらに羽ばたく翼を見ようと
折れ曲がる
言葉の湖に生き延びる
魚の一匹ではなく水面に辛うじて浮かぶ
枯れ葉の一枚でなく
怒涛となって
 ....
生命はポテンシャルであってそれがカタチに宿って
具現化したものがリアリティなのだ という文章に出会った

なんだか最初はよくわからなかったが よく読むと
生命とは潜在的なチカラであり それが体 ....
屋根を叩く雨がやみ
木の葉の触れ合う音に換わる

近くで車のドアが閉まり
ガレージのシャッターが
じわじわと上がる

子どもたちが
何か言い合いながら通る
窓があいているので
はっ ....
風の波 月の気配に振り返る 背中だけでいい 照らすのは 今は
刺激されたくない 放っておいて

 岐路を創り出している 闇雲に促され 足取りに無駄にGがかかる
 冷たい退屈を踏み潰す 記憶にな ....
うりずんを引き伸ばしたような 潤いに手が届かない
密かにささやかさを歩かす 琉球の秋

和心を仄かに潜る紅葉は ダイバー達が潜る珊瑚礁
汗の止まらない蒼穹に 優しげな瞳を投げる 琉球の秋

 ....
秋雨前線が
垂れ下がった
ベランダの
とある午後に

室外機が
押し黙った
ベランダの
とある挟間に

アブラゼミが
ひとつ
転がっていた

季節の掌から
垂直落下し ....
マイノリティーよりマジョリティー
迷子になった一匹の魚のように
僕は ゛みんな ゛にあこがれていた

…゛みんな ゛…

なんて 素敵な響きなんだ

軒先に吊るされ
春の息に踊る
 ....
羽矢と霧矢は まゆみの木を みずからの眼力で選び
切り落とし弓と成し、その矢を射る。
深い霧の中に 白百合が群生している
この村には いまは おなごしかおらんけんど さすけね

 ....
日めくり 日めくり 人生 時代
章 章 一生を全力投球する性を沈め

 静かに大人しく 笑み 明るみに晒す 風の縁 それは姿

  月は呼んでいる リリスな女は 風景を皇帝に仕上げ金粉を叩き ....
               130906




五重にお取り下さい
と聞こえたので
5枚頂いたところ
白い目で睨まれた
翌日は
 ....
現代は
はやすぎて
こぼれおちる

どんな
あみ
にも、
すくわれなくて
ときどき
ぽっつり
ひとりぼっちな気がするんだ
秋の夜の先端が月に届き
丸い円の中心から滴り落ちる雨粒が枝葉を揺する

遠く近く震わせる鈴虫の唱和に
一際大きく腹をこする一匹の独唱
寒気にさらされ弱りゆく命を一心に鳴らし
鈴虫は何を ....
呑み込まれながら 解り合えない 感じ合えない
瞳語り合えない 違いを解り合える 感じ合える 瞳語り合える

違いの仕方なさに腹をくくる まじないなんて懸けれない 唯一を
誇れない 克己心が 呑 ....
餞別のように落ちる薄い黄金色

夕暮れの中、分かれ道で向き合う
明日の約束はしない
それは暗黙のうちに行われるもの
実際に小指を絡ませて約束しても
安心には繋がらない

ま ....
電動ミルで挽きたてのコーヒー 泡立つ表面が少しずつ収まっていくと
マグカップには雲の浮かぶ真っ暗な夜空が映しだされた
私の唇が音をたてないようにゆっくりと雲をすすっていく
そのまま月と愛の誓いを ....
かなしい

かなしい
のはしかたがないのだから
オレンジいろの実を植えよう
ひとつぶ

白い蝶がまい群集がなあに?あれはなあに?
ととう
ただしがきに埋めこまれたコスモスばたけの
 ....
残暑なんてあっという間
待たされるのは春くらいなもの

きょう雨はやわらかな御手
緑深い山々のあたまを撫でている

天はやさしく言い諭す
まるで母親のように

さあ片付けを始 ....
空にカーテンを引いたら
みんな 夢を見なくなった

星の明かりも 眩しい朝日も
厚い布地に遮られて 広大な密室の中で
息を詰まらせていく 人々の 心の息付き

飛行機が飛び回り
打ち上 ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
青黄黒緑赤- あおば自由詩5*13-9-10
あいつは美男子- 朝焼彩茜 ...自由詩9*13-9-9
強い風の歌を聴け- 左屋百色自由詩14*13-9-9
間合に入る言葉- 朝焼彩茜 ...自由詩6*13-9-9
アキちゃん- そらの珊 ...自由詩20*13-9-9
暗峠- 春日線香自由詩713-9-9
巣編み- 砂木自由詩13*13-9-9
WORD+L=WORLD - 阿ト理恵自由詩19*13-9-9
空白地帯- ただのみ ...自由詩20*13-9-8
大丈夫- キダタカ ...自由詩1213-9-8
東京2020- umineko自由詩16*13-9-8
山の学校__ー秋ー- Lucy自由詩8*13-9-8
秋の祈り- Lucy自由詩9*13-9-8
生命の容器- 梅昆布茶自由詩13*13-9-8
秋の音_(詩人サークル「群青」9月のお題「音」から)- Lucy自由詩7*13-9-8
月気配道標- 朝焼彩茜 ...自由詩6*13-9-7
琉球の秋_第二章- 朝焼彩茜 ...自由詩4*13-9-7
夏の欠片- nonya自由詩17*13-9-7
生命の雲- まーつん自由詩613-9-7
羽矢と霧矢- るるりら自由詩15*13-9-7
あの世の月- 朝焼彩茜 ...自由詩3*13-9-6
ご自由にお取りください- あおば自由詩16*13-9-6
漂流- はなもと ...自由詩713-9-6
残月- 由木名緒 ...自由詩12*13-9-6
腹痛- 朝焼彩茜 ...自由詩4*13-9-6
「逆光」- 桐ヶ谷忍自由詩7*13-9-6
ブルーマウンテンの夜空- Neutral自由詩713-9-6
しろつめくさの海- みけねこ自由詩513-9-5
見送るだけ- ただのみ ...自由詩18*13-9-5
空にカーテン- まーつん自由詩12*13-9-5

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