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仄かに 風
責務を まっとうする 陽光に

五月 草木
いよいよ その 勢いを増す

光を受けきり たゆたう 我が身

午前の 陽光は 
ストレートに 清く
この身は しっとり 息 ....
つつじよ つつじ
覚えていますか


 あの子も まだ ななつ

 指切りの 次に 甘い蜜

 目覚めるほどに あか

 明日は

 見惚れるほどに もも


どうし ....
捕まえた蝶々を逃がしてやる
ガラクタの中から見つけ出した
君のような美しさを見る

近づいたね
もう戻れないのに
知らないよね
こんな言葉の意味

見苦しいばかりの詩を
不器用な腕 ....
海からやってきたその風は
夏を通り抜けてゆく
海辺の松林をさっと過ぎ
細い坂道を力強く上ってゆく
木造立ての駅が見える
自動販売機で飲み物を買う人に
あいさつをする
言葉は出せないけれど ....
ショパンを弾いて
ノクターン
振り向かないでそのままで
夜をつむいで
夜をつないで
けして何処にも逃げないように

ショパンを弾いて
指先が
わたしを思い出さないように
雨をほどい ....
研ぎ澄まされたナイフで空を
切り裂いた太陽は
六十億もの穴の空いた
大地にやがて沈んでゆく
プラタナスの葉に覆い被さるように
牧羊神の与えた息吹が
薄いガーゼとなって絡まる
初夏の森を中 ....
ぷくぷくとうまれ落ちるみどり

重なって、傘鳴って、昨日も雨

折りたたまれていく日のひかり

雨降りお月さんを泣かしたのは

さくらのかんざし、つげのくし

ヴィーナスにご執 ....
満月の夜
神様は君を見た
そこで見た光は

ふわり
ふわふわ
月泳ぐ
ゆらり
ゆらゆら
光踊る

満月の夜
君が見た
宇宙眺めて君思う

ほわり
ほわほわ
月笑う
 ....
闇の中で厳かに

点滅を繰り返す

淡い金色の光

甘美な夢は仄か

極寒の海に漂う

藍色の氷山の群れ

現実は冷徹

孤立している魂

不安が彩どる ....
たった一人に揺るがされる自分に
少しだけ嫌気がさしてきて
ちょっと意地悪しようとしたけど
結局二人だとばれてしまう

あの頃は楽しかったけど
今は楽しかった?

好きな子はいじめちゃう ....
帰ろうとしたら壊れていた
自転車
サドルが遠く 曲がって

きっと人ごみに
押されたのだろう
かたちあるものは壊れていく
いつから
怖くなくなったんだろう

父の記憶も
それに似 ....
            2007/05/04


短く言えば
ロック
手短にロック
川越線のロック
東北本線のロック
東西線のロック
埼京線のロック
西京漬けの鰆を購入
ボラの ....
愛されることに慣れてしまった僕は
不用意な言葉を君に投げかけて
信頼されていることに安心してしまった僕は
君を裁き続けることをやめようとしない。

