すべてのおすすめ
ウォーリーを探せ、と言われて
ウォーリーを探しに行ったまま帰ってこない
そんな少女の話を以前しました
かどうかは定かではありませんが
電話帳に海という字を見つけては
泣きながら印をつけて ....
   


誠実で在りたいと思う

突然 割れるわけでもなく
花瓶の水が染み出してくる
その瞬間
隠している筈の物が
表に現れる

もろい心
先へ進む勇気が無い
されど
立 ....
理由など欲しいとはおもわない

おちてゆく桜の色が、なにいろであってもいいように
いつかきえていく、わたしたちに理由はいらない

別段、理由でもない

あなたへ向けた顔と、あなたとは違う ....
  虚しい言葉は砕けて夕暮れ
  灰色とオレンジの世界に
  丁寧に磨かれた白い月
  僕は僕で僕を歩いている
  もうすぐそこまで来てる
  君がそこまで来ている
  自分を追い ....
ダッシュボードに斜めに突っ込んだ
おもちゃみたいなラジカセ、レゲエのリズム
全開の窓から
おまえは
ほっぺた出して
ぶるぶるやってた
子供みたいに

俺は
クラッチとアクセル
ジャ ....
はじまりはとても静かであたたかで目を開けた赤子は咲く花花を見ゆ
るるるると蛙の鳴き声が聴こえてきた青い田園を目を細め眺めるそふ

なんども口づけを交わす祭りの夜の恋人達蛍や花火の真上で黙るつき
 ....
クリスタルの ボールが 放られると

ぼくらの ふたつの 土地や からだに

いのちに 焼かれた 対話が かがやいた

放擲 された ボールには ふらふら 泳ぐ

天の 子 ....
ひからせや あかく
つれゆく ねごもり
ほうらせ かたせに

おとなう みにおう
きりあめ とかれて

ゆきいろ ぬかるみ
おりこむ みついろ
 僕の仕事は重罪を犯した人間を死刑執行人として処刑することだ
 とても責任が重い仕事だ
 今日も刑務所に罪人がやって来る
 ひょろっとしていて猫背で全身が青白く目玉がぎょろっと出ている男だ
  ....
大学を中退した
だって
だるいんだもん
ダイエットにも失敗
大好きな
ダーリンが
ダメな私から
だんだん遠ざかっていく
ださい
大音量で
ダナグローバー聴いて
だらだらとベッドの ....
 いくつもの岐路に立って
 流れる雲の下
 永遠なんてないのだから
 絶え間ないこの血潮の想うまま
 流れているのか流されているのか

 いつもの交差点では
 運の悪さを象徴するように
 ....
まあるく、まるくこの上を行く飛行船は四番目の空で
黄色や青に染まってみせながら、天井を越えていく
抱き寄せた僕の中では、懐かしい声が響いて
どうでもいいはずの、無駄な筆先が描く線でさえも

 ....
日だまりに溶けたがった
あの太陽は
たんぽぽの色をたたえながら
まだ空に
浮かんでいる
 
僕はといえば
その日だまりの中で
何にも考えず
ただ
眠っている
 
 
太陽が出 ....
溺れることに溺れて
夢見ることにさらに深く

君はロマンチスト


溺れる自分に酔い
酸素の泡にさえ夢を見て




ただただ君は深く沈む
足元にあるほこりを摘んで
ふぅっと空まで吹き飛ばした
空には大きな雲が浮かんでいて
あっという間に溶けて混ざった
背中を伸ばし
両手を伸ばし
僕は
空を飛んだ。
夜中
水道から
ぱたぱたとなみだ
海になんか辿りつかないのに
机の上で
しまい忘れたサラダが
哀しい彩りで居場所をなくしてる
きれいに一人分だけ残して
あたたかみをなくしたイスが
部 ....
君の詩がすき。
ひとりじゃないよって
そっと
教えてくれるから。

君の歌がすき。
なによりも
大切な
メロディー。

君の唄がすき。
どんな唄よりも
一番心に
響くから。
 ....
まっ赤で
おおきな歌に
くだかれた夕暮れの
かけらをよせあつめて
ぼくはトルソーを
つくった


奄美の島ざらめを
たくさん、うみにながしたら
おおきな涙に ....
いつかみんなに
ワイドショー用に用意されたコンフェッション



目的地まであと10分です


(母 世田谷区)

