すべてのおすすめ
エレベーターの中は
どこまでもお花畑でした
見たことのあるような花ばかりだったけれど
すべての名前を言い当てることは出来ませんでした
ああこんなところまで来てしまったのだなあ
と感じて
中 ....
あなたに似ている
と。言われたくありませんでした

わたしはわたしに過ぎず
あなたのクローンではないのだから

あなたがいなければ
生を授かることはありませんでした
それだけは否定でき ....
ある学校の授業で
問題が出されました

イヌ クマ ヘビ ヒツジ ウサギ
この中で仲間外れはどれ

先生も生徒も
別に答えは何でもよかった
答えの理由を楽しむ
そんな問題でクラスは盛 ....
信号の点滅を見るたびに

心のどこかで

何かが点滅している

すぐ後ろに危険が立っているのか

目の前にチャンスが来てくれたのか

私にはわからない

この点滅が消えないこと ....
              2007/04/13

ギリギリギリ
ギリギリ切り
ギリリ
ギリリと抉じる

コジル

花かんざしが

ギリリと鍵を抉じ開けて
入口と裏口の間に佇ん ....
              2007/07/13

ビッグバーン
ビックバンビクバンビクバン
大きな身体に強い心をぶち込んで
どーんと寄り切る土俵際

大きなバイクがやってきた
御影石 ....
街角でコンクリートの上の血溜りを見て
貧血を起こした少女がいた
目だけやたらに光らせながら
ポリバケツをあさるやせた子猫がいた
自分を責め続けることに逃げる俺を
本気で心配する他人がいた
 ....
とりが
わたしをねむり
わたしが
とりをねむる
しんや
ばすか
とらっくか
おおきなくるま
のようなものが
いえのまえを
はしっていった
とりや
わたしが
めをさましたりゆう ....
いつもねじ曲がった言葉ばかりで
言いたいことの
カケラすら
伝えられなくて

またあなたを
傷つけてしまったよね
『本当にごめん』の
一言を言うために
何度も受話器をとるけれど
そ ....
現世での暮らしはいかがでしたか?
私は案内人のリベラと申します
天国までたどり着いた貴方に
確認したい事項がございます

チケットはお持ちでしょうか?

貴方はやり手の事業家と ....
カラフルな田園をぬけ
ヤマは
絵モヨウのヨウなスギノキの
ヨウなミドリいろが
ヤマは
ウミよりも深く
ムラサキいろへ
取り込ンでく
沈ンでく

ヤマヤマは
ソレゾレすこしづつ濃さ ....
欲したものを失うたびに
右まわり 左まわり

信じたものを見失うたびに
目がまわり ぐるりとまわり



ゆれるシーツで重ねたウソも
わかっているコトバばかりで殺してくれ

おか ....
特別な時が終わり
あなたは宴を胸にしまった
遠のくのではなくはじめから遠く
その遠さの上を行き来していた
うたや笑顔や踊りが過ぎ
原や道や水たまりが
火と響きを片目にしまった
 ....
あっ、春が飛んだ
今、飛んだ
すぅと、まっすぐに
春が飛んだ
とてもうれしそうだ

おや、あっちでは
春が跳ねている
清らな音で跳ねている
春のリズムで
なんだか楽しそうだ

 ....
あなたが
この頃やさしいのは
何か企みがあるのかと
首を傾げていましたが
いま、この橋にたたずんで
ようやく気がつきました
もう
春なのですね


欄干にもたれて
あなたの
い ....
             2007/04/12

21世紀にもなって
バカでかいハーレーに
オンボロのハーレーに
偉そうに乗るなんて
なにか違和感を抱きます

環八に
オンボロのハー ....
人間になったときに
長いしっぽは捨てたはずだったが
ゆうべまた失くしたので
蜥蜴になろうと決心した

体が楽になったのは
まっすぐで生きられるからだろう

背中が陽に染 ....
産まれて来たからには

そりゃあもう生きるしかないのよ


理由なんて特にないけれど


それでも死にたいなんて

レモンの酸っぱさ知ってからでも

遅くないと

 ....
 何の為に生きるのか その理由が知りたくて
 僕は昔君に聞いたんだ
 君の横顔は美しくて
 僕はあぁこの横顔が見たいから生きているんだな と思った
 でも君が老いていくのは嫌だった
 僕はま ....
ずっと見て居たかったから

