すべてのおすすめ
       ひとつの想いが
  なぜか こむらがえりする

 紋白蝶と日傘が舞いはじめる
      梅雨のなかやすみ

遠くでうかびあがったなにかが
かげろうとなって近づいてくる
 ....
桜の小枝にかえります

ほのかに色づいては
失うそぶり、の
はかりごと



お逃げなさい、と
ともる影

うなずく首は
まだみじかくて

黒の
とちゅうで
染 ....
強さの羽根が一本、二本
折れては生えてを繰り返し
今もまだ輝いている

弱さの羽根は思いのほか丈夫で
だけど君には見せられない
わたしは強い女でありたい



もし、本当に
本物 ....
大切に思うほど
遠ざかるのはなぜだろう

お弁当のウインナー
最後まで 見ていた

カラダよりキス
キスよりもことば
ことばで

私たちはつながっていく

遠足の日
ずんずん ....
夕焼けになって
曇り空も夢の中ね

大丈夫だよ
あたしたちは寝不足気味の眼をこすって
それでもここに居ていいみたいだから

明日は晴れるよね?

永遠なんて信じてないから
変わ ....
毎日ふとんを干す。
晴れの日も、曇りの日も、雨の日も。
風がつよくて、ふとんがおちそうになっても。
毎日ふとんを干す。

うそだと思っているのなら
私のうちのベランダをみてみるといい。
 ....
すげー久しぶりな気がするが元気だったか

ところで人間ってやつはくくるのが大好きだよな
シロガネーゼと大阪のおばちゃんとかな
どっちもおばちゃんには変わりないんだが

ケータイ小説と純文学 ....
大丈夫
俺が
ゆくとき、
あいつが
もしも
あいつが
まだ生きているようなら
俺が
必ず
連れてゆく
だから、
いいか
お前は
あいつを恨むことで
己の穴まで
掘らないで ....
真っ白なジグソーパズルを完成させた
僕は部屋一面に広がった白い景色を見て
なんだか味気無くなったので
そこに自画像を描き始めた

頭を描いて
顔を描いて
その中に目を描いて  ....
前からおかしいと思ってたんだ
近所にあるスナック スナックタイム
漢字で夢を待つと書いて「待夢」
…ちょっと待ってくれよ、ママ
全国で同じネーミングを思いついた店が五万とあるだろうが
あんた ....
空には雲がありません
海には波がありません
街には心がありません
川には魚がおりません
野原は何処にもありません
私が知っているのは
小さな飲み屋と
一杯の酒の味
それが全てなのです。
ハロー傷心の君
ハロー寂しがり屋の君
ハローなんだか疲れちゃった君
ハロー僕の声が聞こえますか?
世の中はなんだか少し複雑だけど
子供の頃を思い出してご覧よ
世界は本当は単純なんだ
あの ....
いっそ
世界の銃口から
俺の言葉が

ポム、と

発射されればいい
くだらなさ過ぎて
みんな戦いを辞めるだろう
もうじき月の季節が来る
あの夏の日が
いつまでも続くと思っていた
僕は
僕はきっと
もうじき月の季節が来る
提灯に映し出された影が
君の幻に見える
しゅわわと炭酸が放たれて
毛穴から上昇してゆく
からだの中にあったCO2は
静脈の網目をくぐりぬけ
ちいさな竜巻をおこしはじめる

炭酸の泡がプチプチとはじける音は
徐々に大きく体に ....
溜め息でできた曇りガラス

微妙に感じる温度差

胸の中にぽっかり現れそうな空洞



もう囀れない歌えぬカナリア に

なってしまうのだろうか



味わってしまった夢は ....
 退屈な日々にさりげない優しさ

 無垢な素直さ

 いつも忘れない感謝の念

 苦しさの中であっても探す笑み

 孤独な夜でも見つけられる愛おしさ

 自分に出来ることと出来 ....
めんどくさがりやが
めんどくさいことをしている
めんどくさがりやほど
めんどくさいことをしたがる
めんどくさいことが
もうこれいじょう
めんどくさいことにならないように
あしたがもっと
 ....
仕事の帰り道、赤の信号で止まる
自転車に乗りながら君をふと思い出す いつものように

どんなにきれいな景色を見ても
ものたりない
ずっと これからずっとものたりない
もう会えないのに会いた ....
古本屋の中で
眠ってた
本を抱いて
それは湿気ていて
暖かかった
店番の
おじいさんは
お弁当を食べていて
たまに
お茶をずずーっと
すする音
幼稚園から
逃げ出してき ....
世界の終わりに
閉められた扉を見て君は 何を思う?

