すべてのおすすめ
近くにいるときよりも、
離れて過ごしているときの方が、
もっと ずっと
気になるものなんだなあ。
家がある
物がある
食べる物がある
楽器もある

思想がある
知識がある
道徳がある
自由もある

夢がある
希望がある
未来がある
命もある

家族がいる
友だちがい ....
新しい町で
食料品を買う
就寝の手順について
思いをめぐらす

建物はどこかに
年輪を隠し持っている
タンポポの茎が
配管されている
新しい町への食欲と
昼時の食欲と
どちらが本 ....
あなたは色を嫌い

何色にも染まらず

透明な輝き


風の様に駆け抜けて

人の心を色づける


あなたは忘れ得ぬ

人に心を囚われて

永遠に輝き


雨にな ....
ぼんやりとした夏の中で
ため息をつく
空気の動きは何も見えず
目の前にあるものが
ゆらゆらと揺れていて
今はただそこに
乾いた土が滲んでいる
見上げれば
青い空があるようだが
その色 ....
寒い、と言うと
あなたはわたしの肩に
そっと
うなぎをかけてくれた
 
ぬるぬるして
うなぎも鳴くのだと
初めて知った
うなぎのさばき方を
教わったのも初めて
 
大人の恋は
 ....
幸せが溢れて零れていく

でも拭かなくていいの

きっと蒸発したら

また幸せな空間にしてくれるから
あの娘の事が好きですか
いいえ好きではありません

あの娘と共に生きますか
いいえ私は逃げだすでしょう

ならば何故その身を焦がしたのです
何故想いをたけたのです
それがどれ程酷い仕打 ....
たったひとつの言葉を抱えて
俺たちは生まれてきたんだ
でも最初にリンゴをかじった日から
あんまり月日が流れていって
別れ別れになって俺たちは、忘れていった

それからどれだけ俺たちは独りで ....
柔らかなシーツのうえで目が覚めて
ああなんて暴力的なまいにちなんだろう
とおもった

日記を書く習慣はあっというまにモノクロになって
美しい夢物語ばかりが微笑んでいた

彼は
嘘をつく ....
目が覚めたら、いつも通りの真っ白な天井。
うんっと伸びをして、立ち上がる。
顔を洗って、朝ごはんを作ったら、新聞を取りに行こうかな。

ゆっくりゆっくり歯を磨いて、少しずつ少しずつ目を覚ませば ....
 僕は毎週土曜日に君の家に行くことになった
 交通手段はバス 季節は感じない
 途方もないほどの時間をかけてバス停に着く
 それから記憶にきちんと刻まれた君の家の道のりを行く
 君の家に着くと ....
人を殺そうと思いました
私はまだとても幼いので
私が人を殺せば
とても大きなニュースになるでしょう

私は殺すための人のリストを作りました
私の周りにはいい人ばかりでしたので
 ....
山が逆立ちした
湖も根こそぎやられた
山は雲にしっかりと根をはり
湖は空になった
妻にそのことを知らせたら
なんでもないような顔をして
テレビを指差すので少しがっかりした
私は逆立ちした ....
固く握りしめた右手を抑え怒りと憎しみを燃料とし
痛みを言葉へと拳を隠し心を鼓舞し歌うMC
1年中1円の価値も無い歌詞をただ作り続け
理想の奥で右往左往する奴の右脳左脳を感化する
眼下に広がる人 ....
涙と笑顔が

ケンカした。

お互い

意地っ張りなのは知っているから

涙が一つ提案をした。

「せ〜の。で一緒に謝ろうと。」

それを聞いた笑顔はコクリと頷き

涙の合 ....
ともだちの女の子
泥んこのなわに吸われた

ともだちの男の子
美術室のしろかべに吸われた

ともだちのお姉さん
公園に棲むおとこに吸われた

ともだちの変な子
夜景に沈むゆうや ....
詩 って なんだろうね?
君がぼくに訊ねる
ぼくは 脱いだばかりの
クツ下のにおいを無心に嗅いでいて
君の問いに答えられない
君の目とぼくの目とが ゆっくり重なる

