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さあ 耳を澄まして 心を静めて
金木犀の香りにだまされないで
こちらをじっと見つめて
あなたの手のひらにのっている
この罪は何の罪?


そう 口を噤んで 囀り止めて
秋桜の可憐さにま ....
僕の
頭の上で

機嫌を損ねた
灰色の空が

意地悪そうに
雨を降らせる瞬間を
見計らっている

僕は
被った帽子を
顔の半分まで引き下ろして
小さく
舌打ちをしたけれど
 ....
嫌な事あったその日には

鉛筆手に持ち滑らせて

ゲロゲロゲロゲロ吐きながら

自分の気持ちを出しちゃいな!!

固めて丸めてはい完成。

キャッチボールの出来上がり!!

え ....
すべてうまく消せたなら
だれも迷わなかったろうに
わたしのおさない手では
触れることすらできなかった

書いたのはだれだったっけ
望んだのはなんだったっけ

忘れたふりを
できるよう ....
ひとりで
回転寿司に行きますと
何周もしている
モンゴイカにふと
周回遅れのじぶんじしんを重ねて
真向かいの
ホスト風の男が
うにいくらと注文しているのを
同じ色の皿ばかり積む私は
 ....
駅へ向かう道すがら
はいいろをした四本足の生き物が
とぼとぼと歩いていた

(   )駅では
列車が遅れていることをみんな知っていて
でも
みんな口をつぐんでいた

恋人たちは
別 ....
手でも叩こうよ
しあわせであっても
そうじゃなくても

しあわせなら
よりしあわせになるように

そうじゃないのなら
少しでもしあわせに近付けるように

できることなら
あなたの ....
それはきっと

お月様
木漏れ日
嵐の夜の海
森深くにある空気
金木犀の薫り
我が子の寝息
君と触れ合う指先の
ぬくもり

当たり前にあるすべて

当たり前じゃない

す ....
灰色のコンクリートには
ない、ない
としか書かれていなくて

薄紫色の夕暮れには
さあ、さあ
としか書かれていなくて

茶色の地面には
まあ、まあ
としか書かれていなくて

青 ....
鼻腔に遺された
親友のお骨の匂い

身体に染付いた
病院の匂い

金木犀でもなんでもいいから

どうか消して

いい香りで
わたしをいっぱいにして
恍惚の森の道化師は骸骨のようなその腕に
あの娘の頭蓋を抱いていた

砂漠の泉の畔には烏が群れを成していて
魚の死骸を囲んでた

それなら僕は群青に染まる夕日を閉じ込めて
夜に輝くあの星に ....
一生懸命マスカラ塗って

暖めたビューラーで扇状にカールさせて

鏡の前で何度も角度を変えてチェックした


なのに このありさま


ここ一番て時に下まぶたは黒ずんで

至近 ....
また原油
高騰の影響で
野菜の値段が
上がっている
そうだけど
生命が燃焼し
続けるその熱効率は
これから永い
冬までずっと
下方向に
傾いていく
ビニールハウス
栽培の野菜を ....
夜更け
車窓に映るわたしの影
扉にもたれて
窓外を見ても
映っているのは
疲れた車内

電車を降りれば
きっと夜風が吹いていて
わたしをやさしく家まで連れ帰ってくれるだろう

け ....
九月
あなたが好きでした

あこがれの名ばかりを孕んだ
鳳仙花が弾けています
木の葉が
択んで
静かなところへ落ちつくように
黄金の峰からふく風がゆきます

夕暮れがやわく優しく
 ....
電気が消えた中庭
ライトを運ぶシルエット
刷毛を握ってベニヤに汚い絵を殴り書き


f..f.f...flower!


花の絵を描く
勢いは乱雑


f..f.f...flo ....
夢のように細い骨で
ぼくたちは生きてきたんだね




愛についてを乞うたのならば

骨と枯れても

幾千

幾憶


そこには声があった、と
想う

 ....
僕の今いる部屋からは月は見れん

窓から乗り出して東を見ても黄色い奴はおらん

パソコン閉じて さあ帰ろうかなんて思うときに

そういえば最近 月を見てないなぁなんて

センチな発想し ....
『海の中で時計は止まる』

そっと手をつなぎながら
僕ら海に泳ごう
ひと足とびに歌を口ずさんで
思い出の波にゆらぎながら
毎日君に話せなかった言葉を話そう


『羊が手を振る』

 ....
此処から視える世界は

何て判りづらいのだろう

街も、空も、君の笑顔も

総て朧げで、悲しい

やっぱり僕は

魚の気持にはなれないや


さぁ、早く出ようか

 ....
彫刻を愛でれば
白い大理石がとろけそうだ

柔らかな肉のひとつひとつ
今にも流れるように動き出しそうで
私は思わず息を止める

布地の擦れる音がする
静かな瞬きが繰り広げられ
その度 ....
君はどこかへむかい
歩き  走り
僕の知らないどこかへと
たどりつく

その途中少し疲れたなら
僕のいるここに
立ち寄ってくれないか
向かいのいすにすわって

ここまでやってきた理 ....
目の前に横たわる死体から
なにを手に入れた

喉を縊ったその手は失ったはずだ
束縛を解いたその心は手に入れたはずだ

保存エネルギーを

{引用=
電柱の上にとまった黒い少女
クス ....
無いものねだりをするよりはと
秋の白い雲流れる堤防で
ひとり
清貧ということばの意味に思いを馳せる

それはあまりにも懐かしいことば
仄かなランプの灯かりを頼りに
見果てぬ夢を追い続けら ....
プール前の花壇に
コスモスを見つけて喜んでいた そのくせ
君は、緑色のため池に沈んだ季節を
あまりに切なげに指す
わかってる 
君も、僕と同じ色が好きなんだろう
空のいろ、でもなく ....
都会的な駅の風景に紛れ込んだ
荷かつぎの老婆は
自分は昔からそうしているのだと主張するかのように
背中の荷を左右に揺らしながら
いつもの朝を始めている

満員電車の中
上等な仕立てのスー ....
秋を肴に一編の詩
まずいな
無口な月が雲隠れ
うまい酒は
そうあるものではないからな

あのひとがいなくなった
突然 ぼくには
あのひとにはもう会えない
おそらく ぼくには
辛い肴 ....
思いっきり声を上げて泣きたいのに

それすらも出来なくなってしまった

感情とはこんなにも脆く儚い
窓辺のロンリネス そこにいないで
翼ある者たちよ 飛び立て
あの青く澄んだ{ルビ高処=たかみ}へと今こそ

求めるものはあまりにも遠くて
追いかけてた夢にもはぐれてしまった
あきらめないで ....
ブラック・コンテンポラリーのリズムに身を委ね
カモミールの香りが漂う部屋の中
あなたへの想いだけが
ゆるゆると飽和して溶け出していく


手をのばして 重ねて 見つめあう
濃密なアトモス ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16259)
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