すべてのおすすめ
たとえば 空に思う様 線を引くように
臭う 修正液で
東京の地図を買い込み線を引く
川崎の地図に新しい線を引く

真っ白の線は やがて 空と地を結ぶ

たとえば 地図に思う様 線を引くよ ....
もしもわたしが秋ならば
都会のビルや街路樹ごしに
優しくあなたに
オレンジ色の陽だまりを届けよう


もしもわたしが空ならば
あなたが見る通勤電車の窓の向こうに
透んだ永遠の水色を用意 ....
ほらこんな風に
指と指で窓をつくる
その空間に映し出されるのは
きっといつか見た事のある
冷たく水を{ルビ湛=たた}えた青い空
耳をそばだてて そして
聞くのはなつかしい声
冬から冬へと ....
 
 
 


あなたには
この愛が伝わりません

ミノフスキー粒子が濃いのです




どうしてかしら

わたくしが
あなたを一番うまく
つかえるのに


 ....
正午を過ぎ、 電車に乗った。

静かな その車内で、腰かけていると、

ときに、いろんなものを目にすることがある。








その人は、片足がなかった。

 ....
君を想っている
君を感じている
君は僕が生まれてきた時
どこかに落としてきてしまった
大切なもう片一方
たとえ遠く離れていても
いつもそばにいる
そのことを
忘れないでほしい
 ....
繰り返される季節の
永遠を想う冬の朝
一面の土が白く広がる大地は
きららきららと光から音を奏で
音は寒さを物語る

繰り返される季節の
瞬間を想う冬の朝
一面の水が白く波立つ湖は
ふ ....
あなた、ずいぶん変な格好をしてるのね




色のついたメガネを

外してよ


私に障らないようにはめた手袋なんて

取ってよ

大丈夫、私壊れないから



 ....
ジム君流悪魔の辞典「団塊バカ」


団塊世代の代表「小泉政権」

彼に象徴される団塊世代の大人

世の中に対する無関心と無責任さに極まる世代

もっとも恵まれた状況に生まれ育ち

 ....
赤はあなたの朝のあいさつ
いまさらながらって照れちゃうけれど
橙大好き抱きしめてなんて
いまさらながら言えないけれど

黄いろい蝶が花びらみたい
いまなら素直に笑えそう ....
何が 入りこんでいたのかも

突き止めては いけないものみたいに
吐き出すものに 流れて 流して

ターン するために ターンさせられ
海 の 底

開けられちまった 無口な口に

 ....
  1.永遠の序章

(総論)
一人の少女が白い股から、鮮血を流してゆく、
夕暮れに、
今日も一つの真珠を、老女は丁寧に外してゆく。
それは来るべき季節への練習として、
周到に用意されて ....
僕がこの言葉を知ったのは十年前
五歳のときだった
近所に住んでいた
りんにいわれたことがきっかけだった。

彼女は僕の目の前で
めちゃいい笑顔でいったんだ
「あい・らびゅー」
僕は意味 ....
廃校舎に月がさしのべる

光の中野エントランスの階段を

少しずつ確かめるように登っていく

昔のクラスの自分席に座って

月明かりに照らされて

まぶしいので目を細める ....
まだ秋
なんていっておきながら
夕方の寒さは冬

部活が終わって制服に着替えていると
テニスコートの外に
学校で飼っている黒猫

<おい
お前は何をやっているんだい>

黒猫はた ....
白い花弁に滲んだ色は、
褪めた肌の哀しみにも似て
わずかな岩の裂け目へと根をつけた
くらしの危うさを今も孕みながら
押殺した声の倹しい日々さえ底なしに
やがて崩れ落ちる恋に焦がれて

夢 ....
よく晴れた土曜日の午後、椅子に座って読書をしていたら、ふと首筋に違和感を感じた。

不思議に思い手をやると、どうやら脱皮が始まったらしいのだ。

常に空調のきいた部屋の中では、体内時計が狂って ....
幹に巻きつけられた
青白い麦球は
今年も
明滅を繰り返す
流れる光は
高い空に昇って
どこへ

すれ違う流れに
爪先を探す男は
今年も
うずくまる
染みだらけのジャンバーを
 ....
一途なんてお人は嫌よ
一つの道しか知らない人に
アタクシ、興味はございませんの

