すべてのおすすめ
             121112



輪切りにされた風景
などくとどくがが
買ったばかりの風景に溶け込んでは
ふうすけと鳴る
ふうさくになり損ねる
ふりんとうのう ....
{画像=121112003029.jpg}


人はみな心の中に
自分の花園を持っていて
色々な花を育てている

私は一つの花壇に飽き足らず
ネットを彷徨い
この花園を見つけた
私 ....

タトン
タタ
雨が大気にあふれ出す
地は吸い込んで
水流が闇にあふれ出す
ヒトはみな小動物
家のなか
葉陰の小鳥たちの夜を案じ
明朝の我が身を気に病む
石くれになる傘の中

 ....
ゼンマイ仕掛けの時間は
古い鳩時計みたいに装飾されてさ

彼女だって珍しくつけまつげをしてる
僕はピンクのカーテンの裏側は何色か考えてる

演奏者の孤独と陶酔
空から蜘蛛が降りてくるなん ....
僕が降ってきたよ
無数の

堪え切れずに
僕が

地面に突き刺さろうとして
ザザズ

濁った悲鳴をあげているよ
無数の

僕が降ってきたよ
止めどなく

所嫌わずに
 ....
人の心に耳を澄ませた金曜日
聞こえてくる様々な声に
目頭が熱くなった

人の声に耳を塞いだ土曜日
何度も繰り返した同じ言葉
口にだしてしまえば、泣いてしまいそうで
唇をぎゅっと噛みし ....
ラジオで誰かが言っていた
「小さなことからコツコツと」を
「小さな琴から骨骨と」なんて変換していた翌日
ご近所でお骨発見のニュース

家族すら知らないうちに家の中で骨になるのなら
たぶん友 ....
がらんどうの箱
窓枠から向こうの風景が見える

いや

もはや窓枠ではなく
ただの開口部

風通しがよい
では済まされぬコンクリートの塊


荒涼としているのは
今にも泣きだ ....
最後にはジキタリスの色を塗った
幼児期は三叉路で堕落
その手足ばらばらで踊る
むこうずねで待つ

最初には赤い頬
サボテンに棲む昆虫を
こまかくくだいて夕日色
ママはしばらくおそくなる ....
らら空が音をつけて見ている

 見えない色 らら空の音

眠っている瞳 生きている耳

 らら空が音を変えて知らせている

色をつける耳 眠っている瞳に届く らら空の音

 近くか ....
そんな事実まみれの話をしないで。


朝、光のふりそそぐ首都圏に溶けだしたチョコレートのせいで、つ
づいていく肥満児の行進。破綻した都市計画が描くメープルシロッ
プ、キャラメ ....
ふと見上げた先

無数に輝く星たちがいて
漆黒の闇があって
一際光を放つ月があって

そして私がいる

その断片に過ぎないワンシーンに
貴方を加えて

手を繋いで見れたなら

 ....
わたし時間です
あなたの時間です
わたしはあなたの中にいます
だから
わたしとあなたは同じです

わたし時間です
似ていますが痴漢ではありません
でもあなたはわたしがうとうとしていると ....
車で信号を待つひと時は 
役者が舞台にあがる前の 
あの瞬間、に似ている 

交差点を 
右から左へ、左から右へ 
車はゆき交い 

のたり、杖をつくお爺さんと 
たたた・・・と駆け ....
文句が有るなら言ってみろいいえ別にありません

お前の態度が気に食わない文句があるなら言ってみろ

いいえ今日は用事があるのでライン長様に文句なんて

我慢だ、足軽社員は我慢が命と心の叫び ....
昼下がりの公園
子どもたちが四、五人集まって
わいわいやっている
何だろうかと覗きこんだら
身体が一番でかい男の子が
カマキリを手に持っている
青い立派なカマキリだ

「今から、このカ ....
さよなら
と言いながらつむじ風
くるりと巻いて
さよなら
ともう一度

こんにちは
とは言わないで
何度も
何度も
さよなら

止まらない銀河鉄道
開かない窓からアンドロ ....
今年も行った サーモンデー・フェスティバル
鮭が地元の川に戻ってきたことを祝う
アメリカ・ワシントン州イサクアという町で
毎年行われているフェスティバル

