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潜る
深い深い思考の中
深海魚みたいに
やさしい言葉はかんたんにでるのにね
ほら笑ってるそばから
胸がいたい
自分のことが好きですか
深い海のそこから
あたしは泳ぎはじめる
好きです ....
ぼんやりと 外を眺める
雨の日
誰もいない校庭

賑やかな廊下 教室

ただ 退屈な、
いや、馴染めないでいる
寡黙の私

語りかけてくる
言葉をさえぎるようにため息

チャ ....
日傘を差した女の影が


歩道の凹凸を滑って行く



            踵を返す青い熱帯魚
            フルートの鋭い閃光
            アイスピックを ....
まるで、息でもしてなかったかのような気持ち。

しゃべる言葉を呑み込んで。

言いたいことは、いっちゃいけないことで。

ころして、ころして、静かに、笑って。

苦しいなんて感じなくて ....
たいふううぅ

傘がくるくる空に消える

わくわく甘い匂いがしてくるよ

たいふううぅ

子供たちが笑っている

大人たちもはにかんでいる

たいふううぅ

あぁびしょ濡れ ....
ネオン輝く夜の街
路地裏の狭い石畳に
今宵も漂い辿り着く
淡いランプに浮かび上がる
[遠い昔のバー]の扉(ドア)

ここは[遠い昔のバー]の中
スツールに掛け、手をふいて
まずは一 ....
優しいだけで十分だ 窘めを含んだ雨よ
優しすぎる
それだけで 十分だ

怒りの下らなさにだけ 煩わしさを感じる

年輪の結界に守られている
層が優しさの環になって 窘めを含んだ雨よ

 ....
{引用=
ときめきごときで生死を別つ、わたしたちの青春は、まだ戦火に燃えていますか


そしてチャイムが鳴って夢が突如として幕を閉じる、きもちよかったから授業が終わったあとも、総天然色に浸され ....
 
思い出の国に目覚める眠り姫

映画を観たり、キスしたり、

その度、僕の胸はキュッと痛くなる



 
風が吹いている
為されるがままに立っている
貴女
は僕のことを見ていない

空は晴れている
在りのままを見ている

は貴女に語りかけることできない

凪の海
水平線を見ていると ....
おれは殺風景
 がらんどうで埃濛々


 だから昼の檻に閉じ込められた
オオミズアオなんか見つけると
こんな錆びついた工具のような手をしながら
そっと 捕まえてみたくもなるものさ

 ....
水飛沫だけは一人前の
まるで推進力がないバタ足で
取り付く島を探し回る毎日

学校の水泳授業を
見学してばかりいたツケが
今頃回ってくるとは思わなかった

後輩の回遊魚達には
軽 ....
車に乗り込むと会社に向かう
いつもの出勤時刻
晴れた朝は 陽ざしがまぶしい
光を避けて 道路を走る

段々と 車列がのびていく
大きな車も小さな車も車間距離は同じ
列のスピードに合わせて ....
 君は 優しすぎる
 
 笑いすぎる

 身体をくの字に折って 土砂降りの雨の中で
 ラリッたシャムネコのように 笑い転げて

 まるで その細い身体を濡らすのが
 冷たい水の滴で ....
{画像=120616222037.jpg}



季節はなんて早く
通り過ぎて行くのだろう
もう春だと思ったら
陽の光は力いっぱいの強さで
もう初夏のようだ


季節の風は
確 ....
似たものばかり 重なる油絵の厚み
偏ってゆくけれど 分野を分けたくない 

 乾く前に重ね塗る 皮膚呼吸に気がつく

似たものばかり 増えて 要約に飽きる
バランスの軸だけで 死角を生き反 ....
雨の日に
西瓜をノックすると
入ってます、と声がする

ぽこん

西瓜まるごと持つと
かなりの重量感があるのに
成分はほとんどが水なんだってね
ふうん、そうなんだ
果物を食べると
 ....
夕暮れ
石ころが転がる河原で
ひとりのんびりビールと

割り箸に刺したはんぺんを
七輪でささっとあぶり
ちゅるちゅる呑みこんでいると

対岸にオレンジ
鬼火が屋台の提灯のように
等 ....
アングラな思想に
陰雨は益々逆上し
渦巻く不条理と
液状化する倫理の狭間を
横行していく出任せの正義

快楽の行く末は
琴線に触れもせず
狂い咲く恥じらいと
計算された愛憎を武器に
 ....
汚れちまった悲しみに……
中也の悲しみは
なんだったんだろう?