薔薇の花束なんてお人は嫌よ
まるでアタクシが
花に劣っているとでもおっしゃりたいの

料理 ....
妥協や譲歩など 頭の片隅にもなく

安っぽい貢ぎ物などは 躊躇なく蹴散らし

自分の非や立場など 一切お構いなしで


大地を両足でちからいっぱい踏み締め

目にいっぱいの涙 ....
あなたに愛される
蝶のようには
なれなかった日

私は一匹の蛾となって
その燐粉は七色に
辺りに飛び散るのです

私の周りには虹ができ
私は私の毒に
やられてしまう

あなたは ....
わたしはプロの修繕屋

まるまる全部直すのだって

お安い御用だが主義じゃない

その場その場で繕って

さすがプロだと言わせてきた

だけど これ以上

自分を繕 ....
穏やかな風が吹く
冬の晴れた日の午後
寒い日のはずなのに
その冷たさはどこにもない

鳥たちはのびやかに飛び回り
土は生きている

めったにないこの日を
人も皆
外に出て心で祝う
 ....
初めて彼の実家にお邪魔したとき感じた
他のひとにとっては些細なこと
それでいて我慢出来ないこと
緊張して過敏になっていた訳じゃない
踏み入れてはならないもの
その家の家族だけが安らげる
ど ....
ニュースが 今日も流れている。

イヤになることばかりが流れこんでくる。

世界は どうして、そんなふうにまわっているんだろう。


また、 弱いものから つぶされていく。

 ....
その ほほえみは 生理と いわれる

世に 生まれ 立った きみは まだ 3箇月

歓喜の 波が 寄せる と “ にこ ” と わらう

ときどき 声が 洩れるのは 成長が こ ....
無口な男がもてる時代は
もうとっくに終わったかい

遠くを見つめて
佇む姿は
もう飽きたかい

一瞥すれば寄ってきた雌たちも
今では面白い奴が
好きなんだとよ

 ....
 静まりかえった夜明け前
 部屋からは見えない表通りを
 鮮やかな色の洋服を着たピエロが
 にこやかに微笑みながら
 ボールを転がし
 歩いている

 深夜の主役
 涙は止まらないけど ....
 首がスッカリ伸びきって。
 おじさんのランニングみたいになったTシャツ。
 もう十分役目を果たしたんだけれど。
 洗濯してたたんでしまうと。

 愛着なのか。
 せこいのか。
  ....
こんなに寒い夜は
こうやって電車を待っていると
たくさん思うことがある

このホームから見える海の向こう側
そこには皆がいる
僕の目にうつる町の光
あれは人が生きているということの印
 ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16259)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
僕は『自由に』頭の中で街をトレースする- アハウ自由詩6*06-12-1
もしもわたしが- さくらほ自由詩19*06-12-1
冬の窓- 石瀬琳々自由詩29*06-12-1
乙女G妄想- 橘のの自由詩1006-12-1
静かな日- わら自由詩11*06-12-1
ラブレター- たもつ自由詩14*06-12-1
繰り返される季節- ぽえむ君自由詩14*06-12-1
自信亡き彼- ANN自由詩4*06-12-1
ジム君流悪魔の辞典「団塊バカ」- ジム・プ ...自由詩3+*06-11-30
連詩_「にじのうた」- Rin.自由詩16*06-11-30
海底の瓶- 砂木自由詩16*06-11-30
寂しい織物—四つの破片_デッサン- 前田ふむ ...自由詩42*06-11-30
僕の初恋- 愛心自由詩8*06-11-30
君が好きだったコスモス- こめ自由詩1306-11-30
黒猫の便り- 緋月 衣 ...自由詩5*06-11-30
奈落に咲く_★- atsuchan69自由詩20*06-11-30
脱皮のススメ- 琉碧 翡 ...自由詩3*06-11-30
いつくしみ深く- 佐野権太自由詩18*06-11-30
リソウ乙女- なかがわ ...自由詩9*06-11-30
<人間関係入門>- ポップこ ...自由詩5*06-11-29
虹のドクガ- 三条麗菜自由詩15*06-11-29
ほこりとホコロビ- ポップこ ...自由詩7*06-11-29
冬の晴れた日の午後- ぽえむ君自由詩18*06-11-29
におい- 恋月 ぴ ...自由詩25*06-11-29
ニュース- わら自由詩6*06-11-29
エンジェル・スマイル- モーヌ。自由詩18*06-11-29
スヌーピーの多弁- なかがわ ...自由詩8*06-11-29
涙は止まらないけど- 山崎 風 ...自由詩14*06-11-29
おじさんTシャツ。- もののあ ...自由詩14*06-11-29
町と月と電車と。- 緋月 衣 ...自由詩6*06-11-28

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