すべてのおすすめ
たっぷりとあふれんばかりに湛えて
こぼさないように歩く
ネットの海に棲む詩人が紡いでいる
いつまでも色褪せない
磨きこまれたナイフ
のような綴りに痺れ
少しでも掬い取ろうとつかんでも
手 ....
おやめなさい
月はあなたに何も教えてはくれません
おやめなさい
風見鶏はあなたに何も教えてはくれません
おやめなさい。

だから
こうして私はこうして月をながめる
だから
こうして私 ....
郵便受けに入っていたのは
営業スマイルの葉書と
ネクタイをきちんと締めた葉書

営業スマイルの葉書を開いてみると
べりっという音を立てて
用のないパンフレットを差し出してきた
次から次へ ....
楽器を操る人から
音楽が聞こえてくる
ジャンルを語る人から
うたが聞こえない
欲しいものはなにかの名前
なんかじゃない

   百科事典が世界を壊していく
   たとえば民族
    ....
両の人差し指でぱたぱた
ニワトリが餌でも突いているようで
思わず吹き出しそうになるけど

なにやら真剣に打ち込んでいる
あなたの横顔
見方によっては男らしいとも言えそうで

古いやつだ ....
泡沫のような時代の中で
大切なものを一つ見つけました

移ろいゆく景色の中で
いつしかガラクタに変わっていました


その輝きを
誰もが追い掛けて
誰もが掴みかけて  ....
窓から切り取られた青空
雲がふわふわと流れてく

あのひとは元気にしているだろうか

たゆたう雲をみつめながら
あの雲のようになれたらと

どこに向かうか分からなくても
この青空はひ ....
院からの態度のデカい実習生
ツンツン頭を嗜められた
合コン来てるんじゃないんだぞって

気にする様子は無さそうで
焦点の合わない目で校庭を見ている



おせっかいな協力者
善意と ....
桜が好きな君と歩いた人通りが少ない桜道
嬉しそうにはにかみながら桜を眺める君
そしてその姿を見つめる僕


「また、雨が降って。桜も散ってしまうね」
愛しそうに桜を眺める君がポツリとつぶや ....
心音をメトロノームに
できるなら埋もれていたい
いつか来る安寧のなかに
桃の心臓をかちりと割ると
滴り落ちるのは
椿の深い唐紅花の唇
涙より沁みるのは
歯茎から抜けない
本心の建前
みずみずしく透き通るのは
海に砕けた夏の記憶
恋の夜に{ルビ馨=かお}るほ ....
血のにじむ空をゆびでなぞる
なぞりながらする自慰の必然性で結わかれた髪の毛のリボンがほどけていく
地下鉄の券売機の中に吸い込まれていく札をみている
どこにいくんだろう
あたしはこれに乗っかって ....
梅雨どきに疲れがでるんだなんて

あなたはやっぱり年をとったんだね

地球がうまく見えないんだなんて

ちょっと余裕なさすぎなんじゃない


かんぺきな芸術

あとだしジャンケン ....
夕暮れ時 太陽の沈む音
二度と戻れぬ今日の日に「またね」と声をかける子ら
薄明かり 絵画のような雲の色
ひとりふたりと木馬に乗って帰っていく


どうしてこうも世界は緩やかに
まるで明日 ....
あなたに
会うことは
やめました
それは
なぜかって
あなたの
新しい
恋人に
水を差すようなことは
したくないからです

電話を
かけるのも
やめました
あなたの
新し ....
松林のにおい
やわらかに透過する光
あなたのその目じりのしわが好きだった
波風がうばっていく言葉に
その想いものせて

わたしたちはあめふらし
ふいに雨音が恋しくなる
傘の下で肩を並べ ....
許されるなら
君に聞きたい

この映画の面白い点はなんなのだろう?

君はこれを見て泣いているけど

僕には分からない


許されるなら
君に聞きたい

昨日振られたんだって ....
天涯孤独だからさ…
それは、あなたの口ぐせ

帰るべき家があって
待っていてくれるひともいる

それなのにどうしてそんなことを言うのだろう

こころの空白を満たそうと
終わりの無い旅 ....
片手くらいの
かわいい顔した手帖があって
女の子のような
詩がたくさん書き連ねていた
僕には
春の風を思わせる旋律が聞こえ
夏の陽気さを感じる水彩画でもあり
ちいさな言葉たちだが
海原 ....
 
