すべてのおすすめ
みんな記憶の再現だ

サービスも

愛も

期待も

あやまちも何もかも


青く割れた

西の方角

夜が割れた


みんな記憶の再現だ

サービスも

 ....
断続的に降る雨からハッカと血の匂いが漂った
あの徒刑の夏から、ハッカと血と雨とは混ざりあっていた

断続的に逃れる排水溝から排水溝へ、ひとの話を信じないぼくと
自分の話を話さないきみと、秒針の ....
飲み干したはずの水は
グラスいっぱいに湧き
混じるように
切なさが膨らんでいく

追いかけている錯覚に惑わされながら
通る道
目の前には車が、車が一台
言い聞かせる胸の内に
光る笑顔 ....
それはしずかな夜だった
雲が姿かたち変える
星がぱちくりとまたたく
君はきっと見ていない

どうして宇宙が透けて見えるの

夜はふしぎだ
魔力があるにちがいない
うっそうとした森によ ....
この赤い空を見て

あなたは何を思う?

この星空を見て

あなたは何を思う?

この雨雲を見て

あなたは何を思う?

この稲妻を見て

あなたは何を思う?

私はね ....
うちの近くには東京タワーがいっぱいあるのだと
思っていた――

飛行機の目印の塔だと教えられても
理解なんか出来なかった

信じられなかった
ではなく
知らなかった

東京にも住ん ....
東京には空がない。
そんな事は
遠い昔のおはなしになってしまった

新都心でも今はやりの高層ビルディングも
空に浮かんでいるよう
眼下には千切って零した緑の森と
トミカの車が血脈のよ ....
夜色のドレスを纏って
等身大の鏡に向かった
そこに鬼が立っている
奇怪な言葉でしか
表現できない
気持ちを持った鬼

涙を持って行ったのはだれ?
涙を持って行ったのは

朝になれば ....
夏の終わり、堤防の匂いが心地よく
僕らはまた夜を掻き混ぜるのです

僕の腕を引く君の手が少し、緩んで
近眼の僕の視界には唇

「好きです」

十号玉が一斉に横顔を照らして ....
夜、高台に吹く風は
ほどよい冷気と湿り気を帯びて

ふわり

汗ばんだ髪をすり抜けて
着古したスエットを撫でて
僕の涙をもさらってゆくのです

「昔、イカロスという天 ....
このパーティションさえなかったら
あなたの目を見つめることが出来るのに

このパーティションさえなかったら
あなたの華麗なキータッチを眺めていられるのに

このパーティションさえなかったら ....
狭い部屋なので
多くのものを置けない
だから
多くのものが載っている本を
たくさん買おう
そう思って
まずは大きな本棚を買ってきた

本屋に行って
買えるだけの本を買ってきた
本棚 ....
 いやになるほど
 毎日は訪れる
 こんな僕にはもったいないくらい

 いやになるほど
 経験が増えていく 
 それでも学習できない僕はバカか?

 ほとんどは頂けないものばかり
 ....
心が素直さを

拒否し始めたら

キミの元へと向かうから

とびきりの笑顔を 

用意しておいて
 
たくさんの鳥

そして少しの懐かしい人を乗せ
他に何も無いような空港から
飛行機は飛び去って行った

覚えていることと
忘れていないことは
常に等量ではない

夏の敷石の上で ....
オレンジの三日月が
細やかな雨を降らす頃
私は屋根の上で
うさぎを探している
 
時計仕掛けの空は
星を降らしながら
ただ、じっと
佇んでいる
 
 
床に落ちている苺は
まだ ....
淡い空に
洗いたての
真っ白な
服を干したら
羨ましくなりました

わけもなく
ただ

地球の純粋が
朝日の当たる
マンションのベランダで

昨日の祈りで
天界へと返した霊たちに
伽羅の焼香をする

ミネラル水とミルク入りコーヒーを添えて

また 暑い夏がやってきます
あの日のよう ....
抜け殻になっていい?
退屈してたけど
面白いかもなんて


完璧なんて
程遠いのに
とまる事が
怖くなって
影ふみ遊び
繰り返して
いつの間に
日が暮れて


抜け殻 ....
ムーミームーをポケットに入れて、
雨の街を散歩する。
ムーミームーは雨の子だから、
ポケットの中は大騒ぎ。
雨が、
ぴちょりと歌うたび、
ムーミームーも歌い ....
ある日の午後
ネズミが降ってきた

