すべてのおすすめ
さよならというやまいを
君と生きよう
ふたりが
気付かない夕暮れを

公園の遊具は
動物の姿で
昨日もそこにあり
明日も

なんてゆるやかなさくらの空

さよならというやまいを ....
 君に逢うために生まれてきた 夢の中では隣にいるのに 目を覚ますと君はいない
 僕は必死になって夢を見ようとする しかしなかなか夢を見れない
 僕は失望する そして君のいない空洞を抱き締める 止め ....
           
          2007/04/02
また一日が過ぎた
杉田君、一日が
一日が空しく過ぎたのだ
君の性だ
どうしてくれる
損害は莫大だ
一日の糧を空しくして ....
四月の一日から友人夫婦の修羅場に呼び出され
よくわからないままに俺も怒鳴ったり泣いたりして
俺なんてなんの関係もないのにね

かえりみちで
ずいぶん簡単なことで幸せになってしまえるひとた ....
花を摘んだ
小さな
嘘をついた
魚になりたい
そんなもの

月のない夜
寝返ると
水の底で
泡してる

パパも
ママも
いない
でんぐり返る
せかい

朝もやで
目 ....
             2007/04/02


椎の木林のすぐ傍に
小さな小山がありまして
小さな杉の子育ってた
育って育って大きくなって
美しい御国のためになりますと
 ....
ビニール傘さしてぼんやりと空をみあげてた。
ぽたぽた落ちる雫、ひとつひとつに混じって白い絵の具の水玉模様が描かれていく。

-たったそれだけの時間。

一人で酔い冷まししながら見上げる ....
熟して溶けた果実のような

あなたの心の滴りは

何をも変える才知の媚薬

甘い一滴 舌先で

受けたとたんに

遠い彼方の記憶の底へ

解き放された魂は

螺旋を描き
 ....
機上の子供は
小さな窓から海を見ている

初めて触れる景色のような動悸を感じ
ひじ掛けにしがみついたまま
見えない何かに縋る目を
深い青から離さない

雲はビスクドールを彷彿させる程白 ....
みどりを

曇り空においた公園

そのよこで

昔の女からの着信を

押していた


しゃべることは

たくさんあるはずなのに

最近のことばかり

でも、変わらない ....
デザートワイン
貴腐ワイン
とろりとした
はちみつ色のワイン

それはそれは
まったりとした
甘く
優しい味

・・・・頭が痛い
あまりに甘く
優しい味
 ....
空が青いから
僕は屋根を焼く
焦げて崩れたその隙間から
青かった空を覗く
思うほど息苦しくもない午後
崩れた屋根は既に屋根ではなく
いつまでも煙を空へと飛ばし続ける

僕は灰空を見るの ....
植木鉢に身を{ルビ埋=うず}め 
体中に
針の刺さった 
裸の人形 

{ルビ腫=は}れ上がる両腕のまま 
{ルビ諸手=もろて}を上げて  
切り落とされた手首の先に咲く 
一輪の黄色 ....
  あいつは、いつも、うそばっかり

  ゆびきりしても、だいっきらいっていっても、うそばっかり

  今日も、うそをついて

  「今日はなんの日だ?」

  「あんたの日よ。4 ....
たとえばね、このレンズ越しに見える世界が愛に溢れているものだとして、
世界の境界線が濃くなっていくから
この空の青だとか
花の薄紅だとか
草木のざわざわりとした、
鈍い銀がった緑とか
 ....
春という季節は
いつでも液状にデフォルメされてゆく
匂い立つ色彩が
にじみ流れ溶けあい渦巻く
私の輪郭もそのただなかに
半ばは溶けかかりながら
けれど決して溶けきることはなく
冬をいとお ....
取引先と切れた
親友が転勤で遠くに行った
母が再入院した
そして今、
花見をした帰り

前を歩くわが妻
うまくいけば
子ができて
うまくいけば
その子は老いた妻を
今の私と母のよ ....
脳梗塞と宣されて頭を下げることと
発見されなかった腫瘍に訴訟を起こすことに貫く
この世界に適合していたという家族たちのあくまで肯定的な評価は
死ですら自ら取り寄せなければならないという
自立の ....
それはなみだでした。
ひとしずく、
わたしをたたいたのは、
なみだでした。
それはぽろぽろと、
わたしをたたくので、
わたしはひとしずくずつ、
ひとに、
 ....
赤い風船は空に向かって上っていった
高いところから見下ろす風景を見て
ハイな気分になっていった
下から吹き上げる気流が
自分の足をどんどん持ち上げてくれる
もうすぐ雲に届きそうだ
すると雲 ....
青空なる
自由の大地から