世界の終わりに
枯れ行く君を見て僕なら 其れを、
麗しいと想うでしょう。

恐らく 現状に偽りは無く
誰が成功して欲する物を手に入 ....
大仏のつぶやき
 「しびれる〜」

ミケランジェロのつぶやき
 「はずぃ〜」

夜の空き地のつぶやき
 「猫、強っ」

2000円札のつぶやき
 「もっと使こて〜」
ステンドグラスが光る
クラシカルな部屋で
私は無言のまま
珈琲を含み
ケーキを頬張っている
 
鏡張りの壁に
もたれ掛かる身体は
きっと、もうすぐ
溶けてしまうのだろう
 
 
 ....
靴をぬぎすてて
乾いた道を疲れるまで
進んできた
僕は裸足が好きだ。
裸足で土を踏みしめるのが
好きだ。
ときどきうめき声をあげさせられる、
そのふいの痛みが、なにか重大なことのレッスン ....
どうにも出来ない事があるとすれば

“時”が駆け抜けるのを 追いかけて捕まえるのは
勝負にならない

だから次の“時”を 待ち伏せて
罠にかける


卑怯者だと言われるのだろうか
 ....
お引越しでございますか。
知覚できるものを信じられる場所から
知覚できないものを信じられる場所への
お引越しでございますか。
少々、値が張りますが、よろしいですか。
それでは、お見積もりいた ....
果樹園では、幹、枝と葉が、そこで激しく実を結んだ果物さえも漆黒の色をしている。
そのように漆黒の色がそれらを魅了させる。
夜陰の闇がそうさせるのか、いや違う、空は蒼く、一片の雲でさえ赦さない。
 ....
みんな死んじまえと考えるのは普通。
実際に人を殺したら異常。

いいことしてたら褒められた。
悪いことなんてしたくなくなった。

悪いことしてたら気分が晴れた。
いいことなんてしたくなく ....
なぜか

僕に弱い部分をさらけ出してくれる。

ソレは信頼してくれているってことなのかな?
僕は弱そーにしているけれど
実は強いんだよ。

いーや
強いと言うよりなんもかんじないか ....
家が潰れた
潰れすぎて
十億年が経った

その間にあなたは
一年弱の間優しいまま
安寧に完成した

いつしか石と花で
あなたの家は
いっぱいになった

そんなこともしらず私は
 ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひとつの想いが- 信天翁自由詩307-6-20
爪飾り- 千波 一 ...自由詩12*07-6-20
空を飛べたら- 小原あき自由詩23*07-6-20
遠足の日- umineko自由詩7*07-6-20
楽園- 優飛自由詩7*07-6-20
真っ赤な手、真っ白なふとん- 大小島自由詩107-6-20
考え中- サナギ自由詩207-6-20
あいつ- FUBAR自由詩5*07-6-20
ジグソーパズル- なかがわ ...自由詩2*07-6-20
タイム- 新守山ダ ...自由詩107-6-20
悲しい詩- プル式自由詩5*07-6-20
ハロー- プル式自由詩5*07-6-20
無用の長物の有用- アマル・ ...自由詩6*07-6-20
月のワルツ_足音のタンゴ- プル式自由詩2*07-6-20
循環- 湾鶴自由詩607-6-20
不安の輪郭- 渡 ひろ ...自由詩6*07-6-20
生きるということ- 山崎 風 ...自由詩1*07-6-20
めんどくさがりや- 小川 葉自由詩607-6-20
恋詩- raira自由詩207-6-19
ちゃいろい- 花平すり自由詩607-6-19
世界の終わりに- 命鈴自由詩207-6-19
つぶやき- hiro自由詩207-6-19
喫茶店- 山中 烏 ...自由詩11*07-6-19
コンティニューム- 美砂自由詩7*07-6-19
ノーベル卑怯賞- 酸素の枷自由詩2*07-6-19
哲学的引越し- ブルース ...自由詩307-6-19
漆黒の果樹園- 鈴木カル ...自由詩107-6-19
矛盾- 真紅自由詩207-6-19
いいよ、おーけー、かわいがってあげよー- うおくき ...自由詩3*07-6-19
家の跡に咲く花- ロカニク ...自由詩6*07-6-19

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