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雨とよばれる
雨とはちがうそれを
よける隙間も
したう境界線も
本能のなす
川かも知れない



浴びていることを
浴びせてしまうような
無知なる無知の
さらなる先 ....
らしさ
それは君自身
そして自分の目標を
乗り越えられたときに
初めて生まれるもの

らしさ
それは君の過去
何度となく苦しんだ
そのつらさを味わって
培われてきたもの

らし ....
ずっと向こうの
そのまた ずっと向こうの
背中の海で
泳ぐひとがいる


しずかな潮がつぶやいている


わたしたち
泡ぶくだったのね
小さな水とたわむれて
いつか
生まれた ....
じっとりと雨に濡れた夜の草の匂いが外からする
窓は閉め切っているのに 雨も降っていないし 夜でもないのに 外に草むらがないのにだ


裸足で大都会を歩いて抜けて郊外に出ると風に新幹線に乗って ....
銀の矢が放たれる
その先には小さな少女が眠っていた
少女は目覚める事なく
永遠の眠りについた
少女として
人として

男は一生その業を背負い
償いの日々を送った
それは重く
苦しみ ....
開けられた夜空
閉められた朝焼け

自由の窓ごし

時間のカーテン
人を縦に横にし
動かして
あいさつを枕元の置く

goodから始まる
時計


      (日本文学館 ....
入道雲がいくらでも湧いて出てくる日に
大家さんから自転車をいただく
パンクくらいなら自分で直しちゃう人だ
これでパトロールが楽になるね 大家さんは微笑んで
ぼくは感謝のことばもない
さっ ....
去年会社を辞めた先輩
久しぶりに会ったら
夏みかんみたいだったのが
色白美人に大変身

何があったのかな

街中で呼び止められても
しばらく誰だか判らなくて
どなた様ですか
だなん ....
風になった
 あなた 
  が さする 

星の瞬きは
 永遠という
  はかなさを

 楽譜に残し

美しいなんて
 残酷な想い出

 聞くことのない
  あなたの調べは ....
重たいスカートのひだも
ほっとして忘れていく夕方
会社前のバス停で くみちゃんと会う
寮に帰るため一緒に並んだ

秋田へ帰るんだ
熊本出身のくみちゃんに言った
そうだってね これ ....
女の子は、言いました。
 
「おそらがね、ないてるの」
 
青く、晴れ渡った日のことでした。
 
「かわいそうだから、えがおにしてあげるの」
 
得意げにクレパスを掲げて
リボンふり ....
何年ぶりだったろう
母のうでの中で眠っていた
幼いころに 暑がっては
アトピーの背中で いら立つわたしを
そうっと うちわで仰いで寝かせつける
記憶が 優しかった
起きたときに
とても
 ....
風が立ち止まった
蚊取り線香の煙が
まっすぐに天井へと昇ってゆく
一匹のハエが
ぼくの前を通り過ぎる
振り払おうとしても
もう飛べない
風は今も立ち止まっている
夏の夜が固まってゆく
 ....
切り刻む術を得ていない手は
汚れの中で服従する

卑下の渦は思いのほか深く
改善しうる点から背けさせ
怒りばかりを生み
暫定をも喰い荒らしていく

未熟故の愚かさを
飲み込めないまま ....
環境に優しい天然ガス自動車


を運転ながら


窓を開け 口から煙を吐く トラックドライバー
                07/07/26


じとじとして
鬱陶しくて蒸し暑い
長すぎる梅雨が明けると
今度はまっ白な太陽が照りつけて
まだ乾かない大地からは
じくじくと水 ....
誰も知らないその庭に咲く薔薇
朝一番の雨に濡れた赤い薔薇を求めて
僕はたどり着いた 足をひきずりながら
かぐわしいその香りを嗅げば幸せになると
ただひとつの愛を得られるとずっと信じていた

