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最後には閃光、そしてエンドクレジットになるのだけれど、胃のあたりですっぱくなって、のどの奥から舌の上、牙と牙、唾液のにおい、鏡の向こう、気づいた時にはすでに遅い、そう気づくまえに服を着なきゃいけない。 .... 命に{ルビ値=あたい}はつけられない
つまりものすごく高価な値って訳だ
生きる値もない奴だって
持っている命の値は計り知れないお宝さ
故に人は高価で尊い
かけがえのない命というものが
こん ....
一時寒くなった初秋が過ぎて
再び訪れた夏日の朝
何を血迷ったか朝顔が起き出してあたりを眺めている
 なんか気の合いそうな方が芽ぇ出しとりんさるがな
 おみゃさん ひょっとしたらゴーヤさんやない ....
中村くんとは小学二年のクラス替えのときに出会った
中村くんは絵の天才だった
井の頭公園で学年写生大会があった時に描いた彼の孔雀の絵
僕はそれを観せてもらって圧倒された
画用紙から今にも跳び出し ....
              151222

星新一が書き出したから
君は沈黙を守るのか
それとも新二と名を改めて
書き続けるのか
新国立競技場は森と林のA案が採用された
えー案だからねと ....
待っている
長い夜が明けるのを

波の音を聞きながら
あなたの行方を思いながら
お腹を空かせながら
いつかの歌を口ずさみながら
涙を流しながら
少しずつ命を削りながら

地平線 ....
生きることは単純なことの積み重ねなんだ
難しいことは何もないはずなのに躓く
躓くところから物語は始まるのかも知れない

ただ対処する方法がわからないだけ
たぶん物事に正解はないが解決するちか ....
吸殻だけが散らばった 歩道の隅に
吸殻だけになった女がひとり 見上げる男の影
さっきまで私をその口で 必要としてくれた人

炎のような熱さで 私を吸収して
求められるままに私は あか ....
 懐かしさを覚える町並みに深いため息をつく。
 明日に向き合う為のはっきりとした記憶。
 永い旅路を終えるとき、
 思い出すのはきっとそんなものだろう。

 青空がどこまでも澄んで見える ....
一年に一度
ピアノの屋根は開かれて
確かめられる
狂っている、ことを

どうやら
人の営みから生まれるノイズが
そのうすぐらい闇の中にあった
木や羊が暮らす小さな世界を
ゆるがせなが ....
【おへそ】


りんごちゃんと なづけられた おんなのこ
今日は りんごのようにいいにおい
きのうは もものように いいにおい

林檎のおへそは いいにおい
林檎の ほかのどこの部分よ ....
荒波白波 眼底痛
堪え堪えて書いて書く
笑ってくれよ、地蔵虫
少しの集中で火を噴く目玉
だから書けるうちに刻み込む

生きているから痛いのさ?

そんな生半可な答えでは納得せぬ

 ....
生きていること

意味なんてないよ
(それをソノマンマ問うのを頭デッカチ観念論と言うんでさ)
生かされているナゾ
それだけがあるんだよ

人生はその謎解き掘り下げ時間
出来事の目眩す ....
ひと足歩くと メェ―と啼く
ふた足歩くと 
メェー メェー

やっと見つけた
あたしの足にぴったりの
ショートブーツ
シンプルでオシャレ
これからのシーズンにぴったり
気どり過ぎても ....
不自由という言葉の中にも自由という字がある
不自由な環境の中で思考だけが自由

有り余る自由を抱えたら それが重すぎて不自由になった
それを抱える為に生きるようになった

重すぎて途中で座 ....
はじめに くらやみがあって
(ここまでくるのにながい夜をくぐってきた
一枚いちまい重ねられていく
生まれるまえは
まったくの やみだったと
うすぼんやりとした 
陽だまりの まえにすわって ....
重なる重ねる音響の連鎖に
造形されては崩れ落ちる旋律
そのたび脳髄は揉みほぐされブルブル揺れ
冬の天空で少しずつ凍結していくオーロラの踊り
樹木の枝に縮れ色褪せへばり付く枯れ葉が
所在なげに ....
くぐるのか
こえるのか
あたりまえに
たのしげに
なわの向こうへ
消えてしまった

