すべてのおすすめ
 
 
 
 
  純白は、汚れ無き色
 

 
 
  どの色よりも
  限り無く
  調和的で、融和的
 
 
  どの色をも
  理解する為に
  その懐は無 ....
まるで拭う事を忘れた涙が
頬を撫でる指と錯覚するように

幾度も呟いた愚痴や寂しさが
いまいち消化できない感情と共に
過去を奪って 未来を閉ざしている

奇妙なほど暖かい冬が黙々と過ぎて ....
夏の僕らに
色をつけるなら、たぶん
それは透けてゆく、ライトブルー

てのひらに載せた水を打ち上げると
はじける あなたの 歓喜、にも似た
飛沫が 止められない光を集めて
虹を降 ....
君の心は黄緑色なので
僕のようなオレンジ色の心とは
似合わない
もともと黄色は同じだったのに
どこでどうしたのか
君は緑と
僕は赤と
混ざっていった

もう黄色をいくら混ぜたとしても ....
我が家には
幼馴染の家蜘蛛がいる
子供の頃から一緒なので
年齢は私よりも年上なのだろうが
1.5cmの小さな蜘蛛だ
気が向けば晩酌くらいはする
私と蜘蛛はそんな仲だ


『夜雪酒』
 ....
ごめんね・・・

あなたは私を大切にしてくれた
私を好きになってくれた
私を大事にしてくれた
私に想い出をくれた

私はあなたに何が出来ましたか??
私の愛はあなたに伝わりましたか?? ....
わたしはことばがきらいです

おもったことをいえないからです
つたわらないからです


すき、あいしてる、たいせつ
ぜんぶまやかしのようでした
すぐにしゅうせいできるからです
 ....
#71

 ありきたりな憂鬱に
 絶望なんていうおおげさな名前をつけて
 誰も見たことがないペットみたいに
 かわいがって育ててんだろ
 そんなのどこでも売ってるぜ



#72
 ....

白い風が吹く
冷たいがゆえに
人は温もりを感じ
人に温もりを伝える


緑の風が吹く
新しいがゆえに
人は命の尊さを感じ
人に命の尊さを伝える


青い風が吹く
活 ....
蒼く染まった心が ね
時々紅く点滅して ね

泣きじゃくる

幼い子供のように
わけもなく

夜の帳の中で ね
あなたが抱きしめてくれて ね

点滅した赤が ね
ゆっくり蒼に戻 ....
あやおかしな男とはいるもので
月水金になりゃ
どっかに行っちまう野郎がおりまして

火木、土日は
わたしの寝床で
愛を囁くんですが
他日は何処へか行くんですよ

ある日 ....
君は気付いてた?

プライドがとても高い君は
いつでも僕の右斜め前
その半歩先を歩いているね
そこが君の指定席のように

表情を伺ってばかりの僕は
いつでも君の左斜め後ろ
その半歩後 ....
とってのこわれたカッター
囲まれたからおとなしく
折れたら折れた先で
汚れていく
自分と自分以外の事

時々 ねだるように
捨てられないだろうと
机の隅で 灯りから
はみでる

 ....
僕が握っている
ボールペンの
インクの中に
君が詰まっていたらいいのに

朝ごはん食べる
フルーツヨーグルトの
フルーツといっしょに
君が混ざっていたらいいのに

にゃんが時々つか ....
鍵をかけましょう
心の扉に

誰も入って来ないように


ノックしても無駄ですよ
私には届きませんから
無理に開けようとするのも止めて下さい
壊れてしまいますから

誰にも会いた ....
真夜中の鳥が鳴く薄汚れた館で
誰かが歌を歌っている
それは私を{ルビ誘=いざな}うような
甘く悲しい声

その声に導かれるまま扉を開くと
どこまでも深い青が広がっていた
闇夜は海のように ....
目の見えない人が歩く 
前にいる友の背中に手をあてて 

目の見える僕も歩く 
いつも前にいる 風の背中 に手をあてて 

そうでもしないと 

ささいなことで気ばかり{ルビ焦=あせ} ....
呆然としているだけで流れていくものを時と呼ぶな。わたしたちの
いちばん大きな乗り物は、生まれてきたときの速度を保とうとして
いるだけで、あなたの生き方とは関係がない。冒険せよ勇気を持っ
て自らの ....
あなたは計量スプーンの使い方は知っている?
ただ ただ これですくえばいいだけではないのよ