白黒まだらのパンダネズミ

そこら中パンダネズミで溢れた

パンダネズミはビルをかじっている

例え何が起ころうと
パンダネズミはただ腹が減って ....
初めましての挨拶から
僕らもう一度始められないかな

好きな音楽に好きな本
君んちの愛犬の名前に
僕んちのデブ猫の体重
君の抱えてるトラウマに
僕の癒えることない傷跡


初めて抱 ....
なにをしているかって

卑怯なことをしています

傷つく準備をしています


お客さんを見送ったら

おぼろな月は三日月です

未来なしのあたしです


なにをしているかっ ....
むー。
と、
音がして
電車がホームに入る
それは声ではなく
乗客の
希望と不安と
そして無関心が
いりまじった
心の音
今朝の
むー。
は、
1オクターブ
高かった
動物園の猿が
声を食べている
人間の声を
むやみに与えないでください
と、注意書きがあるので
みんなただ黙って
猿を見ている

携帯が鳴った
電話の相手が
ものすごい剣幕で怒ってい ....
                     2007/06/20


さて今日は、
この辺でお開きと致しましょうと
缶蹴りをしたつもりの鰹節の鉋に蓋をして
戸棚に収めてニルバーナー過程に入り ....
刹那
?
俺は君にタックルした(激しい事で)
?
その一刹那前
?
君は俺にタックルした(ぶつかっちまうぜ)
?
俺は君の額に
?
君は俺の首筋に
?
歯が当たるような熱烈なキ ....
その家は理想の家だった
効率性と便利性を兼ね備えたキッチン
窓から入る光具合を上手く考えられた
それぞれの部屋やリビングなど
すべてが申し分なかった
庭も手入れするのに苦労もせず
植木や花 ....
 大海原に流れた涙は
 夏の太陽に照らされて
 大きな大きな入道雲になって
 子羊の僕達の上に落ちてくる

 桜島が噴火する理由を僕は知ってます
 それは僕が怒ってるからです
 僕を怒ら ....
わたしに降り注ぐ優しさはどうして
こんなにも哀しいまでに鮮やかな花びら

灰色のわたしを埋め尽くすように
幾ひらも幾ひらも舞い降りる

紅い花びら
白い花びら
青い花びら  ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16259)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
記憶の再現- 吉岡ペペ ...自由詩507-6-21
無謬のワルツ- hon自由詩207-6-21
セピア- 見崎 光自由詩4*07-6-21
宇宙のぜつぼう- ゆうと自由詩6*07-6-21
いつもの空を見て- 森下 流 ...自由詩5*07-6-21
- 自由詩4*07-6-21
*雨音_2007*- かおる自由詩13*07-6-21
absolute_ego- かのこ自由詩207-6-21
解夏- 雪間 翔自由詩507-6-21
月影- 雪間 翔自由詩307-6-21
【パーティション越しの恋】- つむじま ...自由詩1*07-6-21
本棚- ぽえむ君自由詩13*07-6-21
色褪せていく思い出- 山崎 風 ...自由詩407-6-21
小さなお願い事- 來稚自由詩5*07-6-21
綴じ代- たもつ自由詩2607-6-21
ゆめまぼろし- 山中 烏 ...自由詩8*07-6-21
洗濯物- 小原あき自由詩12*07-6-21
伽羅の焼香- アハウ自由詩607-6-21
抜け殻遊び- 優飛自由詩9*07-6-21
「_ムーミームー。_」- PULL.自由詩15*07-6-21
パンダネズミ- 百合自由詩207-6-21
追憶の欠片- イヴ自由詩607-6-21
傷つく準備- 吉岡ペペ ...自由詩607-6-21
むー。- 小川 葉自由詩6*07-6-21
- 小川 葉自由詩1007-6-21
むー。- あおば自由詩15*07-6-21
田中の日常- 芦名自由詩107-6-20
理想の家- ぽえむ君自由詩7*07-6-20
桜島- 山崎 風 ...自由詩3*07-6-20
花びらのように- あずみの自由詩607-6-20

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