すべてのおすすめ
目とその目、見合せば。
折り返され、それのできない人のさだめ。
もしナルシッサスに湖なくば、
人の心は褐色に 澱み明日は白いまま。
されど鏡があればこそ
人は心を揺すりながら
かろがろと
 ....
切れかけた電灯の下で
私はまるで
フラッシュの照明を受ける
舞台上のファッションスターのようで
夜を纏い
黒いアスファルトの上を
踊るように歩くのです
世界は私だけを照らし ....
ふらふらと過ごした昨日でもただふらふらしてたわけじゃないんです。

ちゃんと見てました。人に不器用不器用といわれるから。

私、ちゃんと見てました。

あの事件の犯人はあの人だし、あいつは ....
君が、いつもは強そーで男っぽいフリしてるのに「ミルクレープ、自分へのおみやげなんだ」って女の娘の顔してくれた時
僕、ときめいた

君が、何歳も何歳も年下でまだ幼さも残っててほんとは死にたくて死に ....
あれは何年前だっただろうか?
思いがけないケータイ購入から
アナタも私の領域に参入することになった
すでにモバイルにはとっくに慣れてる私には
別に 何のこともないのだけれど

《メールうつ ....
秋が終わりを迎え 冬の到来と共に雪が降り始めると僕の高校では自転車通学からバス通学へと変わる
 凍てつく寒さを堪え毎日眠たい体を震わせながら 停留所まで歩いていってそれ一本しかないバスに乗る
 ....
 あたしが忘れるものは
 どうしていつも
 大事な 大事なものばかり

 この手からこぼれだしてくのは
 どうしていつも
 大事な大事なものばかり

 路頭にまよってる
 将来の ....
綺麗で流れるような文章は
心にすんなりと受け入れられるけど
ありきたりで不器用だけど
それでも気持ちがこもってる
そんな手作り言葉が微笑ましい
規格化された文字体では
伝わりづらくて
他 ....
ずっと
船に乗ってた
訳も分からず
切符を持っていたものだから

夜空が美しい
けれど夜が汚い
信じていた
その濃色を

波が輝いている
チェロの音色が聞こえてくる
離さない
 ....
可愛い声で啼いたかと思えば
急にそっぽ向いて遠くに消える
嘘なのか冗談なのか本気なのか何なのか
ちっともわからない声で笑う
流し込むショットガン
君を好きな13の下らない理由全てを
数え上 ....
なぜそこに居るのか分からなかった
気が合う仲間たちから離れて
早く一人になりたかった
そう思えば思うほど
一人になることが怖かった
通いなれた八王子の雀荘に
喪服姿の若者が四人

「最 ....
俺は大陸を股に掛け
不幸を振りまくために造られた
戦略核を搭載し
愛も
死も
美も
その風景すら残さない
一瞬にして灰にするのだ

俺は飛翔する
大気圏を突き破り ....
ある夜から、ガラス球が衝突によって砕ける事さえ悦んだ。
哭いても仕様がないのに、ひとつにはなれないのに。

まるで知らない、仄明るい迷路を彷徨う内に。
はしり火、彗星の尾ひれ、その燐光を追うよ ....
光と影の悪戯な満ち引きに操られるように
僕の足は急いだり止まったり

そして派手に曲がった{ルビ歪=いびつ}な足跡が
僕のたましい

美しい汚れと汚れた美しさの
どちらにも触れながら首を ....
眠る前、羽みたいな手がおりてくると
ぼくはそれだけでなにもかも忘れてしまう
今日はきてくれるかな

階段のしたから、食器を片づける音がきこえてくる
きてくれるかどうかは わからない
機嫌が ....
抜け殻
風にそよいで色あせていく毛皮からでたりはいったりするたましい
水たまりのわだちで
のぼりたての太陽がぼんやりと揺れている


ハレルヤ
ハレルヤ

ハローしんせつなサマリアの ....
高校時代に覚えたはずのプリントを、全部捨てることにした。
色褪せすぎた高校一年生のプリント。黄ばんだ。
そこからのフラッシュバック。剛球が、脳に。
もう二度と触れられないものたち。
高校の思い ....
桃太郎の話をしてくれた両親も
物語のおじいさんやおばあさんと
同じくらいの歳になった
今の時代、洗濯は機械がしてくれるけれど
腰が痛いと言うので
今日は妻が洗濯物を干してる
僕はいつものと ....
初潮は こなかった。

