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{引用=
くまちゃん
雪が降ったからね、うさぎを作ったんだ。ダイクマからの帰り道、雪が降って、ねぇ。積ったらいいのにーってはしゃいだら僕、冗談じゃない!ってみんなに怒られてさ。くまちゃんは雪の多い ....
子供たちよ
君たちの革命に
銃はいらない
うつのは心臓の鼓動だけでいい


子供たちよ
君たちの革命に
拡声器は要らない
隣の見知らぬ人に
呼びかけるだけの
裸の声があればいい
 ....
夜は僕の肌をなめまわし
僕の知らない僕のこころと密会する


君は君の手垢をつけ
僕は僕の手垢を付けていく
君と僕の手垢が重なることはない
見つめあうことのないふたり


洗剤は合 ....
そらの隙間
を、埋めようとして

   春に吹けば花を
   夏に吹けば草切れを

僕の僅かな体温で
そらのどこかに隙間ができて
そのどこかをえいえんに
、さがしつづけ

    ....
僕の黒い革靴と
君の銀のパンプスとが
白黒市松模様のなめらかな床の上を
並んで踏んでゆく
とうとう此処まで来たんだね

誰も居ない 此の世の果てのバルコニー
数メートル先 白い手すりの向 ....
{画像=080413012058.jpg}
ただ
生きているだけで、
疲れただなんて、
ぼくもいったい
いいかげんなものさ。
二十三の
ぼくの人生なんて、
いったいなんなんだろうと、
 ....
他愛の無い言葉に紛れた
温もりに微かでも触れたくて
いつもよりおどけながら
どうでも良い話題を振ってみた

事情も聞かずに笑う声が
わざとらしく作られた優しさよりも
草臥れた心根に染みて ....
見ないでくれ、と
言わんばかりの波の光に
同じ波長を持って感嘆した

素晴らしい嘔吐だ!
(あと、どのくらい乗るのだろうか)

デジタル時計が点滅する
60のテンポ、生活のリズム
落 ....
へのへのもへじみたいだねと問いかけたら
「へへののもへじ」が正しいんだと
あのひとは言った

―へのへの

叱られて家に帰れなかった
夕焼け空に
ロウセキで描いた
へのへのもへじ
 ....
剥げてゆく空の下
車輪まわり、まわり
金の音さらに、
さらに遠ざかりゆく
緑金の春に



やあ
俺は
くちべたなんだ
どういうわけだか
とても仲のよいはずの奴と話していても ....
あなたは昔言いました

…お前、偽物だ。と

寂しげにぽつり言いました

…お前、偽物だ。と


私 言い訳を探して

だってあなたは脳の病気だし
寝たきりでろくに口もきけない ....
かみさま、
ぼくの手はどうしてこんなにも
醜いのですか
骨を辿る指先も
愛するための掌も
確認する手首すらも
きもちわるい
のに

桜が散ってしまって
ごめんね、ビーグル

 ....
ベーコンチーズトーストを差し出す

どんなに慌ただしくても
両の目からの弧光
を浴びて

お腹 風船みたいだよ

やわらかいんだろうか


コーヒーを啜っては新聞をめくる
ひい ....
どてかぼちゃ   どてかぼちゃ  ぼくは ぼくは  どてかぼちゃ
トナカイのー   真—っ赤なー   おはーなにー     シンパシー
へーやーのー   片隅にー     ....
甘やかな
ひとさじの記憶を舐めたので
それにすがって
いまでも背負う
185センチをもてあます
トンガッテ戸惑う魂を


(ウザイ)
(ウルサイ)


五角形のつぶてを
吐き ....
{画像=080407223859.jpg}
遠い日に想い出すことはなに?
近い日に想い出すことはなに?
振り返りながら君は笑って言う。
なんだろ、何かあったっけ。

真に孤独である意味はな ....
もし
ほんとうに
うまれかわったり
できるんならさ
わたし
きみのおよめさんになりたい

きみとけっこんして
まいにちおべんとうつくって
いってらっしゃい
ちゅってして
ゆうごは ....
夢は散り桜は咲く 合格ばかりが桜じゃない


心に飾った肖像画 外せない、当たり前に


ふとした瞬間に苦しくなるよ


本当は元に戻りたくなかった 友達の2回目


咲き誇る ....
また、この季節がきたよ
ながかったねぇ
ぼくたち
 
華やいで
きみ 
咲いているよ 

あの花は 
すべてを忘れろっていうように 
咲いて、風に流れているんだ 

 ....
ある日
ひとりぼっちの海は
せつなくて せつなくて
ハァ〜〜って
ため息をしてみたんだ
そしたら
白いため息は
フヮ〜〜って
すました空にのぼっていった

