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晴れきっている

閃光が停止してる

この路上から垂直に

そのぶちまけられている幾多の天井の上に

切り欠けている

せいかつ

の片側たち

半身の動物園

豆の木 ....
今の自分にできることは
何もないのかもしれない
あったとしても
今までの自分ができたことよりも
ずっと少なく
今のみんなができることよりも
ずっとずっと少ない
だからといって他人を恨むこ ....
薄情なのは
どうやら僕も君も彼も彼女も
みんなそうなんでしょう。

無礼なのは
どうやら僕も君も彼も彼女も
みんなそうなんでしょう。

きっとみんなわかっちゃいないんです。

愛や ....
?.

木曜日に最後の晩餐をして

金曜日に くちづけられて
磔にされて 血を流して 死んで

三日後に もう一度生まれる

手のひらには穴が開いたままで ....
子どもを三人殺したと
自慢する男がいた

あたしゃ子どもを三人産んだよ
そういった小太りの女がいた

子どもを三人殺した男は
一人ずつどんな風に殺したのか
丁寧に説明してい ....
きみは幾千万ぼんの花畑

おいらはそこに寝転がって

ぐるぐるぐるぐるしまくって

きっと泣いちゃうんだろうな


やっと会えたよって

会えなかったより

会えたほうがよか ....
ひかりの 牽引が
ここちよい 日だった
つむじ風が 花びらを
まとって 帰ってゆくのを
ひねもす ながめていた
春の夜の公園は寒かった
暖かい陽射しに守られていた時は
ベンチに老人が座り
子どもたちが走り回って
木々も上へ上へと伸びていた
そこには春の温もりが広がっていた
日が暮れるとともに
公園 ....
悠々と二羽の鳥が、碧い空を裂いてゆく、
       鮮やかな傷口を、
銃弾のような眼差しで、わたしは、追想する。
  その切立つ空を、あなたの白い胸に、捧げたい。
  
     ・・・・ ....
西日が射している
ヒバリが飛んでいる
あ、誰か来た

青い屋根と黄色い屋根の上に
星が落ちました
僕の家の屋根は白いです

腕時計を買ってもらった
子供がはしゃいで
腕をぶんぶ ....
愛を一滴馴染ませて
晴れ桜 袂に滲む掬い人
花屑浮かび詠み返す歌
流れゆく詩達 恋の行方の様に

“さよなら”を知らない
湖に沈む月に咲く子供達
綺麗な形を愛と呼ぶ
水底に流るる ....
友達と呼ぶ時
少し気後れしてしまうが
知り合いと呼んでしまうのは寂しい
私に黄金町を教えてくれたのは五つ年上のKさんだった
女子高生が一人で歩くのは危ないよ
彼はそう笑った

駅の改札を ....
ふーる、fool、ふーる、who
可哀想に、ひとりぼっちの嘘つきが
櫻吹雪を降らすApril foolな日曜日に
ふっと、footがふと思い付いた足のあした

(そう、あなたはきっと無様 ....
おまえの与えてくれる苦痛は
いつも、生ぬるい


絶望なんていう造形は
そんな光景じゃ、描写しきれやしないんだ


愛したことの罪と罰だなんて思考は
夜の帰り道じゃ、ちっぽけだ

 ....
ふと動物園に行きたくなったので
ふらっと電車に乗り込んで
ふらりと向かった

「水曜日は休園日です」

がっくりしてまたガタゴト
帰りの電車に揺られる

電車の中に居る人を眺 ....
タイムカードを押したらすぐに
携帯で夜の待ち合わせをする
白いワンピース着こなす君は
笑顔で僕の心を埋め尽くす

You are my Angel.
僕を天国に導いてくれよ
 ....
都会で生き抜く鳩たちは
巣をつくるための枯れ枝を失い
マンションに住むようになった
冷暖房完備でオートロック
防音設備までも充実している
食料は近くのコンビニで二十四時間
夜目が利かなくて ....
お父さんの背骨の近くを押していく
淋しい箇所がいくつかある
大きくなったら学者かバスの運転手になりたかった
と、よく言っていた
結局学者にもバスの運転手にもなれず
十年前に地方の小さな薬局を ....
十万円で買ったパチンコ必勝法が
まったく効果はないと知り
ガンキャノンはパチンコ台を叩いて店を追い出された
かつてガンダム達と一年戦争を戦った勇姿の面影はない
年金を酒と博奕につぎ込む日々を彼 ....
キラビヤかな クラブ