すっと見ていようと 心に決めたけど

まばたき は するし

靴ひも も ほつれるので

約束 は きっと守れなかったのでした

君は 肩落とす 準備を ....
部屋の窓から夕日を眺めてた
全てが溶けていくようだった
気持ち悪い
でも何故か惹かれた
柔らかな風が窓から流れ込んできて
気持ち良くなってきた
何かが変わる気がした
忘れなさい


静かな祈りのように
優しい言葉で
私は途方に暮れてしまう

思い 惑って
開いた唇

言葉を発する事も許さず


忘れなさい



祈りは薄く
で ....
写真では思い出せる
ものがたりは忘れてしまった
楽しかったことの記憶だけ
振り返ることもなく

通過電車のあとを追う
錆びた風であれば
印画紙を風の色に染めて
完成する思い出

岩 ....
アタシ 上手く笑えない

アタシ 上手くしゃべれない

アタシ 上手く愛せない

アタシ 上手く表せない


なぜ なぜ なぜ??


18年のアタシの疑問符に

今日つい ....
4・11

波の返す音を数えて
砂浜に線を引いた
8まで数えたところで
波が静かにさらっていった

真夜中の海は
どこまでも真っ黒で
水平線など見えはしない
それは空が落ちてきたの ....
幾多の苦難を
一つ一つ思い出に変えながら
今日も夜空には過去が浮かび
月影は淋しさをなぞるように
きれいな円を描いている

たとえば
「さよなら」の四文字を
どの星にあてはめれ ....
ワガママなあなたはハナっから
あからさまな逆さまだったから
飾らなかった露わな狭間
また真っ逆さまだ

あなたは若さ、または様々な甘さが
早々、たわわだった

まっさらな朝っぱらから
 ....
しずやかに睫毛を下ろした女の人の
うっとりと水が疾走する線路の方角に
暮れては滲んでしまう稜線がその輪郭を喪ってゆく
眠れない枕木は鍵盤となって揺れながら
囁かれた嘘の吐息にしがみついた
 ....
あんたの腕から
しなだれ落ちる
赤い糸を辿っていったら
どこに辿りつくんかな

いろんな女のとこ
ぐるぐる廻りながら
なかなかその先が見えてこうへん
女の人が多すぎて
 ....
たぶんアタシは泣くだろう

近いうちに泣くだろう

泣くこと好きじゃないけれど

いつもは我慢するけれど

次はきっと堪えきれない

雨雲は重く湿って臨界点

それでもいいや
 ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
足元- たもつ自由詩1207-4-13
- 恋月 ぴ ...自由詩45*07-4-13
仲間外れ- ぽえむ君自由詩8*07-4-13
点滅- 森下 流 ...自由詩4*07-4-13
抉じる- あおば自由詩6*07-4-13
フラットヘッド- あおば自由詩4+*07-4-13
「センス_オブ_ワンダー」- ゆいしず ...自由詩307-4-13
すいみん- たもつ自由詩1007-4-13
メビウス- 和森朱希自由詩407-4-13
天国へのチケット- 1486 106自由詩6*07-4-13
太陽のいじわる- 七味とう ...自由詩7*07-4-13
愛だとか、生きるだとか、- わら自由詩14*07-4-13
ノート(冬からの手紙)- 木立 悟自由詩607-4-13
春が飛んだ- ぽえむ君自由詩11*07-4-13
桜川- 佐野権太自由詩31+*07-4-13
ナックルヘッド- あおば自由詩10*07-4-13
蜥蜴(とかげ)- yo-yo自由詩11*07-4-13
酸いも甘いも- 優飛自由詩6*07-4-13
ループ&ランダム- はじめ自由詩5*07-4-13
まばたき- 戸森めめ ...自由詩307-4-13
夕日と風- 鋼鉄漢自由詩4*07-4-13
サクラサクカラワスレマショウ- 藤原有絵自由詩507-4-13
錆びた風を紡ぐときの浜辺で- たりぽん ...自由詩17*07-4-13
Dolly- 三架月 ...自由詩3*07-4-13
ダイアリー・ダイアリー_4・11- 平山ネム ...自由詩407-4-13
「月影」_(青年詩片)- ベンジャ ...自由詩10*07-4-13
甘かったサラダ- チグトセ自由詩9*07-4-13
水の記憶- ピクルス自由詩11*07-4-13
赤い糸の先- なかがわ ...自由詩4*07-4-13
tear_drops- 三架月 ...自由詩3*07-4-13

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