すべてのおすすめ
めまいがするほどに単純な設問の数々
「はい」か「いいえ」のいずれかで答えよと記されていた
簡単な筆記試験だからと
人事部のひとはわたしを残し出て行った
小一時間もあれば出来るよね
何だかなあ ....
おめかししてまいりましょう
からす瓜もほんのり色づいて
アザミの花が熱いため息ついたから
あなたに逢いたくなりました


おめかししてまいりましょう
赤いカエデに負けないように
くちび ....
君がくれたものなら 唇に隠しておいた
手紙にするには 言葉が 足りなかった
誰かが逃がした涙 誰のもか僕にはわからない

今日犯した罪も 明日には覚えていないだろう
書き換えのきくルールに  ....
キミは太陽でボクは月

ボクはキミに照らされて
キミはボクを照らしてくれた

たまに喧嘩したり拗ねたりで
姿を地球に隠して
みんなを困らせたね

曇りは雲がくれた優しい時間
雲に隠 ....
貴方は、

私の、わたしたちの標の
星。



(悪魔の概念を指し示せ、けれども溢れ出る優しさは隠さず に)



ショッキングピンクの大気上、10代の熱狂を
詰め込めんだ12 ....
ただいま調整中 メロウ おまえ ちい先生を見たか
庭の大きな老木に しあわせにしがみついて
羽化をする せむしの 背から
ギラギラとした 出てくるんだ
真っ昼間から 羽化だぜ
メロウ おい メロウ おまえ
 ....
図書館の本は
公務員みたいに黙って
読まれる、という役目を
少し怠そうに待っている

田舎の図書館は
どうも品揃えが悪くて
本にも覇気が無い

手に取ってみても
抵抗はしないけれど ....
三日月が降らせた星は
角砂糖のようで

アタシをわくわくさせた


あしたのことなんか
いいや

そんなふうに想いながら

星見夜月のシロの中

角砂糖の星は
カラ ....
もう大丈夫
なんてごまかしてるだけ
心配かけたくないもの
気に病ませたりしたくない

会いたい
なんて一度考えたらもうおしまい
今の今までおさえてた気持ちが
みるみる溢れて

まだ ....
金属製のペインティングナイフでキャンバスに油絵の具を塗りたくっている。
イーゼルの横にある机にはテレピンと絵の具が付いているらしいパレット。
伸ばしている途中の中途半端な長さの髪が、どうしようもな ....
who

おまえは誰だって問われても
わたしって誰なのかな
今のわたしがわたしなのか
ほんとうのわたしは他にいるのか
自分探しの旅路
だなんて聞き飽きた科白だけど
わたしってやつは
 ....
はにかんで笑う アノコの
やわらかな心のヒダを斬りきざみ
助けをもとめるノドブエを噛みくだいた


アノコに突き刺した
痛みと悲しみの
鮮烈な返り血を浴びたとたん
それはドス黒くキミに ....
暗闇の中
天使が羽を広げて
きらきら粉を降らせた

あのひとの上に
見えないエンジェル・ダスト

あのひとはかがやいて
わたしは追いつけなくて

そして
わたしは
路上で
売 ....
あなたのひとみから
こぼれ落ちた悲しみが
約束された事象の
織り込まれた糸を伝い
ぼくを貫く

海底のような
揺らぎのなかで
ふたりの合わさった痛みは
祝杯をあげるように
胸の水盤 ....
ピアノのあしは楽器を支えているのか
それとも音楽を支えているのか
ギターをかき鳴らす仕草は
そのあしに似て、共鳴する独り言
マイクを持って空を指したとき
ひとはただのマイクスタンドでしか ....
現実はいつも
残酷な音をたてるからね


いまだに
感情をふりきれないこの男は

情けない、と

つぶやくコトバ以外を思い浮かべられなかった


あてもなく
わらい顔をつくっ ....
***


明日の
天気に
首をかしげたり


紅茶の中で
角砂糖が詠うほわほわと
スプーンを遊ばせたり


そうでした


ぼくは

ぼくをさがさなくてはいけない ....
この歌の横顔にあなたがいなくてよかった

坂の上にぽっかりあいた空は遠くて
青くない方がいい気がした
降ってくる光が指先を透過して
平面なわたしが散らばり始める

透明になれなかった二人 ....
たまには荷物を捨て去って

自分を大事にしてあげて

苦しい苦しいばかりだと

張り合い見えずに終わってく。

辛い辛いばかりだと

頑張る自分が可愛そう。
コーヒーを飲みながら

オレオでオセロをすると

きみは決まって怒る

きみが黒

手持ちのオレオが両面黒になるよう、ハンディをあげ分けているのに

それがひどいとなじる

こ ....
優しい国のふもとでは、
テレビのなかで、パソコンのなかで、
夥しいテントが並べられている。
積み木のような高層ビルの森の透き間を埋めて、
資本家の設計した本土総力戦を生きた、
こころに赤い傷 ....
「ん」の書き途中
ペン先が滑り
始点にもどってしまった
その一瞬の間に回転し
くしゃっと崩れてしまった
ルービックキューブ状の
心のマス目を
見届けた者はいない


頭を駆け巡って ....
造られた仮面は

私の傍に転がっていて



「さぁ、お好きなのを選びなさい」と。



私は傍にある仮面を片っ端からかき集めて
全部ちょうだい、と言って笑ってみせた


 ....
週末はいつも、
なんかどっかオカシイ。
楽器が欲しくて。
悪い仕事始めたりして。

おやすみって、
おっきな声で言った。
寂しくなんかないもん。
気分はいいもん。

ご無沙汰し ....
さようならのかわりに
しあわせのかずを
かぞえてくださったなら
さいわいです

きおくのぺーじに
しおりていどに
はさんでくださればけっこうです

いつかなくしてしまっても
それは ....
オレは次の世は蝶に生まれたいな。
そうしたら、ずっとキミに唇に止まって、キミの蜜だけ吸って生きていくんだ。


その時は、できれば何の障害もなくキミと結ばれたい。
神様はきっと、そこまで意地 ....
あなたがそんなにつれない態度なら
あたしはどうしたらいいのだろう

顔でも変えてみようか

鼻を高くすればいい?
頬骨は出てないほうがいいの?
二重の目は気に入ってるけど一重の方が好き? ....
人間が嫌いだった。
どうしていつも私の邪魔をするの。
人間なんて高慢で、わがままで、欲深くて、身勝手。


花は散るからこそ美しいだなんて。
どうしてそんなことが言えるの。
花は散っても ....
こうしてまた堕ちていく
前世、享楽的な奈落の底に
溺れて、泳いで、溺れて…、泳ぐ?
息継ぎの仕方は忘れたし
本当は最初からそんなもの知らなかった

水平線に沈む黒い太陽
灯台は ....
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