知らないことが多すぎるけど
それは知りたい事じゃない

空が青いときは
 夜の暗さを忘れるように
  星空を見上げるときは
   雲の形を忘れるように
    二人はずれていく、す ....
おそらく灰色の 町外れの停留場は
傘の上のダンスの 懐かしい音がするので
目玉の星が キラキラ光ってしまう

セルロイドは酸性雨に弱く
ネジ式の動力で
スキップをしながら溶けそうにしてい ....
この碗はわたし
ひんやりとした手触り
入っていたのはひと綴りのことば
自分に深い意味はない
ここまで来て
この次に至る中継点であっただけ
どうなるか分からない はいいろの海に
漕ぎ出し辿 ....
             080531


不足した太陽を
100匁200円で売っている
皮肉な顔の
乾物屋さんの店先で
メートル法が施行されても
小学生は驚かない
学校で習った度量 ....
正でも負でもない0

0は虚数のようなものだ

実存から自由な

観念とは

0や虚数のようなものだ


ぼくはきょう

あるひとが美しいことを

発見したんだ


 ....
泣きはらした様な空が
広がり
あたしのうちまたを
細い暖かい体液がまたながれて
玄関の先の土を濡らしてる
うすぎたない腕を
切れそうな糸のように伸ばし
母が若い稲のようにふさふさとゆれ
 ....
そこにあるものは


全面を青く塗り潰した

あたかも絵のように飾られたもの


ある男は言った

ただの青かと


ある女は言った

涙の絵なのねと


子供は言 ....
「別れる日は決めてあるんです」
あどけない顔をして
サラッと彼女は言う
離別の餞まで手に入れた
お人形のような瞳には
背景の妻子の温度は伝わらない
サーモスタットはいつ壊れるかわからないの ....
かつて国鉄全路線に乗った
作家の宮脇俊三さんはこう書いた
「何かと不満の多い人間は
一度夕張線に乗るとよいと思う
いくらかおとなしくなるに違いない」
文句のある奴は夕張へ来い
文句のある奴 ....
震える指で
窓硝子を撫で月を見て
太陽の残り香を
目を見開いてじっとかき抱き
そして貴方は
眠りにつくの?


せかいはやさしい
誰の戯言か知らないが、



時を止める方法 ....
ひとを好きになって
たまに 同じ想いを返してくれようとするひとに出会う


けど続いたことなんてない
怖い すきとかいう関係が怖い


漠然とただ怖いの

恋を したいの ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16274)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ネット遊泳- 渡 ひろ ...自由詩23*08-6-10
月と風見鶏- プル式自由詩7*08-6-10
客の来ない家- 小原あき自由詩19*08-6-9
あなたは分類、されてしまった- たりぽん ...自由詩16*08-6-8
古いひと- 恋月 ぴ ...自由詩18*08-6-7
- 1486 106自由詩6*08-6-7
I_want_to_be_a_cloud- 月夜乃詩 ...自由詩408-6-7
WEEKDAY_STORYS- 西日 茜自由詩7*08-6-7
一時の春を君と- 進羅自由詩3*08-6-6
静かに好きでいたい- 長谷川智 ...自由詩10*08-6-5
水蜜桃- 月下美人自由詩14*08-6-4
梅雨前線- モリマサ ...自由詩18+*08-6-4
地球がうまく見えないんだ- 吉岡ペペ ...自由詩908-6-4
『メリー・ゴー・ラウンド』- 東雲 李 ...自由詩5*08-6-3
失恋①- 妖刀紅桜自由詩6*08-6-2
あめふらし- ku-mi自由詩18*08-6-2
LIFE- ark-eyes自由詩1+08-6-1
支えられるひと- 恋月 ぴ ...自由詩27*08-6-1
ちいさな手帖- 乱太郎自由詩25*08-6-1
ある断層について- たりぽん ...自由詩12*08-6-1
雨宿り- 西日 茜自由詩18*08-5-31
創書日和【器】SHIP- 大村 浩 ...自由詩12*08-5-31
模索する太陽- あおば自由詩9*08-5-31
美しいこと- 吉岡ペペ ...自由詩908-5-28
スローターハウス7- モリマサ ...自由詩2508-5-27
群青- 舞狐自由詩21*08-5-27
ドライフルーツ- 渡 ひろ ...自由詩20*08-5-26
夕張aika- 大村 浩 ...自由詩22*08-5-26
ハロー_箱庭の片隅で- 空雪自由詩2*08-5-26
臆病なきもち- はるこ自由詩208-5-26

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