 ....
アスファルトも

道沿いの木々の深緑も

白く

光る

午後二時

時間の底に響き続ける

セミの

鳴き声

汗をかきながら

自転車をこぐ私の隣を
 ....
人の描きしものをおもう

哀しみは空を翔ぶ











この雑踏を歩いてゆく

そんな、すれちがう街の空気までもが
ただ、きみを切り刻んでゆく


道 ....
数多のあなたから
発信されることばに
わたしは固くまぶたを閉じる
それらを愛さないために

西側の、部屋
窓に切り取られた風景のなかで
遠く稜線がたそがれてゆく
そう
書いたときには ....
太陽から地球まで
宇宙天気は穏やかな状態が続いています

太陽風は次第に速度を下げ320km/秒の低速
磁場強度も2〜3nTと弱めです

昨日上昇していた太陽風の密度は
最大で10個/c ....
「じゃあね」と言って
手を振った あの日


あれからどれだけの日々を
過ごしてきただろうか


あのときの約束は
果たされぬまま



ただただ
時間だけが


( ....
何かをしたかったけれど
何もできなかったあの時の
あの空に
苛立つ自分の気持ちを投げていた
あの白い雲にもう一度

夢を持ちたかったけれど
何も描けなかったあの時の
あの空に
悲しい ....
君と
薄暗い世界を色取り取りのスポットライトで照らそう
そしてその中心でみんなに囲まれて踊るんだ
君の歌に合わせて
側転だってバック転だってできるんだ
いつまでも歌い続けて
革命を起こそう ....
きみがもし
にさんかたんそを
はくのなら
ぼくはそれさえ
すうとちかうよ
 
きみがもし
にさんかたんそを
すうのなら
ぼくはそれさえ
あいしていくよ
 
そしてもし
すこし ....
この草のにおいを意識し始めたのは、
いつからだろうか。
翳る当為が、こおりのように漂い、
透きとおる幻視画のような混濁のなかで、
きみどりいろに塗された、切りたつ海岸線が浮ぶ。

冬の呼吸 ....
ほしかったのは 荒野
みたかったのは
石をたたいて だまって
死んでゆく 血の系譜と
じぶんの ぬけがら
あれ??いまここで悲しみが生まれたような

気がしてきましたけど

ここには貴方しかいないのですね

では貴方がその悲しみの持ち主ですね??

まだ泣き続けますか

泣く ....
今 朝日を額に受け
まぶたの裏には
暖かな血流を感じ

息を整え始めた

鳥の声 高く昇り
青空がイメージされる
白い雲と

背中に負った 過去が流れ出す

(悔いるべき愚行) ....
「球の描き方」





水の中で目を開けた
融けなかった青が
からだのなかに入り込もうとしている
皮膚のあいだから
――それは恐ろしいことだった


夕方が近づいている
 ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16259)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
はじまり- 千波 一 ...自由詩13*07-7-27
らしさ- ぽえむ君自由詩7*07-7-27
背中の海- yo-yo自由詩9*07-7-27
じっとりと雨に濡れた夜の草の匂い- 円谷一自由詩9*07-7-27
神様は人に祈りを捧げない- プル式自由詩4*07-7-27
good- つちやし ...自由詩507-7-27
そして、ぼくらは途方に暮れる(Mr.チャボ、SOS!)- 角田寿星自由詩807-7-27
- 恋月 ぴ ...自由詩21*07-7-26
- 乱太郎自由詩18*07-7-26
気をつけて- 砂木自由詩7*07-7-26
おれんじのくれぱす- 青井 茜自由詩7*07-7-26
夏、もろうで- 唐草フウ自由詩11*07-7-26
風が立ち止まっている- ぽえむ君自由詩7*07-7-26
現実という醜さ- 見崎 光自由詩3*07-7-26
無意味- こうや自由詩2*07-7-26
しちがつの祭り- あおば自由詩9*07-7-26
楽園- 石瀬琳々自由詩17*07-7-26
夏〜ヤンマ〜- さち自由詩9*07-7-26
- わら自由詩17*07-7-26
数多のあなた- ワタナベ自由詩24*07-7-26
宇宙天気ニュース@現代詩フォーラム- 小池房枝自由詩12*07-7-26
潜水- 秋桜自由詩8*07-7-26
あの白い雲にもう一度- ぽえむ君自由詩15*07-7-26
踊ろう- 円谷一自由詩4*07-7-26
きみ_と_ぼく(連詩)- 山中 烏 ...自由詩8*07-7-26
感傷的な夏より—連弾する午後の夢- 前田ふむ ...自由詩33*07-7-26
そろもん(切望の話)- みつべえ自由詩307-7-25
悲しみを拝見してる物- こめ自由詩907-7-25
今_この時- アハウ自由詩607-7-25
「球の描き方」- ソティロ自由詩17*07-7-25

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