すべてのおすすめ
つくしの帽子は何色帽子
何を夢見て冬に編む
きのこの襟巻き何ガラ襟巻き
何処に繋がるその首の先
木の芽 木の又 何の殻
硬い木の皮なぜ避ける
今日は日差しの射すがまま
明日は春が来るかし ....
息をすって
息をはいて
それを一緒に
森の中で

雨にぬれて
森の中で
息をすって
息をはいて

おまえのこころ
いばらのとげに
息をすって
息をはいて

 ....
エレベーターに乗ろうとして
エベレストに乗ってしまった
家のローンもあと二十年くらい残ってるのに
まさか自社ビルで遭難するなんて
眠ったまま電車を乗り過ごすこと数回
失恋十数回
上司に怒鳴 ....

これは色ではなく
文字です
そしてそれは
人によって色が違う
ある人はペンキの赤を思い浮かべ
ある人は流れ出る血を思い浮かべるかもしれない

もしもここに
私が思っている赤を画像 ....
それは歌詞?
映画の題名?
幾度となく耳にしたような言葉

現実はなかなかうまくいかない

ほんの数パーセントだってことはよく分かってる
望みが叶えられることなんて
数パーセントすらな ....
こないだおれの足あとに
中2のときのクラスメイトがいたんです
宿題の貸し借りはできたけど
遊びに誘うわけじゃない
事務的な話をした程度の
かなり微妙な関係
「マイミク申請って 事務的な手続 ....
半世紀前は何を夢みて 
    何を信じてたのかなぁ
四十年前は何を聞いて 
    何を考えてたのかなぁ
三十年前は何を眺めて 
    何を選択してたのかなぁ
二十年前は何を呟いて 
 ....
それは突然の出来事だった

あるカフェにて偶然の出会いだった

その子は自分にとってまるでテレビのアイドルの様だった

その子はとても女の子らしく可愛かった

その子と話してい ....
オリオン座は海も陸の様に歩けるというオリオンのこと
月は月の女神であり弓矢の名人であるアルテミスのこと

二人は愛し合っていた
でも
兄のアポロンがそれをよしとしなかった

アポロンの言 ....
魚の眼はにこごりの眼である
滓々の溜まり水である
魚の眼はあらゆる向こう岸を
私より先に見に行ったのである

白色の食卓で対峙したそれに
容赦なく朱塗りの箸を突き刺して
ぺろりと平らげた ....
   一

野に生まれし日輪の気まぐれ
泥を友とし志一つを磨く

嗤う者有り
足元に揃えた草履
その暖かさ
主に届く哉


   二

茫洋たる霧の中
時を知り騎馬は走る
 ....
地球上の七割は海で覆われているって言うけれど
性懲りもなく奪われてしまう命のせいで
哀しみばかりが満ちてきて
涙で水没しそうな勢いである
毎日どこかで涙が溢れ、乾く暇もなく
陸地面積を脅 ....
国語の時間は書く事が多いから
鉛筆は休む暇も無い
消しゴムは特に仕事がないから
筆箱の中で一休み

社会のテストは筆記が多いから
鉛筆は休む暇も無い
消しゴムは特に仕事がないから
筆箱 ....
反吐が出る程に誰かを憎んでいようと
俺はお前を何時だって思い出す
晩春の街は夏を目の前にして
薔薇の蔓払いに追われる
柵越え屋根越えレンガの隙を縫い
年中伸び続ける野薔薇の蔓を刈る

畑も牧場も家も寝床も
ここでは薔薇と領地の奪い合い
特に最近は冬を経 ....
雨の降る日は絵の具の匂い
絵描きも今日はお休みさ
いろんな絵の具で塗った世界も
雨がみんな落としてしまう

雨の降る日は絵の具の匂い
空も街も灰色さ
ちょっぴり悲しい色だけど
雨はみん ....
{引用=



多重の自我の
小箱たち
幾重にも
蓋われた 郷愁

 霧雨の中で
 冷たく濡れていた
 かなしみも

 木枯らしの中
 いくつもに分裂しながら
 泣き叫ん ....
生きてりゃいい事あるよ
{引用=ホントニソウイエマスカ?}
もっと強くならなきゃ
{引用=ヨワイコトハワルイコトデスカ?}
自分をしっかり持ってさ
{引用=ジブンッテナンデスカ? ....
ほおかぶりして
通り過ぎるのは
ぎりぎりの
きりきりの
痩せすぎた
頬の痩けた
猫のような男
おのれのことだと
思いながら
角を回るのを
見届けた
見えなくなって
一安心
 ....
あんたは
彼女のことを
神格化してるが
彼女は
あんたと同じく
神なんかじゃない

女神なんかじゃないんだよ

お前は
彼女の性格を
兎にも角にも褒めてるが
彼女は
お前と同 ....
何を思い出せば
幸せになれるというのだろう


始まりは
遠い海の底の夢でした
船底を擦るようにして
人は、人は旅に出て行くので
いつか大きな音を立てて
傾いていく私たちのために
 ....
一.