たとえば 早朝の ....
     はるのひなたのタンポポみたいに

     ぱっとわらったキミのもとには

     しあわせはこぶ きいろいチョウチョが

     ひらひらと ひらひらと

   ....
白にだって
暗い部分はあり
黒にだって
明るい部分もある

規格化された文字にだって
心があり
心が豊かな人にだって
画一もある

すべてのものは
動き
動き続け
変化し
 ....
   1
春一番がやってきても
私は寒さで震えてる

桜の花が咲いたけど
やっぱり吹雪が吹き荒れる

土筆が顔を出したけど
蕗の薹すら眠ってる

つばめが海を越えたけど
未だ雁が ....
あなたの間接的な答えが
会話の中でぽつんと置き去りにされているから
わたしはいつもその言葉を
あなたの指先や瞳の動きに合わせて
分析することで夜が終わる

眠る前に「おやすみ」が言いたくな ....
ただの憧れだけだったなら どんなに楽だろう
数歩先を歩く後ろ姿 顔なんか見えなくたって
笑っているのがわかる 距離

目分量で注いだ優しさ 芽吹く日が来るのはわかっていた
君の心と 僕の心を ....
自らのベッドで夜が襲ってくる日
雨はかなしいという詩人と
孤独はさびしいという詩人の
穴という穴にキューピーマヨネーズを
入れたくなってしまった自分は
果たして自らが望んだ本当の自分なのだろ ....
沼に霧 立ち込める

そのように
寂しげな 繁華街の一角は
その 二階まで湿った汚泥
感情のむせび泣く 湿潤に覆われ

時は初夏
汚泥の沼に白蓮 
救世の観音
その華に座す

 ....
「もういいかい。」

「まあだだよ。」

少しずつ小さくなる声と

少しずつ変わる風向きと

押しつぶされそうな恐怖。

全てが消える、その一瞬まで、

「まあだだよ。」
今日の風は西から湿り気と
憂鬱の温度を運んで
まだ頑ななガクアジサイの毬に
青、を少しずつ与える

日増しに色濃いぼんぼりを灯して
夏空の予感を語るのは
滲む青と翠と


傘の冷た ....
まけるもんかと
うたってやるんだ。

まけないで
まけるもんかと
うたってやるんだ。

せかいじゅうにとどくくらい
おおきなこえで
うたうんだ。

かってないからって
まけた ....
オレンジの夕焼けを背景に
寄り添う
小鳥のような
高校生の恋人達は
帰り道
逆光でシルエットになり
まるでひとつの
宇宙になった

確かに繋がった
純粋な手を
誰に引き離す権利な ....
  両手に抱えられるだけ
  かなしみを抱えて
  捨てに行く
  穴を掘って
  花壇の真ん中辺りに
  ここなら寂しくないでしょうと
  ささやきかけて
  そうしたら
  ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16259)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
心、揺れる。- むくげ自由詩707-5-29
世界- 麻生ゆり自由詩4*07-5-29
新しい町- 葉leaf自由詩15*07-5-29
クリスタル- 森川仁自由詩3*07-5-29
ぼんやりとした夏- ぽえむ君自由詩14*07-5-29
大人の恋- たもつ自由詩23+*07-5-29
記念日- 優羽自由詩6*07-5-29
花には夏の朝に水を- プル式自由詩5*07-5-29
アン_アップル- 雨宮 之 ...自由詩4*07-5-29
目を瞑る- オオカミ自由詩707-5-29
good_morning_Monday- まったり ...自由詩9*07-5-29
君を愛することによって- はじめ自由詩6*07-5-29
少女の殺人- なかがわ ...自由詩7+*07-5-29
天変地異- 小川 葉自由詩107-5-29
心打- takamc自由詩107-5-29
仲直り- 來稚自由詩4*07-5-29
面影- 山桃自由詩107-5-28
もいっぺん、童謡からやりなおせたら(第二稿)- 角田寿星自由詩16*07-5-28
しあわせのきいろいチョウチョ- a/t自由詩507-5-28
月と太陽- ぽえむ君自由詩14*07-5-28
春よ来い- 麻生ゆり自由詩6*07-5-28
曖昧な片想い- 深雪自由詩407-5-28
ふたり- 蒼穹自由詩10*07-5-28
厳しさと厳しさとキューピーマヨネーズ- 土田自由詩4+07-5-28
大白蓮- アハウ自由詩807-5-28
かくれんぼ- ANNA自由詩307-5-28
夏までの波- 銀猫自由詩21*07-5-28
こどもの挑発- ブルース ...自由詩6*07-5-28
幸せの風景- 小原あき自由詩9*07-5-28
五月考- 嘉野千尋自由詩10*07-5-28

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