音声で表示されていく地図たち
がひろがって
信号待ちから動き ....
名前は意味だ


狼を雌鶏に変えた鷲の嘴は
焼かれて煌く

聞いてくれ!と
散歩道で騒いだくせに
すっと黙るのは
卑怯者の群衆
{引用=

 森が育むのは
 夜という物体
 ....
父が家に帰ってきたので
お帰りと言って
別の部屋

父が働いた金で
行かせてもらっている塾さぼり
そのまま布団へ
朝を待つ

朝、学校遅れないように
必死で僕をおこす

うるさ ....
J-POPはクソだとか
洋楽は最高だとか
ジャンルで聴いているんですね
あなたも立派なミーハーです

売れているからクソだとか
人気があるからクソだとか
流行で評価しているん ....
窓にはまった網戸を見ていた
それからちゃぶ台の上のスプーン
同じ方向に三本並べられていた
これママの、これパパの、これぼくの
暑かったと思う
そのことで汗もかいていたと思う
数年経って
 ....
無償の愛を望むには

汚れているんだ

ただ 愛すること を

続けたいだけなのに

性能の悪い 僕の コンピュータは

それさえも 許して は

くれない


 ....
白い桜花のあいだから
かいまみた 貴女のくちびる
いつ どこで そうなったのか
わたしの記憶はさかのぼる
赤い花は嫌いです まして
白い花が降りそそぐその中で
貴女の白い指先がこぼれおちた ....
毎日が楽しい
毎日が生きている
毎日を笑顔で過ごす
ジョーク言って笑わせる

めちゃめちゃな振りして
真剣で傷つく
二人で夢を実現しよう
こうして一緒にいるから

泣く事なんかない ....
爽やかに吹く風
そよそよと吹く風
または暴風
果ては台風までを手づかみでちぎりとり
乱暴に白いキャンバスに貼り付けて
「これがほんとの風景画」
などとのたまうじいさんがいる

 ....
よくできてるね
問題を解けばほとんど正解だった

よくできてるね
この言葉が嫌いだった

よくできる生徒で終わってしまうのが
納得できなかった
私は何もしていない
私は何もできていな ....
たとえば僕の場合それは
初めて
しり あった

というやつと
つめたい汗を皮膚に浮かべながら
五月
間延びした地方都市のなかで
その延びきったらへんで
道がすこしだけ
ほんの少し ....
貴方はとても大きくて
私は潰れてしまいそう

貴方はとても温かくて
私は燃え尽きてしまいそう

貴方はとても眩しくて
私は消えてしまいそう

それでもずっと傍に居たいよ
 ....
北大路京介さんの自由詩おすすめリスト(16259)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ウォーリーを探しに- たもつ自由詩1407-4-12
嘘がつけない- 川口 掌自由詩7*07-4-12
Reason- たにがわ ...自由詩807-4-12
待ち合わせ- 草野春心自由詩807-4-12
海とポンコツと、おまえ- 佐野権太自由詩18*07-4-12
春夏秋冬- ふるる自由詩19*07-4-12
トロイメライ- モーヌ。自由詩16*07-4-12
ね_の_め- 砂木自由詩11*07-4-12
死刑執行人- はじめ自由詩12*07-4-12
だだだ堕落- 壺内モモ ...自由詩11*07-4-12
魂だけに- 山崎 風 ...自由詩707-4-12
飛行船四号- 霜天自由詩707-4-12
日だまりテレパシー- 山中 烏 ...自由詩5*07-4-11
水没ロマンチスト- 零椅自由詩6*07-4-11
木炭のある街- プル式自由詩6*07-4-11
アスパラガス- 夕凪ここ ...自由詩1907-4-11
きみのうた- 和森朱希自由詩707-4-11
トルソー- はらだま ...自由詩44*07-4-11
アドバルーン_再稿- モリマサ ...自由詩1107-4-11
アナグラム- 士狼(銀)自由詩11*07-4-11
韓国のりとお父さん- ゆうさく自由詩9*07-4-11
ミーハー- 1486 106自由詩9*07-4-11
見ていた- たもつ自由詩807-4-11
_→暗_示- 李伍 翔自由詩1*07-4-11
夜桜の候- 石瀬琳々自由詩15*07-4-11
夢を見よう- ペポパン ...自由詩6*07-4-11
老画家- 楢山孝介自由詩11+*07-4-11
誤った正解- ぽえむ君自由詩12*07-4-11
余剰の中で- 水町綜助自由詩18*07-4-11
太陽- 1486 106自由詩7*07-4-11

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