液体と固体とでは 使い方が違ってくるのよ

たとえば{ルビ味醂=みりん}のような液体のときは
 ....
なんでかねェ
止められへんもんてあるんやねェ
唖っという間のことで
なんや悲しむ暇もありゃせんわ
痛かったやろねていうても
苦しかったやろねっていうても
後の祭りっちゅうのはこ ....
誤解していた

満たされたはずの 海が
遠くひいていくような
それは

あなたの意味が乾いていく

雑踏の中で
あるいは
読みかけの本 
ぱたんと 閉じて

私の中にある
 ....
蜂蜜のような青さで、と誰かが言ったので何となく納得した。最近は何となく納得することが多い。空は蜂蜜のような青さでとろりとろりと甘いもの好きな子供たちを誘うのだそうだ。それから耳。耳たぶが際限なく広がっ .... 散文的であるかも知れない
晴れ間を見つける
こころはいつも


古くはならない
あたらしくもならない
それが空なら
繰り返すものごとに
少しだけ優しくなれそうな
そんな気が ....
ランドセルから鉄屑をまき散らし
小学生たちが歩いていく
賞味期限が切れて
生温くなった答案用紙を
噛み砕きながら
テレビで見るホームレスも
ここにはいない
家がなければ居てはいけない
 ....
氷花咲いて 冷たく

紫色の唇噛んで

凍える手に息を吹きかける

冬の寒さ今は遠く遡る過去

ねむの木そっと

紫の綿毛咲かせ

触れる指先震える葉

夏の暑さ少し緩んで ....
一人部屋

並んだワインのボトルを眺めては

まだ来ぬ春にため息をつき

一人寂しく

冷たい寝床につく
冬だというのに
雨が降っている
朝 春のような佇まいに
白い木瓜が満開だ

咲き始めた紅梅の向こうに
なにもかにも霞んで見える

水を下さい いや 水を買ってください
水売り ....
あなたの隣で

あなたが想うヒトの事を想ってみた

あなたは彼女の

どこに惹かれたんだろうか

思いつくところがたくさんあって

また少し悲しくなった

手を伸ばせば

 ....
100億円でタイムマシンを売ってやる
偉そうに未来人が語りかけてきた
もちろん丁重にお断りした

生きた恐竜を見てみたいし、
地球の誕生を見てみたいけど
人生をやり直そうとは思わない

 ....
夕暮れの残照に透きとおる
樹々の枝葉のように拡がった
私の末梢
手のひらの静脈
幾度となく
訪問する季節を測り
文字にして書き写し
そしてこの夜の連なりへ
伸ばされた白い片腕から
一 ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
【_純白_】- 豊嶋祐匠自由詩5*07-1-24
菜の花- 松本 卓 ...自由詩10+07-1-24
蒼透色- Rin K自由詩30*07-1-23
君の心は黄緑色- ぽえむ君自由詩15*07-1-23
夜雪酒- 蒸発王自由詩8*07-1-23
ごめんね- 翠茜自由詩207-1-23
ことば+α- 李恵自由詩6+*07-1-23
フラグメンツ(リプライズ)_#71〜80- 大覚アキ ...自由詩15*07-1-23
四季の風が吹く- ぽえむ君自由詩8*07-1-23
夜蒼幻想- 彌月自由詩10*07-1-23
兼業恋人- なかがわ ...自由詩8*07-1-23
君は気付いてた?- し ん自由詩7*07-1-23
こわれたカッター- 砂木自由詩11*07-1-22
蜜柑- とうどう ...自由詩18*07-1-22
魔物- 優飛自由詩8*07-1-22
輪廻- 未有花自由詩11*07-1-22
風の背中- 服部 剛自由詩12*07-1-22
踊るとすれば輪舞、できれば砂漠の真ん中で- たりぽん ...自由詩15*07-1-22
計量スプーンと法律と_おいしい料理と理想の社会- 相良ゆう自由詩8*07-1-22
ステージ4- なかがわ ...自由詩5*07-1-22
アルピノ- umineko自由詩14*07-1-21
白い大きな樹- ふるる自由詩18*07-1-21
空のしるべ- 千波 一 ...自由詩28*07-1-21
制度(街)- たもつ自由詩1507-1-21
氷花_〜こおりばな〜- 彌月自由詩7*07-1-21
ワイン- DirectConnec ...自由詩8*07-1-21
みずうり- あおば自由詩10*07-1-21
独り言- yoshi自由詩7*07-1-21
タイムマシン- 1486 106自由詩4*07-1-21
忘却について- 和泉 輪自由詩1507-1-21

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