きっと時代や風にも乗れるのでしょう
できない者にはいつまでも不思議

なわは蛇のようにうねり
 ....
”深淵を覗き込む者を深淵は覗き返す“ニーチェ


夜陰、
白い音響 広がる
水底の 深淵さらに
蠢き渦巻き破壊サレテイク
知覚感覚像、像という像

砕かれ粉砕され有機は無機へ
粉砕 ....
               151219

金平糖と言えば、過労詩の世界の住人だねえ
詩なんて言葉を詩に記せば白けるということぐらいは
ご存じでしょう
無彩色透明のシロップを掛けて何十時間 ....
公園の銀杏も散ってしまい
樹々の枝だけが
空を刺している

広場のベンチの陽だまりに
うたたねしているお爺さんの
寝息はとても安らかで
ぼくも欠伸をしたくなった

冬の情景はブリュー ....
一頁をめくると
また新しい世界が広がる
知らないことの多さに慄き
悦楽に浸る

デジタル化できない
五万の文字を
ぼくはどう反芻したらよいのか
途方にくれる

今となっては
使わ ....
「死ぬために生きる
それだったら もう少し 
生き続けられるかもしれない…」


となりに乗り込んだ ピンクのかたまりが
内部分裂 暴発を くりかえしているのにも気づかず
ほ ....
純白の音響
広がり続ける 水底の
更なる深淵
蠢き渦巻く粉砕 無機
鴉の声が窓ガラスをすり抜け
ベッドに潜り込んでくる
戸外では新しい世界が始まったらしい

部屋の中には 
昨夜 
掘り返した青春が 
アルコールに萎えて床に散らばり
描き上げた明る ....
眼が在り眼と映り凝視し続ける眼に
昔の戦場の消えない殺し合いか今の子供らの激しい絡み合いか
展開される焼き付けられるその恐怖
草むらの草熱れも左足にぐるぐる巻かれた包帯の中で腐乱していく肉も置き ....
          151216

電池そのものを改良しなければならないと
ラジオニュースは語る
マーブルチョコを好むのは
大人だけでなく
幼児
乳児
這い這いできる子供たちには
飲 ....
あなたは今、
いろいろなことばの海を
旅したいと思っている。
そこには淡い色の薔薇の花束のブーケだったり、
あたたかな木のぬくもりの漂うキッチンだったり、
そんな風景が香ることばを探している ....
スイッチだ日常の点けて弄ぶ消しても眠らない
壁を這いまわる夜にふやけた未発声の《》は過呼吸のまま乳房を求め
夏の光に目隠しされた幼い逢引と声の影法師
皮膚下の水脈を辿る山椒魚のふるえ蔓草が覆う戦 ....
ここで出会ってしまったがために
空いたもう二度と塞げない穴

私たちは
元々は平行線だった
何かの拍子で
一つ重なり合ってしまった
これは神様も予想外

二人並んで歩いた雪の日は ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16274)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
因果律- 片野晃司自由詩17+15-12-23
命と塵の話- ただのみ ...自由詩10*15-12-23
二〇一五年十一月二八日_ー_ゴーヤと朝顔の物語_ー__- イナエ自由詩11*15-12-23
中村くん- たけし自由詩6*15-12-23
ショートケーキをカットするショートカットの女の子- あおば自由詩7*15-12-23
長い夜- 瑞海自由詩13*15-12-23
時間、ありますか- 梅昆布茶自由詩2015-12-22
吸殻- 為平 澪自由詩1215-12-22
見知らぬ町並みから- ヒヤシン ...自由詩11*15-12-22
ユニゾン- そらの珊 ...自由詩22*15-12-22
おへそ- るるりら自由詩15*15-12-22
執念- たけし自由詩7*15-12-22
意味vsナゾ- たけし自由詩5*15-12-21
ラムスキン- Lucy自由詩1115-12-21
僕の道- 陽向∮自由詩4*15-12-21
夜の子- 光冨郁埜自由詩22*15-12-20
退行- たけし自由詩7*15-12-20
なわとびあそび- ただのみ ...自由詩18*15-12-19
破壊深淵神話- たけし自由詩2*15-12-19
こんぺいとうの秘密- あおば自由詩6*15-12-19
冬の陽だまり- レタス自由詩815-12-19
大漢和辞典- レタス自由詩7*15-12-18
『DRIVE_ALIVE_SURVIVE』- 座一自由詩11*15-12-18
来襲静かに悪夢- たけし自由詩7*15-12-17
宴の翌朝- イナエ自由詩13*15-12-17
露呈- たけし自由詩315-12-17
猫とマーブル- あおば自由詩8*15-12-16
大樹- あおい満 ...自由詩13*15-12-16
スイッチ- ただのみ ...自由詩15*15-12-16
運命不導体- 瑞海自由詩6*15-12-16

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