ひとりぼっちの白いため息 ....
           080406




手のひらに載る
小型風力発電所
プロペラがクルクル回り
風力を電力に変換します
風を求めて旅に出よう

旅行好きの口車に同乗し
朝早 ....
先週末に桜が散ったばかりなのに
あなたは
物置から引っ張り出したビーチパラソル
具合を見たいからと
これ見よがしに拡げてみせる

どうやら使えそうだな

アルミパイプの椅子まで組み立て ....
わたしのウルフが遠吠えをしている
その青い瞳で遠く月を射ってしまえ
群青すべてはオマエのもの

気高き闇の王者よ
森の奥深く老木が生い茂る彼方から
瞬時におまえの気配を感じるとき
わたし ....
淡い色のアスファルト
履き慣れないローファーがなく
緩やかにのびる桜のトンネル
出口は海へと繋がる

祖母は言っていた
この町は桜が多い、と
まるで桜の中に町があるようだ、と

寝ぼ ....
              080404


コレでよい
コレで
ひとかけらの土塊を
脚で踏みつぶす
粉々にしてから
ふるいにかける
乾かしては水を加え
塊にして
叩く
叩く
 ....
穏やかな日々というものがある

一日一日に
棘があり沼地があるのは
ほんとうは知っている
ひとびとは
うまく避けながら果実を探して
今日の美食を味わう

それでも僕は
虹の掛か ....
夜風がゆるく吹いていた

さくらが銀河のようだった

カップルが一組

川向こうのベンチに座っていた

僕たちはすこし道に迷ったようだ

たまに肘があたる

あてどない人生が
 ....
どうしたんだい、そんな呆気に取られた顔をして
あぁ、これかい?
そうか、君たちには翅が無いからもの珍しいんだね

陽光に映えて七色に輝く翅。
僕のは、誰のよりも綺麗だって
友達からも評判な ....
夫の着ていたワイシャツの
袖口や襟元の生地が擦れてしまい

これで会社に行ってはいけないと
わたしが云い
名残惜しそうに夫はそれを差し出した

紺地に白チェックのワイシャツは
今日から ....
{画像=080401235450.jpg}
アセチレンの光が
ちろちろ
ちろちろと 
影をゆらす
ちろちろ
ちろちろと 
ゆれる 
灯の上に 
吊り下げられた 
白いお面
狐の面 ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
くまちゃんと僕の三ヵ月の空白- 士狼(銀)自由詩28*08-4-13
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ノート- 乱太郎自由詩32*08-4-13
そらのすきま- たりぽん ...自由詩9*08-4-13
此の世の果てのバルコニー(Last_Dance)- 塔野夏子自由詩4*08-4-13
人生なんて- beebee自由詩1108-4-13
君の声が聞きたい- 松本 卓 ...自由詩408-4-13
豪華客船- 揚羽 欄 ...自由詩4*08-4-13
もへじなひと- 恋月 ぴ ...自由詩30*08-4-11
旅行- 水町綜助自由詩1808-4-11
偽物- COCO自由詩8*08-4-9
ビーグル- 士狼(銀)自由詩11*08-4-9
妻のきげん- ましろ自由詩9*08-4-9
どてかぼちゃの歌_31才クリスマスver.(不完全版)- guchi_k自由詩408-4-8
ジゴロのごとく- 渡 ひろ ...自由詩17*08-4-8
絶望を避けながら- beebee自由詩908-4-7
およめさん- こころゆ ...自由詩4*08-4-7
一行詩集"Between_you_and_me&q ...- 相羽 柚 ...自由詩1*08-4-7
ひより- わら自由詩26*08-4-7
ひとりぼっちの海- ここ自由詩608-4-7
壊さない人- あおば自由詩5*08-4-6
気の早いひと- 恋月 ぴ ...自由詩33*08-4-5
ウルフ- 西日 茜自由詩13*08-4-5
桜の町- 緋月 衣 ...自由詩14*08-4-5
カニバリズム- あおば自由詩17*08-4-4
陽光- 乱太郎自由詩26*08-4-3
銀河- 吉岡ペペ ...自由詩2208-4-3
おとぎ話- ひよ子自由詩108-4-2
ワイシャツ- よしおか ...自由詩13*08-4-2
夜桜屋台- beebee自由詩1008-4-1

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