すべてのおすすめ
 ひりひりとした皮膚の隙間から
 言葉や感情が飛び出していく
 熱を帯びた体はなすすべもなく
 意識の遠のきかけた瞬間にまた
 大事にしていた言葉一欠 飛んでいった
 
 空に溶けていった ....
たかいとてもたかいところで
鐘が鳴って
響いてふるえ
始まったんだろ
どんどん共鳴して
音があたるから
どんな形かわかって
反響して
わかってきて
まだ目もひらいてないけど
柔らか ....
新緑の歩調に
風のブーケが踊る
朝が来たのなら
花通りの空の
あたらしい風で顔を洗おう

うららかな候は
群青の筆をとり
太陽を描き始めた花の街へ
きみは、ハイカラに萌えて
モダン ....
 砂時計という名の{ルビ幽閉=ゆうへい}を描くべき色彩に迷い、
 指先ひとつで幾度も幾度も
 流れをもてあそんで
 みる

 (ここは、アトリエ・スロウ
 (時の許しに並ぶ場所

 ....
   やさしさもみんな抜け落ちて
   そいつはセーヌの流れに消えた





キリストマリアを引っかいて
破れた爪で十字を切った

 ....
じゃがいも
ゆでたいな
じゃがいもに
バターたっぷりつけてたべたいな
かわがついたまま
たべたいな
じゃがいも
たべたいな
じゃがいも
だいすき

あした
やおやさんにいって
 ....
三月も残り僅かとなり
ほころびかけていた桜の花も
一輪また一輪と開き始めてきました
桜の花が満開となり
その花が散り始めると
思いだす事があります


由美子姉さんとは実家も近所で ....
人は己の踏み締めた足跡に人生を見る
しかし踏み潰したものを見ることはない
見つめれば脚を踏み出せず
歩を進めれば踏み潰さざるを得ない
人が脚を持ちそれがまた
踏みにじる罪深さから逃れられない ....
どこかで聴いたことのある歌
その旋律が 流れてくる
思い出せない
歌の名前
思い出せない
記憶の糸が絡まっている
それでも
どこかで聴いたことがある
それは確かなのだが

思い出せ ....
 冬の空は乾いている。遠くで鳥の鳴き声がしている。車のデジタル時計を見る。空腹で気持ちがわるく、くらみを覚える。午前9時。いや10時だったろうか。もう時間など意味はないかもしれない。昨夜、車の周りにい .... {引用=deep-freeze
[動](他)
2 無期限延期[保留]する. }

小さな六畳間に溜め込んだ過去の残骸を
捨てる算段が立たない臆病者ごと
きゅっと纏めて窓から捨てる
海 ....
このいっしゅん、いっしゅんが、

かけがえのないものだってことは 
知っている




ぼくたちが、離ればなれに
別れていくことは 
知っている



何気なく過ぎて ....
小鳥はもう飛ばないんだ もう死んでしまったんだ
生き返らせてときみが泣くから
小鳥の背をナイフでなぞった
流れる赤い血を見てふたりはせつなくなれたから
青空の下 海へ向かってる

肺が放出 ....
氷の魔法

金と銀に揺れる 鈴鈴なりが
氷の上に 魔法をかける

虹色の氷の上を
くるくる回る 優雅な
妖精のオルゴール

歓声をあび キラキラ光る

氷の上の 女王

黒真珠の煌めきが
スポットラ ....
泥を かわして
かわして また 泥

すきだとか きらいだとか
そんな難しいことは あとからになさい
もっと ずっと あとからになさい
余裕がでるまで 待ちなさい


 陽をあびて  ....
風強い毎日

桜吹雪のように舞う桃色

自転車で走りぬけ 感じる春
別れの朝はなんて適当で
あっさりマグカップなんか洗ってる
もう触らないでって言ったのに
角ばった手は真っ直ぐ頬に触れてた

寝不足な顔してる
あなたの眼はそう言っていて
心配そうな顔 ....
折れた枯れ枝に添ったまま
消えていく水時計を持つ土色の葉

陽射しを後にした地の床への風くぐり
通りの方から聴こえる小声

渓谷は乾き こぼれた石
切れた羽に 埋め込まれ

飛ぶ ....
心って
呼ばれてるものの大きさ
物差しで
図ってみたい
 
きっと、それは
頭の中にいるんだと思う
それなら
最高でも10センチくらい
 
頭蓋骨とか
神経とか
邪魔なもの取っ ....
月がね
切った爪みたいでね
汚れた爪
置かれてた
夜空に貼り付いた枝の隙間に
どこまで歩いても
消えなかった


もうどこにいけばいいのか
わからないはるが白すぎて
どこから ....
大胆不敵な夏に
まっかでアモーレな大輪の花を咲かす為に
春は薄紅色の風を巻き起こすのだろうか

