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金魚、金魚
あか き くろ しろ
口呼吸 池の中

金魚、金魚
ぱしゃ ぱしゃ 葉の下
ひれの翳り 波紋ひとつ

金魚、金魚
はなびらのお船 浮かんでる
口に含んで 吐き出した
 ....
ねえ、泣かないで


君が泣くと

僕まで泣きたくなる
切なくなる
悲しくなるんだ



君の泣き顔も
どんな顔だって
大好きだよ


けど、それ以上に

僕は君の ....
コンビニのレジの後ろに 
「 迷子です 」 
と貼り紙のついた 
こどもの靴が置かれてた 

つまさきをそろえた 
寂しげな迷子の靴 
なぜかぼくの足にぴったりに思え 
後ろ髪を引かれ ....
木々のはざまに見える鉄から
遠のくことのない冬の星から
ひとりはひとりを指さしながら
凍るように降りてくる


潮騒に似た
生きものの音があり
坂の途中にかがやき
のぼる ....
今以上の暮らし 恵まれた才能
何で こんなにも無い物ねだりなんだろう
絶対的に埋まらない 心の隙間が僕に語りかける

きっと みんな どこかで救いを求めている
まるで 当てはまらないパズルを ....
ぼくのかばんは空の色と同じだ
青いような白いような
どっちにしても気持ちいい
空より入らないけど
たくさん入れることができる
テキストとノートや筆箱を
ぎゅうぎゅうしながら押し込めて
背 ....
狂い始めた思考を
自動制御できない


視界に映る全ては
モノクロームの日常


気違えた私が
何かしでかす前に


あの朝の幸福な
記憶の檻に閉じ込めて
窓を 開けると
素敵な 朝の風
優しき 風が 頬にキス

目を閉じると
雨音が
やさしく響く
朝の音色

慌ただしい朝の
優しき 音色
穏やかさの優しき
雨と風のシンホニー

耳を傾け
こころ静かに
 ....
   子供じゃないから帰らない
   (まるで子供のようだ)

 室内だから

     ちなみにいつまでマスクをし(以下雑音で聞き取れず)

たしま経を折曲余紆   なかなかの
紆余 ....
はなさか爺さんのこぶは悪性の腫瘍だ。
だから{ルビ喫緊=きっきん}に手術を要した。
けれど、爺さんは聞く耳を持たない。
聞く耳を持たないから、耳をナイフで切り取った。
赤いものがきれいに飛んだ ....
シマウマの
背中のたてがみは
かっこいいね
乾いた大地で
凛とした立ち姿
整然と並ぶ縞模様は
ガゼルたちの土煙にも
動じない強さ
地平線の奥に
夕日
道路沿いに
閉園後の動物園で ....
あなたの唇と
わたしの唇は
近づけば引かれ合い
重なり合います

だからわたしたちの引力は
この地球よりも強いのです

月の引力で
潮の満ち引きが起こるように
あなたに近づくと
 ....
屋上にいると からだはんぶんずつ消えていきそう ゆうしてっせんが空をてっぺんから
だめにする、僕のあしもとのおもみがなくなり、飛んでいく鳥の骨を抜きとってしまった、
「ひる」口にできない。つた ....
木がいさぎよく裂けてゆく。
節目をまばらに散りばめている、
湿り気を帯びた裂け目たち――みずの匂いを吐いて。

晴れわたる空に茶色をばら撒いて、
森は、仄かな冷気をひろげる、静寂の眩暈に佇む ....
太陽は旅人に微笑んだ
旅人は異国の地の砂を一掬い
病院で眠っている少女の枕もとに置いた

サラリーマンは缶コーヒーを片手に地面を見る
いつの時代だって影は黒い
グループから追われた女子高生 ....
光りの差し込まない部屋の中で
蛍光灯の下 白いノート
灰色の罫線の上に
はにかむ口元を今日も書き取る
鉛筆で書かれたそれは
何度も繰り返す
さようなら

