すべてのおすすめ
唇の奥に見えた虹
忘れゆく定めとしましても
瞼の裏に潜む今
流れる水はつゆ知らず
あきらめきれない私の足は
幾つの海を渡れましょう
昔話を語るにも
馴染んだ舞を踊るにも
まとえる衣がな ....
都会に住みはじめ一番変わったのは
靴が汚れなくなったこと
母に駅まで長靴持ってきてと頼んだのは
実家に帰った際の笑い話しとなったし
でこぼこ道に足をとられることもなくなった

色とりどりに ....
闇にうまれた水滴

   。

 。
      


   。


  。


音階があるならば

   。

 。
      


   。


 ....
とうとう 見つけられてしまった
うつ伏せに寝ているわたしの
左足のつけね
紋章のようなかたち
うす茶色
くちづけをしてあなたは
これはなあにと
指でも確かめながら聞く
それは記号
わ ....
ブラウン管の中に広がるのは

現実味のない現実


一秒数える間に
消える命がある


現実味のない現実



「恵まれない子供達に愛の手を」



現実味のない現実 ....
自転車はその肢体を空気の隅々まで伸ばし
僕らのささやかな会話は言葉を放棄して
水の海になってしまった
沖へとゆっくりこぎだして行く
すでに失ったペダルを懸命に踏みながら

陸のいたる所では ....
まどろみの向こうで
たまごが焦げる
かしゅ、かしゅ、と三つを割って
手馴れた指は
ぬるく充満した昨夜の空気と
朝とを掻き混ぜたのだろう

ふっと白くなる意識と
休日の実感とを
贅沢に ....
私はあなたが不安です
あなたが不安だと言っても
あなたを信じていないとか
そういうわけでは決してないのです
私は私が不安なのかもしれないですね
私は私を疑っているのでしょうか
 ....
おはよう と言うよりも先に
十二歳になったよ と
報告をする朝
きみはまだ翼の下
生まれてきて良かった? の問いに
素直に微笑む
きみのまだ知らない
悲しみと苦しみ 
平坦な道のりを願 ....
車のテールランプに照らされながら
独りバス通りを歩いていた

馴染みのバーには足が向かず
辿り着いたはアイツと来るバー

独りで来るのは初めてだ

そんな事に気付きながら
店の扉を開 ....
うずまきうずまきぐるぐる巻いて
いつか解けなくなるといい
いつかひとつになるといい

木枯らしが吹いて淋しさが増すのは何故だろう
乾ききった落ち葉を踏むと靴がカシャカシャと音を鳴らす
騒が ....
浅い眠りから目を覚まして
とりあえず煙草に火をつける
目覚めた原因である上の階の部屋から聞こえるベッドの軋みに
苦笑って煙を吐き出す

壊れて下がらなくなったブラインドは
皮肉にも健全なオ ....
ほんとうの事が知りたいけど
正しいかどうかはどうでもいい
つまり、とりあえずは磁北を信じて
夜どおし動かない星を探し出す
北極星、と呼ぶのは僕たちだけで
イトスギ達にはきっと別の呼び名がある ....
自慢話うまいひとって羨ましいな
自分のこと話したくても
つい口ごもったりして

自信が無いだけなのかな

たとえばカラオケに行っても
わたしの番になると
他のひと達世間話なんかはじめた ....
僕は音のない森の中で
語りかけていた
それはかつての恋人だったり
疎遠になった親にだったり
亡くなった姉にだったり

これまで出会った人達に

とにかく僕は語り続けていた
その間当た ....
反骨の精神、それは


押し競饅頭の競争社会を


蒙古斑のヲシリで乗り切る事。



ストレスの溜め過ぎで外部不経済を


起こさぬ様、ビフィズス菌を常日頃から
 ....
途切れた旋律
耳を塞ぐ
暗闇の中
声もなく君を呼ぶ
反響する残像
離された手は
鮮血を欲す
あてがわれた切っ先
鈍色に光る月
反射する斜面
饒舌な沈黙
額に飾 ....
小さな頃に見上げた木
いつの間にか光に消えて