彼は孤独人
人を欲っしながら
人を拒絶していた

誰にも理解されない
運命を受け入れた
その引き換えに
神から創 ....
この世は居心地が悪い

芝居小屋に立ちつくす
招かれざる大根役者のように
俺は どう振舞えばいいのかわからない

君はまるで薔薇だな
庭の生け垣に生い茂り
いつでも水や肥料に恵まれて
 ....
カレンダーを捲ると標語が書いてある
『向上する意思があれば道は拓ける』
自信たっぷりのその言葉に釈然としない

テキトーに世間ではそう言うけど
さも正しい事みたいに言い切れる
その根拠は ....
バカ バカ バカ バカ バ〜カ!
まったくもってバカ ほんとバカ!
バカ過ぎて どこがバカか分からないバカ!
迷惑なバカ うっとうしいバカ 自己中バカ
目指せ! 完全無欠の大バカ者

バカ ....
泳ぐ風 太陽の粉を砂鉄の様にくっつけて

煌くの

雨天に割り込んだ泳ぐ風 まるで子供

ケラケラ ケセラケラ笑う 

痛みを泳がし癒すの 子供のくせに

何を悟っているのさ

 ....
夜に溶けてみたいから
僕は街を闊歩します
夜に溶かしてほしいから
僕は夜空を吸うのです
もしも夜に溶けたなら
今すぐ君に逢えますか
世界を構築しているものが何なのか
やっと 気が付いたよ
この宇宙の存在 生物の誕生
全ては奇跡
この世界は奇跡で創造されている

末期ガンの患者の完治や 戦争のない世界ばかりが奇跡なんじゃ ....
トラックのエレメントとオイル交換をしてもらう
33万キロも大地をかけぬけた偉大なポンコツだ
いきつけのスタンドの早川さんとちょいしもねたジョークで
あいさつして笑いあう

こんな日常もいいか ....
この顔はデンマークとか何とか
そんな緯度の産
しかもダ・ヴィンチの
妖艶ヨハネが指差す方角からの下賜品
ってところ
そして色素の少ない
血色もないこの乾いた肌は
ケルトの俗謡、ドルイドの ....
突然雨戸が
何語かで話しかける どうしたの、何
小さなビスケットの家の
窓には童話色のカーテン
それじゃ無理

雨戸は不満を述べてノックする
何か起こったの、今から起こるの
小さな庭の ....
   

人々が真剣になる時
俺は最もふざけた格好をして出て行って
人々を一つ、クスリと笑わせてやろう
人々は俺を見てゲラゲラ笑い
「道化、これをくれてやる」と言いながら
俺に十円玉を投 ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16299)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
オチテユク海のそこ- じじ自由詩19*12-6-20
走る- ちゃむ自由詩312-6-20
白昼夢- ただのみ ...自由詩25+*12-6-19
ただいま。- 狠志自由詩312-6-19
台風やってくる- 灰泥軽茶自由詩8*12-6-19
遠い昔のバーのスツールに腰掛けて- ……とあ ...自由詩10*12-6-19
結界- 朝焼彩茜 ...自由詩7*12-6-19
trill_drill_girl- しもつき ...自由詩1112-6-19
眠り姫- 殿上 童自由詩20*12-6-18
貴女にはもう何も語り掛けられない- kauz ...自由詩11*12-6-17
光が煙のように立ちこめていた- ただのみ ...自由詩17*12-6-17
バタ足- nonya自由詩23*12-6-17
光る車の窓- 砂木自由詩13*12-6-17
理由を捨てて- まーつん自由詩12*12-6-17
通り過ぎる春に_/_駅裏の空地で- beebee自由詩25*12-6-16
斬新には今は届かない- 朝焼彩茜 ...自由詩8+*12-6-16
雨の日に- そらの珊 ...自由詩17*12-6-16
はんぺん踊り- 灰泥軽茶自由詩19*12-6-16
人よ一夜と洒落頭- faik自由詩15*12-6-15
【_プラスチックな夜_】- 泡沫恋歌自由詩14*12-6-15
場違いな賓客- まーつん自由詩812-6-15
【_標語_】- 泡沫恋歌自由詩10*12-6-14
【_バカについて108の反省文_】- 泡沫恋歌自由詩9*12-6-14
泳ぐ無邪気- 朝焼彩茜 ...自由詩6*12-6-14
溶融許可- なきり自由詩712-6-14
世界観- 無限上昇 ...自由詩512-6-14
古書店- 梅昆布茶自由詩20*12-6-14
女神の肖像- salco自由詩7*12-6-13
雨戸のうちそと- 木原東子自由詩17+*12-6-13
道化の還り道- yamadahifumi自由詩712-6-13

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