お祭りといっても
焼きそばやお好 ....
春に生まれた掌が
今 燃えている
血管に赤い血をめぐらせて

秋の沸点はとても低い

燃え尽きたあと
何もつかめないまま
地に落ちる たったひとつの
例外もなく
執着もなく
燃え ....
                  121109



見かけない顔ねと
とりあえず声を掛けられたのですが・・、
触るやいなや鳳仙花のように種が弾けて飛んで行ってしまうのではないかとその目 ....
見上げると木の葉はもう染まっている

風もずいぶんと冷たい

そうして

風で葉が落ちているのを

何も考えずに眺めていると

いつのまにか私が大切にしてきたことも

こうして ....
いっぱい有りすぎて涙も出ないのさ
彼女に子供ができてでも僕に仕事が無いこと
あるいは仕事はあってもやつらとうまくやれないこと

詩の題材ならいいが現実は
どこにでも有る歌の通りだ

ぼく ....
美しさがある見えない糸の整列にあるなら
その糸の端っこをちょっと引っ張ってみたい

その僅かなゆるみが美しさを引き立てるのだろうか

謎解きが残された人生が美しいように
言い切らない余韻も ....
海に心を映してみれば
おんなじだよと
波がいう
満ち足りぬ
満ち足りる
くりかえす 
やさしい
さざ波
きみのことばは

秋の冷たい雨のようだね

仄かな愛の燃えかすを

ひとつ ひとつ 丁寧に

つまむように消して行く

夏の陽射しに彩られた

一輪の記憶が今しがた

明け ....
目が合ったのさ
葉っぱの ちゃんちゃんこを着て
寒いのが来るぞって わいわい ざわざわ言わせながら 走って来たんだ

でも 目の前で一人が つまずいて

だから 分かったんだよ 赤いちゃ ....
色とりどりの家屋の間から

寒そうに青褪めた電柱が

天に向かって一斉に

我も我もと、腕を伸ばしている。

十一月の風は冷たかろうな。

そうして彼らは、その短い指で不器用にも懸 ....
秋雨

影は
よると重なる

夜明け
カラスたちの声を信じることから
始めよう
引き戸の開く音


そうして一日が始まる
消えた家族のその後は誰も知らない
あのあたりの地主だったという 長男が
次々とこさえた借金を返済するために
土地を売り飛ばし とうとう最後は自宅まで
手放したらしい

跡地にはマンションが ....
もうすぐ君の好きな

冬が来る




冬が最愛の

季節だなんて

高村光太郎みたいだねと

僕が言ったら



そんな人は

知らないと ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ふうすけ- あおば自由詩6*12-11-12
人はみな心の中に花園を持っている- beebee自由詩27*12-11-12
水の夜- salco自由詩11*12-11-11
辻音楽師- 梅昆布茶自由詩1412-11-11
土砂降り- nonya自由詩16*12-11-11
週末- 三奈自由詩1612-11-11
小さなことからコツコツと- ただのみ ...自由詩21*12-11-11
解体される団地- kauz ...自由詩11*12-11-10
三叉路- ふるる自由詩9*12-11-10
らら空- 朝焼彩茜 ...自由詩812-11-10
不思議ちゃん無双- しもつき ...自由詩17*12-11-10
ある夜に、- 柊 蒼衣自由詩412-11-10
わたし時間です- イナエ自由詩8*12-11-10
交差点にて_- 服部 剛自由詩1212-11-9
爆発_2012_11_9- ぎへいじ自由詩12*12-11-9
【_カマキリの災難_】- 泡沫恋歌自由詩15+*12-11-9
さよなら- 乱太郎自由詩25*12-11-9
サーモンデー・フェスティバル- 夏美かを ...自由詩13*12-11-9
- そらの珊 ...自由詩23*12-11-9
とりあえず- あおば自由詩7*12-11-9
秋の飛翔- 灰泥軽茶自由詩15*12-11-9
上手くいかないこと- 梅昆布茶自由詩1612-11-9
見分けるちから- 梅昆布茶自由詩2312-11-8
さざ波- そらの珊 ...自由詩1912-11-8
冷たい雨- ただのみ ...自由詩22*12-11-8
ちゃんちゃんこ- ぎへいじ自由詩10*12-11-7
絡まったあやとり。- 元親 ミ ...自由詩712-11-7
無題- seniri自由詩4*12-11-7
消息- そらの珊 ...自由詩1212-11-7
冬の花- 多紀自由詩13*12-11-7

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