すべてのおすすめ
君に会ったら言おうと思ってた
言葉がたくさんあったのに
なんでかなぁ
こうやって目の前にすると
一言も出てこないや
汚い戯れ言や
愛の賛美歌や
気の利いた言い訳や
原稿用紙30枚分ぐら ....
橙の陽に染まる
館の奥の
床に横たえられたわたしの
からだを眺めていて
窓を開けていて
風に踊ろうとするわたしの
ドレスが乱れないように
見張っていて
そこから
流れ出る血が乾き
 ....
1.I
それは私。
汚くて綺麗で
不恰好で可愛くて…
矛盾した心を抱えているけれど
ある意味では愚かしく
個性的で平凡な人間。

2.哀
それは哀しみ。
心が痛んで
辛くてあえい ....
空の曇った暗い日に 
ざわめく森の木々に潜む  
五月の怪しい緑の精は 
幹から{ルビ朧=おぼろ}な顔を現し
無数の葉を天にひらく 

わたしを囲む森に{ルビ佇=たたず}み  
ベンチに ....
ロテイトザロリィタガァル
特に意味は無いメスドアップマイブレイン
むしゃくしゃしてやったら
無茶苦茶に殴られて滅茶苦茶痛かった
だからキスしてくれ激しく
優しさのあるキスなんて要らない
 ....
電車を降りると
点字ブロックが
花野に埋もれていた

あなたはここにある花の名を
一つとしてしらない
見えることもない

それでもその眼は
厳かなほどに瞬きをするから
見えているも ....
咲き咲き揺れる
曇天ごっこ
暁に増す墓の数
もう何も変わらない
死するために生まれた
虹の掛け橋への行進
雲は綿菓子ではなかった
谷底に眠る人魚の過労死骸

満員電車が3 ....
ぱらぱらと降っていた雨の間に
少しだけ見えた
澄んだあおいろ

絵の具屋さんには売っていませんでした

とぼとぼと帰る道
水たまりの中に
もう一度そのあおいろを
見つけました
とおい、とおーい世界に行きたい
そこでは 黒と白が等しく混在し
せめぎあい 増殖し そして消えゆく場所
混じった黒は白ではなく
溶けた白は黒ではない
マーブルとなり螺旋となり
私を見下ろす ....
昨日もまた
日めくりの暦が一枚消え
昨日を生きた
言葉たちが静かに眠る

昨日一番生きた言葉は
虹だった
雨が止む間際の
ほんのわずかな時間だけ
光の芸術は空へ浮かび
心に架かる
 ....
漆を塗り
さらに金箔を張った
豪華なわたしの部屋には
窓がありません

窓際無いのトットちゃん

トホホ

髪が伸びる
ゴムのように伸びる

オホホ

扉を窓にかえようよ! ....
ハチャメチャな人生
何がなんだか分からない
殴られ蹴とばされ
暴言を吐かれる

魂を悪魔に売ったあいつ
心のあり方が悪い
点取り虫で媚を売るあいつ
愛がない

人の幸せを考えない
 ....
言葉の中に
小さな石を見つけた
それはとても赤く
とても美しい色で
鳥を打ち落とした
飴玉を噛み砕くように
その{ルビ皹=ひび}のはいりかたのように
割れてしまうのは
誰で
何故なの
五月だ
熱くも冷たくもない
こんなふうにあるだけの季節に
遠いからうつくしい
空はそ ....
ずっとむかし
ひとも蛇のように脱皮したのよ
そう言いながら
そのひとは裸になりました


きょうは
わたしの水が澄んでいるから
涙の色がよく見えるとか
そんなことを
とつぜん言 ....
月に咲く花は
彩をもたないの

透明は何にも
染まりはしないから

儚げで
それでいて凛として

月の花は
誰にも見られずに
ひっそり咲き誇り

ひっそり散っていくの ....
帰り道を歩いていたら 

  ぽとん 

となにかが落ちたので 
ふりかえった地面には 
電池が一つ落ちていた 

( 塀越しの小窓から 
( 夕暮れの風に運ばれる 
( 焼魚の匂 ....
 世界は忙しく陰口をささやくので
 僕は今日もさりげなく諭してやる
 満月の夜
 聞き飽きた音楽を流しながら
 冴えない毎日にバイバイ

