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タイトルはブリティッシュトラッドの歌姫
サンディ−デニ−の海と私のねじれたキャンドルというアルバムからいただいた

近所に日本最大級の品揃えの蔦屋ができてそこでいまはなき彼女のジャッケットに遭遇 ....
丸みを帯びた花びら一枚 好き嫌い 好き嫌い

くびれ撫でる花びら一枚 表の艶 裏のスモーキー 好き嫌い 好き嫌い

女の湿気 外からの単調の雨の音

虚ろな指先で ほのめかす花びら一枚 好 ....
晴れた日に
空を見ないなんて
空がもったいないと思う

いつもと同じ
車窓からの景色も
晴れた日は  ....
赤ちゃんをあやす
なんとか
笑わそうとして
百面相など
繰り広げる

赤ちゃんが笑えば
私も笑う
私は赤ちゃんにあやされている

【あやされる】とは
どういうことだろう
ココロ ....
僕らは見知らぬ未来を味方につけるため
騙し騙しの今日をやり過ごし
昨日の名前を付けるために墓を立てては
名前を付けると昨日が色あせ遠くなってしまいそうで
やっぱり何も刻まないこともある
無言 ....
まっさらな光の空間でも 輝きたい

対極の色彩に支えられるのではなく

白の中でも 極める白さを放ちたい

特殊カメラでも拾えない 光 眩しさを
可能な限り 歯を喰いしばり
結び目まで ....
{画像=120420133733.jpg}
                    2012/04/19 撮影


 【 窓辺 】

窓辺に観葉植物を並べたら
小さなジャングルができた
 ....
{画像=120420123341.jpg}
                   2012/04/19 撮影


 【 たんぽぽ 】

コンクリートの駐車場
ほんの少し剝き ....
君の補助輪を外した朝は
まるで
小鳥の誕生日のように
空が青かった

小さな手のひらで
ぎゅっと握った
ハンドルが
ぐらぐらゆれる
どこへ向かっているのか
自分でもきっとわからない ....
少し遠くにいるあなたへ言葉を投げかける

言葉はメロディのように滑らかに

空中を軽やかにステップするでなく

少し自信なさげに

ひらがなは途中でぽろりぽろりと落ちていき

漢字 ....
言葉は 世界を変え得るだろうか
病を癒せるだろうか
絶望に塗りつぶされた 魂の闇夜に
明けの明星を 手繰り寄せ得るだろうか

今日も 書斎の周りには
白いキーボードが貪婪に貪った
文字の ....
山を二つ越えた 谷あいに
老婦が ひとり住んでいる

杉森の影をうすくうつす そこに
ばあさまの名前のついた泉がある





涌きでる清水は 億年の/恵み
甘く やさしい

 ....
そこに
握り締めていたものが
怒りだったのか
憎しみだったのか
恐れだったのか
あるいは優しさだったのか
まるで思い出せない

たとえ
プライドの端を踏んづけられても
握らない ....
強靭な歌声に溶け込み 楽器がバックヤードからも響かす

母国語の発音 制限なしに 全世界共鳴の音 夢制限

 感じる自由 感嘆の記号の華火
 表現の自由 暗証コード斬る アンプラグド

 ....
街の底の暗がりに
今日もジッと上目遣い
月の光の届かない
煉瓦倉庫の一角で
人を脅す生業(なりわい)の
舌なめずりで誇りもなく
動くことすら億劫で
知性の欠片は今何処
物欲食欲性欲と
 ....
思い出の箱を
春の野に
夏の朝に
秋の鳥に
冬の霰に隠してる

栗鼠のように
大切な食料

びっくり箱のように
色彩が溢れないように

暗証番号つける
秘密のファイルのように ....
 
 
休日のオフィスでひとり
コピーをとってる
何度とり直しても
文字や記号は
羽をはやし逃げてしまうから
白い紙だけが高く積まれていく
明日までに終えなければ、
と思う
明日が ....
葉は寄り 毛の尾に嗅がれる
伏せる喉 痩せた土 はぎ