とうとう この年になっても


恐れていたことが
現実となりDr.の口から 告げられた。

わたしは 
子宝に 恵まれることはない。

わたしは 女なのに ....
    医学では原因不明のことを
 特発性とか本態性とかいうそうだ
    これはそのひとにとっては
          偶然性なのか
            それとも
     必然性のも ....
おとうさんはきっと

こうやってきょうもかいしゃで

ひとをきずつけてきたんだろうな


帰宅しておそい飯を食う

おいしいからこれあげるよ

息子がこんにゃくゼリー青りんご味を ....
五月のありふれた憂鬱に
からみついた幻

信じ切れない言葉が
ぼくの足首から離れたら
待ち合わせの場所で
君を待つとしよう

電線で休んでいる鳥は
手招きをするように
羽を広げ 羽 ....
夕暮なのに空は青く水色で
辺りをオレンジの空気が
流れるのに暖かな記憶は

思い出に妬けた赤瓦
錆びたトタン
泣いている子供
薮蚊だらけの雑草の森
自分を分解していく幻想

神社の ....
ねえねえ。
イヌよりもネコ系が好きだよね?

うん。
あなたってイヌ系だね。

はは。
手強いなあ君は。



ねえねえ。
映画好きだよね?

うん。
一人で観に行くのが ....
のぼる陽に、いつからか
乾いて乾いて、
ぼくの精いっぱいは灰のようになっていた


ビートニクにとりつかれた黒人の青年が、
若者が、
口々にさけぶ、

「 光が 今、必要なんだ
 ....
地下の心地はいいものだ。
ひんやり、固い、やすらぎの街。
がたんごとん、きい、てくてくの音。

―実に、よい。

無心とはまさに、{ルビ地下=ここ}にあるんだ。
欲望なんて、{ルビ地下= ....
夏はまっすぐだ
降り注ぐ光や
伸びでくる枝など
何から何まで直線で
それでいてどこか
やわらかい
まっすぐな夏は
どこもかしこも元気で
隙間があれば
そこは自分の場所だと
我先にと ....
さかずきが、
まわる


 ひとづてに咲く
 ゆめまぼろし
 を
 
 裂いては遠のく
 かなしげな、
 さめ


ゆびさきに乗る
花びらが、
よる

わから ....
身にしみる傷を証と思うのは残したものの少なさのせい。
霧踏み森に踏み入るは、死にたがりの感傷屋。
夕方と夜の中間地点。
朝のような「新しい何か」は生まれないけれど、
変わっていってしま ....
虹色の服を着た少年が 
壁をよじ登る 

若い母は 
きゅっ と眉をしかめ 
平手で幼い尻を 
幾度も叩く 

( 次男坊は、黙って菓子を、食べていた ) 

母の隣に座らされた少 ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
混沌の織物- 白雨自由詩307-5-15
私だけのスター- なかがわ ...自由詩5*07-5-15
昨日だったらうまく生きれるのに。- 戒途自由詩107-5-15
僕、ときめいた- うおくき ...自由詩4*07-5-15
メール初心者症候群- 渡 ひろ ...自由詩7*07-5-15
恋のラヴ・ソング- はじめ自由詩5*07-5-15
どうして- くるす.wh ...自由詩2*07-5-14
手作り言葉- ぽえむ君自由詩10*07-5-14
残映- ロカニク ...自由詩607-5-14
2252- 虹村 凌自由詩2*07-5-14
麻雀- Tsu-Yo自由詩2007-5-14
愛_死_美_絵_無_(ICBM)- maynard自由詩307-5-14
導火の後- ICE自由詩6*07-5-14
首をかしげて- 松本 涼自由詩1007-5-14
マミー、マミー- 美砂自由詩2*07-5-14
カジノ- モリマサ ...自由詩507-5-14
5月の職員室- ピッピ自由詩307-5-14
昔話- たもつ自由詩13*07-5-14
白夜行- Lucy.M.千 ...自由詩2*07-5-14
whistle(6)- 信天翁自由詩207-5-14
かじかむこころ- 吉岡ペペ ...自由詩407-5-14
まちあわせ- しでん自由詩4*07-5-14
ゆうくれにガラスの世界が手招く- プル式自由詩8*07-5-14
ねえねえ。- もののあ ...自由詩5*07-5-14
もしも、だれかに愛されたなら未来は変わっていたかもしれない- わら自由詩19*07-5-14
思案虞理楽(君のための詩です)- 蔦谷たつ ...自由詩6*07-5-14
まっすぐな夏- ぽえむ君自由詩9*07-5-14
浮島- 千波 一 ...自由詩13*07-5-14
霧踏み森- R自由詩607-5-14
虹色の少年_- 服部 剛自由詩11*07-5-14

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