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ぶわっと大きな風が吹き
桜のはなびら宙に舞う
私の中を
ぐるぐる回って
静かに地面に落ちていく

私は走る
皆に抜かされないように
ひたすら走る
走る
淡いピンク色のグラウンド
 ....
世の中なんてみんな
白痴ばかりじゃあないか

コンビニエンスストアで
大音量の着信音が響いた
居酒屋の出口で倒れている君
それでも酒を提供する男

彼が殴られたことや殴ったことを
た ....
昨日の夜は部屋も静かな寝息をたてて
星だってずっと遠くに見えるか見えないかくらいだったみたい

眠る前のめまい
足の先から順々に音を失くしてく
無色に染まる
たいせつ
カーテンのうすみど ....
君の手は何をつかむためのもの?
君の言葉は誰を包むためのもの?
手が二つあるからこそ
人間は愛する人を抱きしめられる
心があり口があり言葉があるからこそ
愛する人を優しく包むことができる
 ....
乾いた空気を
ぎゅうっとにぎる
繋いだ手の感覚は
何となく覚えているから大丈夫
今日も一緒にお散歩に行こう
 
表通りの十字路は避けて
少し遠回り
もうすっかり春だね
ってたわいもな ....
雨があんまりしとしと降るから
あなたのことを考えます
どうしてこんなに好きなのに
いつも届かないんだろう

あなたが望むというのであれば
何でもできそうな気がするのに
あなたを思うと ....
 こんなに心が泣いたのは久しぶりだと、ジブリを見た。
恋はこいと読むが、
来いも恋と読む、言葉の迷宮に入って、
恋来いと言って、子宮で晩御飯を考える。

今日のおかずを並べて、
腹を満たす ....
あなたを通り過ぎた風は
凪いで
睫の高さで追いかけていた
ニ歩先の肩甲骨と
くしゅん、と鳴った鼻
とのあいだに、置いていった

指先にのせて飛ばした
内緒のくちづけの形をした
ふ ....
水を、欲している
のどの ずっと奥のほうで
さかなが泳いでいる



季節が融けはじめていることに
気づいたときには もう
わたしのなかの海は 浄化され
沈殿していた過去があふれ出て ....
気がついたら
目の前に森があった

そうとうぼんやり歩いていたらしいが
もしかしたら忽然と姿を現したってやつかもな

とにかく入ってみる
ほとんど光の入ってこない
真っ暗な森だった
 ....
幼い頃からいつも一緒でした

わたしとあなたは

いつしか

あなたの右の指に花が咲くようになり
わたしの左の頬に花が咲くようになり

わたしたちは
その花を愛でたり食べたりするよ ....
朝の
薄暗い雲の間から
朝だよって
太陽の光が差し込んでいる


昼の
地球で生きている
すべての生き物を育み
暖かく
時には生き物を殺してしまう
熱い太陽が光る


 ....
ただ。ね
キラキラしてたんだよね。

ただ。ね
嬉しかったんだよね。

ただ。ね
優しい め してたんだよね。

ただ。ね
かっこよかったんだよね。

ただ。ね
あったか ....
そこはいつも夕暮れで
暗く沈んだ花園
ある時
一匹の鮮やかな蝶が生まれて
その上を軽やかに舞い始めたのです

私は長いこと
絡み合う植物でした
痩せた葉は光合成を忘れ
さりとて枯れる ....
夏にして 君と出会い
秋にして 君を想い
冬にして 君と結ばれ
春にして 君を愛す

{ルビ季節=とき}を越えて 我が心
奪いし君の その{ルビ未来=さき}に
{ルビ永遠=とわ}の二人を ....
言葉と言葉の間には
言葉はないけれど
言葉にはならない
人から人への言葉がある
言葉は全ての中の
ほんの一部分の表れ
書かれてあることよりも
書かれていないことの方が
圧倒的に多くある ....
ハチミツみたいな
甘い恋が好きよ,sincerity

いきなり結婚しようだなんて,あなた,早すぎやしないかしら?

それでも
困った時はそばにいて
そっと背中押してくれる

あなたが好きなのよ
心の ....
木の枝が重ならずに生きていくことを
描き言葉と伝え言葉が生まれる
それぞれの心の在処を

まるでひとり言でも呟くように静かに
少し楽しげに君は教えてくれる

大きな木の根元に寝転んで
 ....
小さな子供たちは
小指で誓う
幼稚園の無花果の樹の下で
色づく頬はうふふと笑う
遠くで鳴るオルガンはメヌエット

大きな子供たちは
唇で誓う
通学路を外れ孤独を埋めるものは二人以外には ....
「なぜ、こいをする? なぜ、あいするの?」
わたしは、じぶんがかわいくてしかたがないからです。
わたしは、じぶんだけはしあわにいきていたいのです。
だから、ひとにこいをしてあいするの。
じぶん ....
嗚呼 今頃 汗を流しているかな
こっちは 思ったより 風が気持ちいいぞ

生命の縷々 断ち切れぬなら
流れのままに 摂理のままに

嗚呼 今頃 笑っているかな
こっちは 思ったより 風が ....
春のうららかな陽気

桜の咲き乱れる川原に腰を下ろして糸を垂れる

暖かな日差しが誘い込む

気持ちの良い世界への誘い

夢か現かボーっと対岸へ向けると

君がいた

笑顔でこ ....
未来が何も見えなくて

後ろを振り返った

咲いた桜が散っていく

向こうには

ひなたのバイクの運転席で
猫がうたた寝
微動だにせんな
ふてぶてしいが気持ちよさそうだな

春休みの子どもたちは
自転車を公園の入口に倒して
人工の河原でバシャバシャ
びしょぬれだけど ....
淡紅が揺れるから心が騒ぐ

フェンス越しの桜並木
隙間から覗くと学び舎が重なって
霞む
春の魔法にかかった

お別れはずいぶん昔に済ませたのに
世界が淡紅一色に染まる頃
すれ違った昇 ....
御曹司という名前が無くても
生徒会長という名前が無くても
学年トップという名前が無くても
私を愛してくれますか?

御曹司という名前が無くなれば
生徒会長という名前が無くなれば
学年トッ ....
ドクロとか、
目の前に浮かんでいて。

しかもそれは闇の中なのに、
淡く発光していて。

骨、光るわけないじゃん
光源はどこなの?

しかもそいつ、
喋り出して。

死者が語る ....
飛ぶ鳥から抜け落ちた羽根が
地面に墜落する運命に気付かず
いつまでも空を飛び続けていることがある
これを残鳥という

猟銃で撃たれた鳥の
飛び散った大量の羽根が
そのまま鳥の形をして飛び ....
僕は怪物なので
あなたを犯してしまってもいいと思った。

有毒な手であなたの体を触る
汚染襞で同じばしょを何度もほふる

結局僕は
あなたが嫌がらないのが嫌になって
愛撫をやめた

 ....
小枝の先に小さな緑が現れる頃
もう何度も使ってきた
「新しい」という言葉は
やはり新しいのだと不思議に感じる
今まで使ってきた言葉に
何かが足され
何かが積み重ねられ
今までにはない感動 ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16259)
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