 魔法使いは大変だ
 お母さんに内緒でほうき ....
そうしてノートを閉じますと、随分時間の過ぎたようでした。
季節も時間もとち狂った朝顔について、見てこなければなりません。
でないと、ほんの2ミリの成長を見そびれるとも限りませんから。
ええしかし ....
またどこか 頼りなくて
足元が おぼつかない

そんなときは

ふと

青く霞む空に

あなたを みつける
遠いあなたに 手を 伸ばす


あなたは いつも優しい
誰にも  ....
消えた小龍包

せいろの中に こじんまりと佇んでいたはずなのに

蓋を開けたらいなかった

一日の疲れを癒すあの甘い肉汁も無くなった

れんげの中で慎ましやかにしながらも誇りを持ったあ ....
俺は俺の頭を手に入れた
俺は俺の体を手に入れた

かみさま 俺はそんなに屈強な男に見えるか?
頭なんて相対性理論なんて弾き出さないぜ
体なんて防弾仕様でハイパワーとかじゃないぜ
 ....
ガンダムのプラモが砂浜に突き刺さっています。


(((僕の時代は終わったんだ)))


昨日、山下の友人にパクられて、
泥んこにされて、
右腕へし折られて、
自転車のかごに入れられ ....
新緑の赤らめる
夕暮れの畔
終わろうとしている黄金の陽が
出来事を染め上げていく


水面で月が戯れる
影絵のようにたなびく振動

弧を描きながら
擦り寄せた声
求愛の儀式


どこまでも響く愛の歌を ....
              カーテンが
               カーテンの
           まま生まれている カーテン屋の
            カーテンの奥、カーテンは
  ....
 わたしたちのうつくしい夏は過ぎ去り
 ただ ぎらぎらとした陽炎ばかりが
 道すじに燃え残っているけれど
 二度とあうことのない確信は
 耳元で鳴る音叉のように
 気だるい波紋をいくえにも広 ....
どきん どくん
私の傲慢な心臓がこだまする

どきん どくん
なんてわがままなのだろうか!

どきん どくん
まるで反抗声明だ

どきん どくん
しかしあるいは自慰行為の後のようで ....
さようなら 風

ごきげんよう いのち

あなたのすきとおったあつみ

やぶれるようにさきなさい
幼い頃の夢
ケーキ屋さんだの歌手だの警察官だの
それがどんなものかも知らずに
なりたい なりたいと喚いていた

ちょっと背伸びして周りを見回してみたら
なんだか急に喚いてるのが恥ずかしくな ....

初夏の山は
いいにおいをしたものを
たくさん体の中に詰めて
まるで女のように圧倒的な姿で
眼の前に立ちはだかってくる
たまに野良仕事をしている百姓が
山に見惚れていることがあるが
 ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
秘密- イヴ自由詩307-5-18
しあわせ- 蛇ノ宮自由詩407-5-18
あい- 麻生ゆり自由詩4*07-5-18
森ノ潮騒_- 服部 剛自由詩13*07-5-18
じゃじゃんがら- 虹村 凌自由詩3*07-5-18
午後_p.1- ロカニク ...自由詩1107-5-18
嘘吹き- ヨルノテ ...自由詩207-5-18
捜し物- 小原あき自由詩19*07-5-18
灰色の世界- 麻生ゆり自由詩4*07-5-18
言葉の暦(No.001)- ぽえむ君自由詩12*07-5-18
私の無意味な一生- 七味とう ...自由詩7*07-5-18
やな奴- ペポパン ...自由詩5*07-5-18
プロテナリア- プル式自由詩6*07-5-18
碧鉱石- 水町綜助自由詩19*07-5-18
結婚- yo-yo自由詩8*07-5-18
月に咲く- 優飛自由詩8*07-5-18
秋刀魚_- 服部 剛自由詩14*07-5-18
わがままですか?- 山崎 風 ...自由詩407-5-18
朝夕- ICE自由詩3*07-5-18
遠くの白- 麻生ゆり自由詩4*07-5-18
【消えた小龍包】- つむじま ...自由詩5+*07-5-18
ホロコースト- maynard自由詩207-5-17
プラモ- ひろっち自由詩3*07-5-17
夏夜の郵便屋- 見崎 光自由詩6*07-5-17
貝殻のような巻き方- ハンドル自由詩107-5-17
暗渠- 月夜野自由詩17*07-5-17
鼓動- 麻生ゆり自由詩2*07-5-17
つぼみ- つきのい ...自由詩1707-5-17
花咲くピエロ- 紫苑自由詩3*07-5-17
初夏- 吉田ぐん ...自由詩4307-5-17

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