季節はちょっとばかり懺悔の告白をする

春のそよ風にそそのかされて
一足早く終日のたり ....
夜明け前 高速バスは世界の果てを追いかける
霧に囲まれた箱庭の上
君の現れる街まで

冷たい風に転がる くしゃくしゃの新聞紙
大きな流れに 少しだけ 寄り添って

帳が降り 狭い階段を抜 ....
春になりましたねぇ
と叫んだら
おまえっていつもじゃん
と言われてしまった
それって何なの

グラデュエーション

今の季節
はっきりとした区切りのようなものを感じる

北の国よ ....
  
         火 を見れば体の中でスパークする
        光 と色と微かな音が変化し変化する
         恐 れと喜びと懐かしさと新しさが
           現 れて ....
石鹸は邪悪な念を持ち始めた
毎日のように汚いものに接しているうちに
その心が侵されてしまったのだ
穢れがなければ自分の存在はない
穢れとともに生きてゆくことに
生きがいをもつようになった
 ....
春風に 舞う
たんぽぽの 綿帽子

大空に向かう
綿帽子の旅

太陽に 銀色にみゆる
綿帽子

風にゆられ ふわふわと
海の みゆる あの

公園に 休もうか
芽が出て 蕾になり
黄色い 夢の花

 ....
夢見て追い掛けた
君の背中

夏雲
鮮やかに
生きた日々を照らすよ

僕等それぞれ
描いた未来を
確かめ合いながら
風を追い越そう

幻が永遠というなら
重ねた日々の
虚しさもきっと
空へ還るだろう
 ....
かつてここには。
かわなめしがすんでいたという。
やぼようのときだけあしばやに。
よそものたちがとおりすがり。

うすぎたないしゅうきょうとほこりにまみれたまち。
ごうごうとうなりをたて。 ....
どんよりとした午後
気だるくジャズを聴きながら
ふと コーヒー・ミル引く手を休めると
ポツポツと出窓を鳴らして合図する
気まぐれな訪問者がやってくる

いつのまにか
部屋にながれるジャム ....
ほら
今日もまた
隣のきれいなおねえさんが
税金を納めたよ
もう
モバイトしてワークしている
場合じゃないんじゃない

ほら
いつまでも
決心がつかないでいるから
きれいなおねえ ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
蒸発- 茉莉香自由詩6*07-3-27
空気見てるみたいに音の中に- 水町綜助自由詩16*07-3-27
印象派- たね。自由詩9*07-3-27
アトリエ・スロウ- 千波 一 ...自由詩18*07-3-27
消えろ- 水在らあ ...自由詩3207-3-27
じゃがいも- 壺内モモ ...自由詩8*07-3-27
さ_く_ら- 川口 掌自由詩18*07-3-26
駆け巡る悲しみの果てに- アマル・ ...自由詩11*07-3-26
無名の歌- 岡部淳太 ...自由詩13*07-3-26
砂漠となる- 光冨郁也自由詩1207-3-26
deep-freeze- 士狼(銀)自由詩13*07-3-26
情景- わら自由詩17*07-3-26
海を見る。- 新谷みふ ...自由詩11*07-3-26
氷の魔法- 鈴鈴自由詩4*07-3-26
ぬかるむはる- 千波 一 ...自由詩25*07-3-26
桜ひらひら- 空 春色自由詩6*07-3-26
別れの朝- はるこ自由詩7*07-3-26
古蝶石葉- 砂木自由詩16*07-3-26
3.2センチ(あくまで予想)- 倉持 雛自由詩607-3-25
ワーキングホリデー- 水町綜助自由詩15*07-3-25
*春の告白*- かおる自由詩13*07-3-25
ライナー- 黒山羊自由詩207-3-25
だー- 恋月 ぴ ...自由詩27*07-3-25
火は- ふるる自由詩907-3-25
汚れた石鹸- ぽえむ君自由詩14+*07-3-25
たんぽぽの夢- 鈴鈴自由詩9*07-3-25
ストーリー- 和森朱希自由詩12*07-3-25
なあ、おい!- 猫八百自由詩6*07-3-25
雨だれシンコペーション- 渡 ひろ ...自由詩9*07-3-25
グッドウィル- シリ・カ ...自由詩8*07-3-24

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