噛みすする 親不知
木の根に うずくまり

こごと と舐める 
石の蜜
ひねくれて咲いた花は
つまらない冗談を浴び
触れない風潮にそよぎ
良く肥えた嘘に根を張った


 罌粟より見開いて
 月よりもあぶなくて
 桃よりも貪欲で
 嘘のようにやわらかい
 ....
風伯の寝息 漂う 夕暮れ時

初夏から紅 瞬き 繰り重なる あの色に

今は今宵は 主に朱を ためておく

 いづれ 朱く染める 染め上げ称える

 終わり良ければ 酔いしれる
   ....
上り坂が続く

坂道が
「ごめんね、坂道で」
という

ギアなんてついてない
ママチャリですので
傾斜が上がるたびに
スピードが落ちていく
ペダルが
どんどん重くなる
後悔が
 ....
どこまでも拡がる宇宙の果てから
針のその先のずっと奥までが見通せる眼がほしい
火や水や風
どんな重力にも耐えてゆける変わらない筋肉と骨
未知の細菌には負けない内臓器官
見えない放射 ....
ある日ふっと気づいた
言わなくなった言葉がある
忘れてしまった言葉がある

『おはよう』
『いってきます』
『ただいま』
『いただきます』
『ごちそうさま』
『おやすみなさい』

 ....
誰も助けられないから

誰も悪くないことにする。



お金が欲しいから

需要を要求する。



視聴率にならないことは

テレビで話しちゃならない。


 ....
あるひめざめたら
さびしいにんげんが
さびしいにんげんのあしを
ひっぱっていた

高級なこどくが秤にのって
じぶんの重さをはかっていた
うしろすがたをみるとかみさまだった

あるひめ ....
新聞紙の同じページに
震災への追悼が行われた事と
つい先日 襲撃された
日本大使館などの記事がのっている

犯人グループ 36人の死による鎮圧
犠牲者 11人 中に 民間人も含むらしい
 ....
真っ白い雪
降りたてのやわらかい絨毯
靴の底
磨り減るほど磨いても
素足になっても
足を入れれば汚れてしまう

あれは幼い日
唇を舌でなぞっては
はみ出した
北風に吹かれて
鼻の ....
世界の最果ての部屋で
無音のテレビが瞬いた

鬼が私を探しに来る
緋色に染まった夜の海から
シルクの魚雷に跨って

鳥は巣で寝返りを打ち
子供は母に抱かれて眠る
夜の付き添いに疲れて
人気のない待合室の
ソファでうつらうつら

窓際に置かれた
ヒヤシンスの根が
くねくねと
夢の中まで伸びてくる

先端の脈動に
病院のすべての機器が
 ....
田んぼに水がはられる
ぬるんでいく季節
みずはこべの緑のフレイム
鏡に映るモネの雲
蛙の声はまだしない
蜂の羽音がしない
そういえば鳥の声もしない
人が
何かをしゃべっているのだが
 ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16203)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
海と空とねじれたキャンドル- 梅昆布茶自由詩912-4-22
湿の淡い夜- 朝焼彩茜 ...自由詩6*12-4-21
『空のことば』- あおい満 ...自由詩15*12-4-21
あやとり- そらの珊 ...自由詩17*12-4-21
墓の名- マチムラ自由詩9*12-4-20
接吻- 朝焼彩茜 ...自由詩8+*12-4-20
Twitter_poem_【_窓辺_】_他二篇- 泡沫恋歌自由詩10*12-4-20
Twitter_poem_【__たんぽぽ_】_他二篇- 泡沫恋歌自由詩10*12-4-20
自転車でいこう!_Ⅲ- そらの珊 ...自由詩13*12-4-20
かたちのあることば- 灰泥軽茶自由詩12*12-4-20
言葉は生きている- まーつん自由詩6*12-4-19
静という泉- 月乃助自由詩16*12-4-19
げんこつ- nonya自由詩31*12-4-19
音楽家に捧げる- 朝焼彩茜 ...自由詩6*12-4-19
あんこう鍋/あんこう節- ……とあ ...自由詩14*12-4-19
時の散歩- 木原東子自由詩24*12-4-18
背伸び- たもつ自由詩1012-4-18
けもの道- 砂木自由詩10*12-4-18
時代の日陰の奇妙な花- ただのみ ...自由詩14*12-4-18
風伯の朱色- 朝焼彩茜 ...自由詩5*12-4-18
自転車でいこう!- そらの珊 ...自由詩23*12-4-18
プロムナードⅡ(新しい血)- アラガイ ...自由詩10*12-4-18
忘れ言葉- HAL自由詩10*12-4-18
こんなにも悲しい- 自由詩412-4-18
うたのはずれのうた- 梅昆布茶自由詩1512-4-17
おやすみなさいな_よき夢を- 砂木自由詩11*12-4-17
真っ白い雪- 百瀬朝子自由詩412-4-17
- 壮佑自由詩17*12-4-17
病院- 壮佑自由詩15*12-4-17
after_words- そらの珊 ...自由詩6*12-4-17

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