ぬるい陽浴びたシロバナも
今では姿を見かけない

手を出しては駄目なのよ
掴んで壊してしまうから

ほらね。

雲よりはかない水に ....
煙草って

吸ってる人より、その周りにいる人の方を

早く殺すんだって。


嗚呼、それでもいいなって思えるの。


貴方の煙草になら

殺されてもいいって

そう ....
ヒトは生きている




その過程で

何かを話したいのかもしれない



今ここにいるのはなぜか

とか




それはたまたま誰にも話せなければ


 ....
月が銀青色に染まる時
ユニコーンが目を覚ます
冷たく輝く月の光に
象牙色の角が光り
キーンコーン
青白い星は夜を彩る

のっそり起き上がったユニコーンは
青い瞳を輝かせ
暗い森の中を ....
黒板の粉が
午後の日差しの中で踊ってた
あたしもその消された文字の一粒で
キラキラと笑っていたんだ

ブラウスの隙間から
風がこぼれないように
37℃の痛みを飾って
眼鏡越しに見える世 ....
あの頃に戻れるとして
(時計の針が逆に回ったとしても)

ここから
あの頃に戻る旅程に費やすものと
これから先に進む時間とは
夕焼けの回数ぐらいしか
違いはないのです

つまり
生 ....
夕映えを湛えた水面は
紅葉の最後に火照り
林に、ひっそりと隠れて

  雲場池

湧き水の注ぐ豊かは
常に清冽を極め
水鳥の、
その羽根の下にある深さを忘れさせる

黄色や褐色の ....
懐かしい曲が流れる
あなたがよくくちづさんでいた
T.H.というとあなたにはひらめく言葉

かなしいときは両腕を広げて
うれしいときは胸いっぱいに抱きとめて
雨宿りの午後に 傘もなく待つ軒 ....
足元が霞んでいく
進むごとに
そんなこと
とっくにお見通し
突き出した指の先
新しい冬の風が
舐めていった


夢を見てたんだ
極彩色の
鮮やかな天国
ああ
過ぎていった季節 ....
さて
どんなふうに君を射止めようか
作戦を練って振り向かせよう

なんて
手の平で転がしていると思ったら
君の手のひらの上で転がってた
ねぇ

ぼくたちは、
もっと、笑っていてもいいと思うんだ

もっと、はにかんでいたっていいと思うんだ



むずかしいこととかじゃなくて
かなしいくらいの澄んだ青空を見上げていて、 ....
空はいつからか
うそをつくことを忘れたようだ






また 冬に近づいた







寄せ集めた言葉で
とりあえず冬を迎える準備をした






 ....
最近さむいぜ、
手とかかじかむんだぜ
耳もいたくなっちゃうんだぜ! 

こうさむいとさ、やっぱりあったかいココアはおいしいから、

あなたがひどく淋しくなったときに
あなたのここ ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16259)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
月影- 揚羽 欄 ...自由詩7*07-11-17
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それは痣- よしおか ...自由詩5*07-11-16
消えゆく- 三奈自由詩3*07-11-15
会話- たもつ自由詩2207-11-15
オムレツ- 銀猫自由詩27*07-11-15
ふあんコーヒー- 快晴自由詩707-11-15
十二歳- 北野つづ ...自由詩12*07-11-15
孤独、分かつ夜- ライチ自由詩3*07-11-14
うずまきうずまき- 榊 慧自由詩207-11-14
サボテンオレンジ- 虹村 凌自由詩7*07-11-14
きっと、別の呼び名で- たりぽん ...自由詩27*07-11-13
ひより- 恋月 ぴ ...自由詩28*07-11-13
森林浴- 揚羽 欄 ...自由詩6*07-11-13
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木漏れ日と影- 揚羽 欄 ...自由詩5*07-11-13
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吐きだめでラブソングを歌う- 瀬田行生自由詩6*07-11-12
月とユニコーン- 未有花自由詩11*07-11-12
透明だけど、在る- ku-mi自由詩11*07-11-11
ここへは戻らない三百六十五の理由- たりぽん ...自由詩807-11-11
雲場池、入水- 銀猫自由詩15*07-11-10
記憶の旋律- いすず自由詩5*07-11-10
初冬- さき自由詩1007-11-10
GAME_BOY- 虹村 凌自由詩1*07-11-10
ねぇ- わら自由詩26*07-11-10
五つ目の季節- なつぎ自由詩27*07-11-10
とある冬のけつい。- 哀詩自由詩107-11-10

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