この大地
上下東西南北なる
六種に振動し

法塔 出現し
殿堂なる 天空に
そびえ立てる

この宝塔
ゆうに この大地を おおう
釈尊仏の眉間より ....
やさしい風をつかまえたのか
狂った君にはできるでしょうよ

昨日の悪さを覚えているか
あの子の名前を忘れていたろう

そこに幾千の星が待っているのか
おいおい、じいさん長くはないぜ

 ....
フ と目の前に綿毛が飛んでいたので

ク とつかまえて離して見ると

それはチカリと赤い血の玉で

もう一度握ってはなすと

{ルビ捩=よじ}れてつぶれて菱形のいのちに変わった ....
ただいまご紹介に預かりました
重要野菜等緊急需給調整事業です

ただいまご紹介に預かりました
朝鮮中央通信です

ただいまご紹介に預かったんずや
東北大学ナノマシン工学科の中島だ

 ....
未来なんて見てきたもんだから
毎日が退屈になっちゃった

未来なんて見てきたもんだから
想像する楽しみが減っちゃった

未来なんて見てきたもんだから
選択肢がなくなっちゃった
 ....
 遠くの景色ばかり見る骸骨 人形
 ぺんぺん草が生えた土地にぽつんと一軒だけ立つ 露店と店屋
 この店は主に肉体を無くした魂や影によって賑わっている
 この近くで大きな戦争があった
 大勢の戦 ....
どんよりと低い空に 
ふうっ、と 溜息をもらし
雨を吸った暗いモルタルの壁は
重々しい匂いを滲ませて湿ったまま

窓枠に収められた日々を嘲い
片付いた雑事に安堵を覚えると
たちまち、身体 ....
料理長は私に言いました。

「刺したいやつがいたら、この包丁をかしてやる」

ああ、料理長、
今すぐ私にその包丁を貸してください。
その包丁で、
自分自身を刺したいのです。
今日、バイ ....
少し遠くに執着が見える
何もないアスファルトへの
紐を引っ張られ、首輪で引き戻す
あの好奇心 あの自己主張

かつて共に過ごした老犬の気配に
身をゆだねてみる
成し遂げた人たちの無関心に ....
「リスト」




僕の昔の恋人に
いつも左手首に包帯を巻いている子が居た


最初は自殺未遂かと思ったが
そうではないらしかった
理由は訊かなかった


彼女は毎日包帯を ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16331)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
さよならというやまい- umineko自由詩16*07-4-2
夢で逢いましょう- はじめ自由詩4*07-4-2
唐様- あおば自由詩5*07-4-2
四月の綺麗事- れつら自由詩1007-4-2
淡水魚- 夕凪ここ ...自由詩1207-4-2
噛みつく童話- あおば自由詩14*07-4-2
酔桜- 自由詩607-4-2
メビウスの滴り- 渡 ひろ ...自由詩4*07-4-2
空の子供- 士狼(銀)自由詩17*07-4-2
春のよこで- 吉岡ペペ ...自由詩307-4-1
ベーレンアウスレーゼ- muriel自由詩2*07-4-1
カラスは空にいない- 自由詩12*07-4-1
さぼてん_- 服部 剛自由詩12*07-4-1
うそつきのエイプリルフール- 逢坂桜自由詩14*07-4-1
いろめがね- R自由詩607-4-1
春の抽象- 塔野夏子自由詩10*07-4-1
バス停から玄関まで- 七味とう ...自由詩14*07-4-1
大きくなる- イダヅカ ...自由詩207-4-1
「_ひと、しずく。_」- PULL.自由詩14*07-4-1
赤い風船- ぽえむ君自由詩11*07-4-1
私説『法華経』- アハウ自由詩6*07-4-1
川のそば- 蔦谷たつ ...自由詩6*07-4-1
1997- 水町綜助自由詩27*07-4-1
少年のようなもの- ヌヌヌ自由詩307-4-1
タイムマシーンに乗って- 優飛自由詩6*07-4-1
肉体屋_またの名をヤドカリ屋- はじめ自由詩8*07-4-1
フレアスタック_★- atsuchan69自由詩9*07-4-1
ネガティヴ〜たった一つの失敗〜- 壺内モモ ...自由詩2*07-4-1
まなざし- 木葉 揺自由詩10*07-4-1
「リスト」- ソティロ自由詩16*07-4-1

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