ただ愛して欲しいと思う二人の人間が
 ....
 今日、本棚を探っていたら

 高校生の頃に作った手作り詩集が出てきました。

 懐かしく読んでいて


 つい 現代詩フォーラムに投稿してしまいました。


 若かりし頃 ....
■ どんなにカッコイイ言葉で着飾っても意味ないんだよ…

■ 去っていく貴方に言葉は届かなくて 後ろ姿をただ見つめてた

■ 消えた言葉 消えた絆 消えた温もり 消えた…君

■ 思 ....
見果てぬ夢を抱いたまま
いくつもの夜を越えて巡ってきた


摂氏34度
陽炎のような曖昧な輪郭
記憶と現実が交差して
今 密やかに始まる
8月の同窓会


かくせぬ僅かな緊張
 ....
とけない魔法 いつまでも
まぼろしのプールをおよぐ
ゆめの中 しあわせなのは
まぎれもなく君がいるから
さらば地球よ

我が生涯に一片の悔い無し

夢のまた夢

ドラえモ〜ん

死ねばいいのに

どうにもこうにもまこっちゃん

一人はみんなのために、みんなは一人のために

死 ....
暗がりのなか 痛みを見つめる
舐めとるように
呑みこむように


ひとつの静寂と
ふたつの静寂を
片目は聴く


雨が近づいてくる
羽をひろげ阻む
丘に棲むけだもの
 ....
記憶のかたわらで
あの人の奏でる、ヴィオロン

夜想曲は、もう
恋のできない私に似合いね
と わずかに唇をゆるめてから
伏目で弾いた鳴きやまぬ、旋律
それはどうしても、波としか呼べなくて ....
たこの入ってない偽物のたこ焼きを
俺たち、食べ続け
成犬になるまで幼犬を
俺たち、育て続け
そのあとはライブハウスで
ヒトデの数を愛と間違え
隣の人に怒られている
ロック、俺たちのロック ....
吸い込んだ肺が
うすむらさきと群青のすきまで止まる
絶えられなくなって
風の匂いのせいにする

つめたいガラスが知ってる よるの密度
ひとつずつはがしていく
その指先で  ....
夢は 走る

清らかに 鮮やかに
初々しく 若さにまかせ
たくましく 力強く
加速度を上げていき
速く 速く
地球を 一秒間に 七まわり半の
スピードで やがて
夢は  ....
.


笑う事をやめた月
わたしはそれを
悲しみと呼んだ
いつからかわたしたちは
色を忘れてしまい
光を失ったまま
月と一緒に
やせほそっていく


ここは
あの人のいない ....
近くて遠い
二人の距離



いつになったら
縮まるのでしょう




私から近付いても
いいですか



あなたは上手にはぐらかすから

きっと 本当は駄目なのね ....
  夜よりも深い夜
  闇よりも暗い闇
  黒よりも黒い黒



  動き出したのは記憶
  紙袋のこすれる音がして
  ひとりの少女が立ってた



  笑いと涙を一 ....
君は私があげた花束が
造花だということにも気付かずに
毎朝、律義に水をやってる
 雨の日の風景は
 その距離感と質感を増し
 妙なほどに生々しく
 そのくせどこかよそよそしい


とどのつまりが
どん詰まり
この突き当たりの風景も
何度か見た事がある
ここも歩 ....
寂しさが飛び散る!
君に当たれば本望です
だから今夜は寝ない!
星空を眺めている君に
流れ星が降ってくるまで
あいつと君がくっつくまで!

騒音は嫌い
だから大音量にして
逃げる!
この世の何処かで眠ってる

完璧の愛がほしい

黄金とルビーに守られた

完璧の愛がほしい
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
日輪_責務をまっとうし- アハウ自由詩707-5-5
*つつじ*- ちと自由詩6*07-5-5
産声- おるふぇ自由詩507-5-5
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- 高槻 空自由詩10*07-5-5
太陽と沈黙- 村木正成自由詩8*07-5-5
*木漏れ日隠れ*- かおる自由詩10*07-5-5
海月- 美月朱恋自由詩3*07-5-5
新月の夜- ジム・プ ...自由詩9*07-5-5
淡色の生物- チェセロ ...自由詩407-5-5
素数- umineko自由詩17*07-5-4
詠えるロッカー- あおば自由詩3*07-5-4
星屑- 七尾きよ ...自由詩3*07-5-4
いつもの街- ae96自由詩307-5-4
いちぎょうのうた7- 朱華自由詩2*07-5-4
8月の同窓会- 渡 ひろ ...自由詩5*07-5-4
とけない魔法- ゆうと自由詩3*07-5-4
情報操作- 太陽の獣自由詩207-5-4
夜へむかう- 木立 悟自由詩1107-5-4
渚のヴィオロン- Rin K自由詩29*07-5-4
詠えるロッカー- たもつ自由詩11*07-5-4
夕風- アオゾラ ...自由詩8*07-5-4
旅の末- 小川 葉自由詩607-5-4
欠けた月- 今田コボ自由詩9*07-5-4
距離- 蓮未自由詩1*07-5-4
とてもひどい雨だった- 草野春心自由詩307-5-4
花束- 快晴自由詩4*07-5-4
「過剰演出」- ゆいしず ...自由詩207-5-4
隕石- ゆうと自由詩5*07-5-4
宝島- ルリコ自由詩107-5-4

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