真っ赤なルージュ
艶やかな唇

カランコロンとグラスを揺らし
ウイスキーを飲みほす

ミラーボールに光る
夜のグラスな媚薬

甘い香りが
媚薬な夜をさそう

おどりが好きで夜を ....
わかりあえる なんて これっぽっちも思ってないから
せめて わかりあえてるポーズだけでもしようか
微笑みあって 握手して ハグして

それさえもできない相手とは 殺しあえばいいじゃないか
心 ....
なたね梅雨、濡れ葉に皐月近づけり

緑に薄青き色を添えし衣着る娘立ちおれり

わずかに微笑みておれり

路に水流れ、曇り空、

夕餉の魚持ちてゆっくり歩む帰り道
 ....
彼の乗った船が エーゲ海で消えた

滅多にあることでも ない



彼の乗った船が エーゲ海で消えた






遠州浜の海岸線は 遠い砂浜
波に運ばれる 白い砂と 生き物 ....
君がまだ言葉をうまくしゃべれなかった頃
青空を指差しては「キー!」と叫んでいた

最初は何のことかわからなかったけれど
君の指差す方向にはいつも
飛行機が気持ちよく青空を滑って行って

 ....
泣きたくて 泣けなくて
母に手紙を書いた夜
滲むことさえ出来ずに
笑顔の文字が並んだ


  「変わらずに元気です
  新しい服を買いました
  今度の休みに帰る
  その時に着て行 ....
珈琲牛乳の色をした空には
夜と朝とが 文字通りに交じり合う
季節はそこに存在する唯一つの風景だ

一年、二年、三年、と
過ぎ去った時間の数を数えているのだが
両手だけでは足りない ....
枕の高さの分だけ
浮いてる孤独

しわのように
なみが 追いかけてくる

向きを変えたいけど
やっと こもってきた熱だから

隙間に入り込む外の風を
力なく拒む

しろくにごる ....
            2007/04/05


金属の
吸湿性について
クグってみたが
よく分からない
脱石油の旗の元
水素貯蔵合金は
開発競争も忙しく
かのフリー百科事典
 ....
魚になって泳いでみたら
ちいさなあの子がすくってくれた
あんまり優しくするもんだから
優しくガラスにキスをした。

小鳥になってちゅんちゅんしたら
おっきなあの手で優しく抱いた
あんまり ....
二人はきっと
   同じ気持ちで
  同じ景色を
見ているんだと
気づいた夕暮れ

宵の明星が
 輝いてた


二人の
目の前には
お互いの道があるから


離れなきゃ
   ならないんだね

二つに ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
kiri- 水町綜助自由詩15*07-4-7
今の自分にできることは- ぽえむ君自由詩8*07-4-7
嘆くこと- 蔦谷たつ ...自由詩807-4-7
SEMANA・SANTA- 水在らあ ...自由詩2707-4-7
数合わせ子- なかがわ ...自由詩3*07-4-7
花畑- 吉岡ペペ ...自由詩407-4-7
そろもん(公園のベンチの話)- みつべえ自由詩1007-4-6
春の夜の公園- ぽえむ君自由詩10*07-4-6
春のひかり- 前田ふむ ...自由詩28*07-4-6
外国語で書かれた俳句を翻訳したような調子で- 楢山孝介自由詩15*07-4-6
晴れ桜- 晴れるひ ...自由詩12*07-4-6
黄金町- リヅ自由詩11*07-4-6
*噛みつく童話*- かおる自由詩10*07-4-6
呼吸- わら自由詩9*07-4-6
「動物園」- ベンジャ ...自由詩12*07-4-6
Devil_or_Angel?- 1486 106自由詩4*07-4-6
マンションに住む鳩たち- ぽえむ君自由詩9*07-4-6
金属は湿っている- たもつ自由詩17*07-4-6
何でも信じるガンキャノン- 楢山孝介自由詩7*07-4-6
ウイスキーカランコロン- 鈴鈴自由詩6*07-4-6
君に自由を見るのさ- 大覚アキ ...自由詩307-4-6
なたね梅雨- 生田 稔自由詩6*07-4-6
彼の乗った船が_エーゲ海で消えた- もも う ...自由詩32*07-4-6
「キー!」- 未有花自由詩18*07-4-6
手_紙- さち自由詩19*07-4-6
或る季節の死- 黒田人柱自由詩1107-4-6
古蝶石舞- 砂木自由詩13*07-4-5
金属は湿っている- あおば自由詩10*07-4-5
スケッチブック- プル式自由詩15*07-4-5
夕暮れの別れ道- 和森朱希自由詩607-4-5

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