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おおっ
第一次反抗期

ショッピングモールのフードコートで
隣の坊やが
反抗してるしてる

どうやらコップをいたずらして
ママに叱られているらしい

「ダメでしょう!」

   ....
蕗を茹でる鍋にぶちまける
キッチンの戸棚に隠してあった
とっておきの塩
ザルツブルクで見つけた

とっておき なんて
未来を楽観できなきゃ
思い浮かばない道化芝居
あたしは無理をし ....
紙の前には座りたくない
鍵盤の前にいたい

昼ひなか私は没頭する
緊迫する
高揚する


せわしなく
抑揚の激しい旋律を
いつか
さりげなく
やさしく
奏でることができたら
 ....
赤信号を歩いていく人の背中を見ていた
急いでいる訳でもないその人につられて
ひとり、またひとりと流される

流行の最先端を行く
誇らしげに胸を張って
アスファルトに張り付いたガムを
幾人 ....
時はいつも人を吹きすぎてゆく
ちいさな想いや願いを散り散りにして

もうあの時のうたは
二度とはうたえない
いちまいの絵のように
すでに過去のギャラリーに
展示されているのだから

 ....
  「無理です。」

こんな言葉を最近よく聞く
そういうとき僕はいつも同じことを言う

「本当? やってみないと分からないんじゃない?」
「失敗してもいいじゃない。」

皆、真面目に一 ....
はす向かいの煙草屋から2メートル借りて
となりに住む大学生から4メートル借りて
街頭募金を装って6メートル借りて
それでもたりなかったから交番へいって3メートル借りた
夜爆発して
住人が ....
冒頭 突然のファンファーレ

ガシャーン

砕け散った人生の姿見
その欠片の一つ一つ
舌を出した黒猫が覗き込む
にやにや笑いの黒猫が
こちらを向いてこう言った

こいつぁ凄い

 ....
生来の無精が祟り
とうとうハンカチにアイロンをかけるのをやめました

アイロンをかけないハンカチはシワだらけです

アイロンをかけないハンカチは愛想がいいです

アイロンをかけないハンカ ....
淋しさは
翼いっぱいにはらむ風

僕は
飛びたてる
だけどというより
だからこそ

明日をもしれぬ運命
なんて
何を怖がることがある

残り時間の心配なんて
いらない
 ....
   

卵がスウィングしている
托卵容疑の直滑降は不恰好に喉を塞ぎ
やがて破裂して口いっぱい
玻璃 瑠璃 瑪瑙 罵詈 雑言
秩序の欠如は流星し
脳裏がそっと炙り出す
片手に毬 錦の手 ....




私は砂。
水を含み、泥となって、
いつか形にならねばならない。
砂。

茫洋と昔の空を思い出す。
空はいつでも高くて、
私は不自由で。
とても自由だっ ....
 ○

喪失 は
まとわりつくのだ!

 ○

おぎゃあと出現し
 A 何をすべきか・・・時代からの問い
 B 何がしたいのか・・・自身からの問い
 C 何ができるのか・・・生存す ....
生命の断崖絶壁を一息に飛び越えて
数千のむく鳥の叫ぶ警鳴のさなかうずもれる
お前たちの眠りを食べてしまいたいんだ
膝を抱えて耐えている君へは海風の接吻を

夜の最深部、平野の大動脈が鼓動 ....
             140116
なんというのでしょうか
外は快晴
北国の方には嫉まれるような青空
それなのに
寒いだの風が冷たいだの
喉が痛むのだと言いたい放題
マスクが飛ぶよう ....
夕闇がやってくる気配
それは決まって
南向きの玄関の隅から生まれた
冷えていく板張りに寝転がって
図書室で借りてきた本を読んでいると
ふいに呼ばれる
声、
のようなものに

夜が
 ....
飲み過ぎて
この5時間の記憶がない

あるのは
枕元のメモ帳に書いてある じゅもん

ラミパスラミパス ルルルルルー

なるほど
鏡を見ると元の俺


何に変身したんだっけ? ....
私が死んだら
悲しんでほしい
私がもういないことに

私が死んだら
笑ってほしい
私が生きていることを思い出して

私が死んだら
忘れてほしい
生きてるあなたが何よりも大切だから
 ....
揺すらないで
覗かないで
ノックしないで
猫はいや

汚いものが沈んで
息がつまる

追い詰めないで
掬わないで
閉じ込めないで
逃がさないで

窓はどこ
酸素が欲しい
 ....
死について、

突然、その時は訪れる
死の実感は
高校二年の春だった。

いつもの朝の登校時
いつもの郵便局の角を曲り
いつものとおりのバス通り
いつもの調子で渡ろうと
いつもの歩 ....
雨の夕暮は
水族館の水槽に
似ている

魚は

ネオンや車は
魚に似ている

魚は
夢を見るだろうか

魚に脳があるなんて
知らなかった

脳が他の魚の
30倍はあると ....
そのポジション こころもち傾いだ肩
だがその奇妙な天秤は正確に示していた
数冊の詩集は巨大なOEDよりも重いと
あるいは野の中の一本の大木
その美しい縞模様の幹と いろとりどりの葉よ
だ ....
白銀の光