午後の堤防の上で
潮風によろ ....
小さな鳩の影
追い掛ける子供
白い世界
切り抜かれた家族
飛び立つ

止まる
時間
さくらの便りが届く頃にいつも思う

4月が新年度だからか
裸ん坊だった樹々が
色を着飾っていく時期に呼応するように
春は変化のとき、旅立ちや新しい出会いが

その大事な一歩を踏み出す為に ....
きづきたなかった。

こんなにひかれてたやなんて

きづきたなかった。

しらんうちに

めが

あんたをおってる。

ちかづいたり

やさしくされると

かおまっ ....
桜の開花を待つことなく
君たちはゆく

若さとは強さであり
同時に弱さでもある

だけど安心しなさい

私が信じる君たちは
無限の可能性を持っている


桜の開花を待たずに ....
やさしくなれないのは ちょっとだけ

オーバーしてしまったから





あかいひよこと あおいひよこは

気持ちの 端っこと 端っこを ひっぱりあいっこ

倒れない旗は 少し ....
いつも電車の中から眺めていた
いちめんの菜の花畑
あこがれは日々つのって
あの黄色に身をうずめたい
私の何かが変わる予感がするから

電車は目的地まで
定めのままに運んでくれる
 ....
仕事の後に飲む酒はほんと天国だな
そう言い放ったあなたの黄色いTシャツにデカデカと
Go to HELL!と書いてあるのはなんとも粋なんだ。

最近腹減らないんだよなあ
そう言い放ったあなた ....
挨拶代わりにスカートを捲ったり
身長の事をからかってみたり

あいつを目の前にするとなぜか
いじわるしたい気持ちになるんだ

怒った顔を見ると楽しくて
お弁当のおかずを横取りし ....
その竹薮の中は時が止まっていた
動いているものは風と
竹の軋む音だけ
空を見上げれば
青空の中を積雲が静かに流れる
心の中では
懐かしいオルゴールのメロディーが
小さく流れている
理に ....
子どもの頃に見た万華鏡
キラキラ光る

ガラスの街

ステンドガラスの
素敵な 街並み

くるくる回る
虹色の輝き

煌めきな彩りを
うみだす
魔法の国

あの道はキラキラな
魔法の道

キラキラ魔 ....
書き留めない言葉はまるで
午前4時に聞く雨音
軒先をつたい終えた一粒のしずくは
もう元にはもどらない

心臓からきっと少し離れたところで
痛んでいる感情
あなたの心拍数に合わせているのに ....
とりあえず
朝の
おはよう
がやけに染みる日
今まで
何回忘れてきたのかな
きっと
そんな日は
こんがりトーストも
不味かったはず
近所の猫も
鳴かなかったはず
おはよう
っ ....
 鏡で右眉を見るとある情景を思い出す
 それは小学校の近くにあるセブンイレブンだ
 町は密封されていて しんとしていて 根雪が積もっている
 正月だからだ
 僕は行く当ても無いまま町から町へと ....
 もう夜明け前になりました
 あなたは夢の荒野で戯れていることでしょう
 
 時間は枕元に転がっています

 どんな色の新しい日が僕達の行く手に待ちうけているのでしょう

 世の中は混沌 ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
金魚、金魚- ミゼット自由詩5*07-3-18
笑顔も涙も- 蓮未自由詩4*07-3-18
「_迷子の靴_」_- 服部 剛自由詩13*07-3-18
ひとつ_ゆれる- 木立 悟自由詩807-3-18
答えのために- 蒼穹自由詩4*07-3-18
空色のかばん- ぽえむ君自由詩11*07-3-18
記憶の檻- 衿野果歩自由詩307-3-18
優しきメロディ- 鈴鈴自由詩5*07-3-18
断片ノート- 鳥獲自由詩4*07-3-18
ルーレラ- ひろっち自由詩5*07-3-18
サバンナ- 夕凪ここ ...自由詩707-3-18
引力- 三条麗菜自由詩15*07-3-17
低空飛行- つめきり自由詩17*07-3-17
森の心象___デッサン- 前田ふむ ...自由詩25*07-3-17
太陽の微笑み- 五十川由 ...自由詩9*07-3-17
悲嘆- 及川三貴自由詩13*07-3-17
太陽とルービックキューブ- プル式自由詩7*07-3-17
*青白い街灯の下*- かおる自由詩14*07-3-17
す。きだよぉ。- 愛心自由詩7*07-3-17
卒業する子供たちへ- ベンジャ ...自由詩10*07-3-17
- まりも自由詩4*07-3-17
菜の花畑- 九谷夏紀自由詩907-3-17
粋。- もののあ ...自由詩19*07-3-17
初恋- 1486 106自由詩12*07-3-17
平和な一日- ぽえむ君自由詩9*07-3-17
万華鏡- 鈴鈴自由詩10*07-3-17
午前4時に- ku-mi自由詩12*07-3-17
おはよう- 倉持 雛自由詩407-3-17
眉毛から思い出す或る情景- はじめ自由詩6*07-3-17
ミラクルミート- 山崎 風 ...自由詩607-3-17

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