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私があきらめた点滅に
高齢の男性が
吸い寄せられていく
街では
たいていのことは
ビルが見守っている
不慣れな人間も
やがて
祈らなくなる
だから毎日
違う流れをしなく ....
かぎられた空間で
いびつな自分が
腕を伸ばそうとしている
言葉がまといつく
言葉がからみつく
私の皮膚に型がつくほど
言葉にしぼられて
肉がはみ出て
ちぎれ飛ぶ
飛んで飛んで全部宇宙へ
あとに残された
私の骨と言葉が
もつれ合い
....
岩のような物体がある
だけどそれは
確かな存在ではなく
既に灰の塊でしかない
ナイフの先から
たちまち感触が失われ
崩壊する固体
右手に力をこめ前進
わずかに灰をかぶるが
頭上か ....
批評には苦手意識を感じてしまうけど、書けるようになりたい。
重い腰を上げるには自分の好きなものと関連させてしまおう。
と思ったのですが、余計悩んでしまいました。
犬の詩は犬好きから冷静な判断を奪 ....
キャッチングキャッチングDVD
追いすがるよなひねり出し効果に
器具を掃って自己卑下チョップ
冗談さらせよ一転倒立
腰まげて6ロックB‐BANG
地べたに頬擦りしなきゃ
スコンスコンだるま ....
アルフレッドの忙しそうな姿に目を釘付ける。
胸のノコギリしならせて
そっとギザギザ指でなぞりながら
疲れても金鎚で打ってしっかり釘付けておく。
アルフレッドはロイドジョージみたい
....
何度時計をなくしただろう
その度、親や恋人に申しわけなくて
三時間部屋の隅で膝を抱えた
それでも時計は与えられる
ベルトを見て身が凍ったのを隠し
頭を下げて受け取る
ベルトを締める ....