冷たい熱を帯び

私と月の間には
透明な冬だけがある
はるかに遠いくせに
あっけなく近くなる
こんな風に
てのひらにのってみせるのは
何故?
まるで
弓矢を射れば ....
そんな厳粛なものではなかった
壮麗な教会のどこか枯れた香りではなく
天に召されようとする生身の横たわる部屋は
真冬でも蠅が飛び交いそうな腐臭に満ちていた

‘なにかがおかしい’と疑いながら
 ....
なに考えているのかちっとも手応えがない仕事人間のようなふたりでも

ささやかな感情のふくらみで満足していたりするのです

したいこと、やるべきことがあるから今の暮らしをしているのだ ....
色褪せてしまうまで
崩れ落ちるまで
見届けたかった
遠くなる影を見送り
不在を確かめたなら
踵を返し
歩きだすはずだったのに
あとからついていったのだ
見失う一歩手前の距離を保ち
二 ....
寒い日に「寒いね」って当たり前のこと
温かくて柔らかい吐息の色でわかっているよ

降り積もった朝の霜を踏んで
砂利道の上のキャッチボール

口遊んだいつもの歌も
溜め込みすぎて漏れ出した ....
仕事帰りにスーパーで きんぴらごぼうを買った
私はこのきんぴらごぼうを作ってくれた人を知らない
きんぴらごぼうを作ってくれた人も私を知らない
でも
きんぴらごぼうは美味しい

きんぴらごぼ ....
雨上がりの夜は
月が尖る
星も尖る

その二等辺三角形の光は
柔らかい肌に
突き刺さり

闇は
切り裂かれて
足元に落ちる

影を拾おう

追いかけよう

月光を踏み散 ....
クフフッ
ボクは男の子

ママは云ったんだ
大人になったら男の子はパパに似るはずだから良かったねって

 惚れんなよ ママ

クフフッ
ボクは男の子

でもボクはママのDNAを好 ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
がんばれ_坊や_がんばれ_ママ- ichirou自由詩8*14-1-19
ゲトライデ- 藤原絵理 ...自由詩314-1-19
レッスン- Lucy自由詩13*14-1-19
横断歩道- 中村 く ...自由詩9+*14-1-19
風のギャラリー- 梅昆布茶自由詩1814-1-19
失敗してもいいじゃない- ichirou自由詩8*14-1-18
- はるな自由詩1114-1-18
悪夢- ……とあ ...自由詩6*14-1-17
ハンカチにアイロンをかけるのをやめました- ichirou自由詩6*14-1-17
涙袋は満タン- Lucy自由詩12*14-1-17
誰が卵を置いたのか- ただのみ ...自由詩18*14-1-16
- 田園自由詩4*14-1-16
○6つ- 空丸ゆら ...自由詩714-1-16
夜明け- 由木名緒 ...自由詩6*14-1-16
なにか- あおば自由詩15*14-1-16
夕闇- そらの珊 ...自由詩2514-1-16
ラミパスラミパス_ルルルルルー- ichirou自由詩4*14-1-16
私が死んだら- ichirou自由詩6*14-1-15
モノローグ- Lucy自由詩14*14-1-15
宙を舞う- ……とあ ...自由詩9*14-1-15
魚は夢を見るだろうか- 駒沢優希自由詩314-1-15
詩人の庭・松田幸雄- 由木名緒 ...自由詩6*14-1-15
さえざえと- そらの珊 ...自由詩1614-1-15
イルシスカー_−BWV535- 藤原絵理 ...自由詩5*14-1-14
飄々と- 鵜飼千代 ...自由詩11*14-1-14
複眼- Lucy自由詩16*14-1-14
言葉のカタチ- 中村 く ...自由詩13*14-1-14
もしかすると_生きていることは孤独じゃないかもしれない- ichirou自由詩19+*14-1-13
月光を踏み散らかして。- 駒沢優希自由詩314-1-13
ボクは男の子- 朝焼彩茜 ...自由詩14*14-1-13

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