番号をつけるかわりに
名前をつける
えんえん正しい
回路
いつか誰かにのぞまれる手
という呪文




二.


ステップが日の長さに合わない

れんげは ....
眠れない夜に
レモネード
窓辺にため息
ひとりとひとりが
薄くかすんで
やがて消えた
雲がかる夜

冬の星座が見れたら素敵だね

ひらけた
草原に寝転んで
空を見上げれば
今 ....
夕暮れの約束は
ほとんどが嘘で
たとえば

じゃあまたねって
手を振る人と
再び
逢えたためしがない

悲しいメロディが
そらを覆う頃
私は
いつもひとりぼっちだ

夜を
 ....
何故なら彼らはひとしずくの馬鹿だったからです
何故なら理由などいらないからです

「怖い」という言葉が似合わない馬鹿どもだったからです


真っ白な平原をカタカタと
おとなしく戦車が走っ ....
見えない手紙が届く

「私は個性的でありたいのです。誰よりもかっこよく一人の私としてありたいのです」


見えない手紙ならば
やぎも食うまい
しかし
やぎがいないので
返事が届くのか ....
動かない空気のなかで
宛てもなくひらりと
便箋を翻すと
そこには
まだ言葉にならない溜息やのぞみが湧きだして
いつの間にか黒い模様を描きはじめる


遠くへ帰るひとを
いま見送っ ....
ぽかぽかの空の下

少し 風は寒いけど

貴方を待っています。

早く来たこと 怒らないでくださいね。

そんな薄着してって 言わないでね。

私も思うんです。

こんなに早く ....
わたしは幼女になって
あなたに誘拐されたい
ひらひらと
垢ずんでいく赤いスカート


ひとこともはなさない
あなたは
それに気付くことも
ない


わたしたちは
いつか家 ....
いつまでも一緒だと思っていった君が僕の前から消えるまでは
スッと僕の前から突然いなくなった君を僕は必死に掴もうとして
一生会えなくなるかもしれないそう考えただけで胸が痛くなる
目の前に舞い上がっ ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春の足音、雪のさよなら- プル式自由詩8*07-1-30
ふたり- 水在らあ ...自由詩35*07-1-30
遭難- たもつ自由詩1707-1-30
赤は何色?- ぽえむ君自由詩9*07-1-30
夢で逢えたら- ささやま ...自由詩6*07-1-30
オレンジ- つばくら ...自由詩3*07-1-30
Bubble- 信天翁自由詩507-1-29
あるカフェにて- DirectConnec ...自由詩9*07-1-29
オリオン座と月- 緋月 衣 ...自由詩4*07-1-29
眼底検査- 曳舟自由詩1107-1-29
采配…天の。- 深月アヤ自由詩2*07-1-29
*涙じゃなかったらなんだっていうんだ*- かおる自由詩12*07-1-29
鉛筆と消しゴム- 1486 106自由詩13*07-1-29
メモ- 虹村 凌自由詩6*07-1-29
*掟破り*- 知風自由詩507-1-29
雨の降る日は絵の具の匂い- 未有花自由詩13+*07-1-29
私のマトリョーシュカ- まどろむ ...自由詩14*07-1-29
ダレ?- 優飛自由詩8*07-1-29
ギリギリの猫- あおば自由詩13*07-1-29
女神- kei99自由詩407-1-29
船底- 霜天自由詩1607-1-29
断片集「リバーリバー」- 簑田伶子自由詩25*07-1-29
レモネード- 夕凪ここ ...自由詩8*07-1-28
夕暮れ変更線- umineko自由詩9*07-1-28
第十六次シュークリーム潰れちゃった戦争- ロカニク ...自由詩3*07-1-28
こせいをたいせつに- 煙と工場自由詩407-1-28
砂のことば- 銀猫自由詩24*07-1-28
それが乙女なんですよ?- Anima自由詩3*07-1-28
春彼岸- フユナ自由詩18*07-1-28
春雪- 霧咲剣侍自由詩307-1-28

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