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 世界は止まっているんじゃないかと思う ラジオをつけてみる よかった 世界は動いている
 灯りは消灯だけだ ブルーメタルのMDコンポに浮かんでいるデジタル文字が網膜に焼き付く
 世界はラジオを通し ....
 詩作以外何もすることは無く その途中 突然夏が呼んでいるような気がして 外へ飛び出し 自転車へ飛び乗った
 君が後ろに乗っているような気分で 長い長い上り坂を必死に漕いでいった
 太陽はギラギラ ....
 夜空から眠りながら流れ込んできた闇が目を覚まして何処かへ消え去ろうとする頃 夜明けがやって来る
 生き物達は眠りから目を覚まし体を伸ばして1日の到来を冷たくなった皮膚や外殻に感じる
 僕は今夜も ....
 雨が決して止まない学校の教室
 曜日は無い暗い廊下の突き当たりに集まって怪談話をしている
 この空間は永遠だ
 無限に続く5分休み 僕らの後ろに先生はいない
 教卓やテストのプリント用紙に暖 ....
 君は踊り続ける
 君のような人間はいない
 僕と合わせてくれるような人は
 一緒にスコーンを食べてくれて
 一緒にファンタグレープを飲んでくれる人
 一緒にお風呂に入って
 一緒に髪を乾 ....
 目を閉じて君を思い浮かべれば
 ほら 目の前に君がいるんだよ
 永遠の10代に憧れる僕
 海辺のカフカじゃないんだからさ
 僕には君とセックスすることを想像できないんだ
 Hなことしか考え ....
 外した眼鏡でランボー全詩集を退ける
 シャワーを浴びた後髪を乾かさないでベッドに横になる
 ボディーソープとシャンプーの香りが順番に香ってくる
 おでこに滴が落ちて眉毛の上をカーブして流れてい ....
 貴方の神は目の前に
 天地を支えておられる
 暖かい心に包まれて
 永遠を授けられるのです

 たとえ絶望に陥っても
 神は貴方を掬い出すでしょう
 たとえ苦痛に苛まれても
 神はそ ....
 6月の雨の中の森
 1ヶ月だけ君は生きていた
 風に任せて森の葉の匂いを僕へ漂わせる
 僕は自分の涙の中に沈んでいたよ 夜も朝も
 これじゃあ「今 会いに行きます」と被っちゃうけど その頃は ....
 僕は瞬間的に庭を受け止める
 そこには平安が待っている
 一時的な小雨がばぁぁぁと降り注いでいる
 僕は庭のデッキチェアーで君を待っている
 君は嫌がるかもしれないけど僕は君を待っている
 ....
 僕は夜遅く ドラマチックレコードを聴く
 布団の中に潜りながら涙を流す
 あの頃の記憶が蘇ってくる
 僕の膨張した心を絞り出して涙が出てくる
 雨に沈んだ森
 僕は君の作ってくれた様々な布 ....
 誰も寝てはならぬ さもないと死神のトゥーランドットがケタケタと白骨の顎を鳴らし笑いながら大きく鋭利な鎌を振り上げて魂を奪ってしまうぞ
 さっそく眠り込んだ者がいるな ほぅ 狐の親子か トゥーランド ....
 下肢の無い僕はサーカスのピエロになりたくて 物心ついた時から 毎日車椅子を動かせて街に出て大道芸人の先輩の隣で滑稽なメーキャップとお母さんが作ってくれた服装でパフォーマンスの練習をしている
 車椅 ....
 耳鳴りの海に身を漂わせて
 僕はコーラルグリーンの空を眺めながら椰子の木だけがなった小島を離れていく
 ブルシアンブルーの鯨が潮を吹いて巨大な虹が出来上がった 僕はその鯨の隣を通り過ぎていく
 ....
 或る街のある家の中からの風景
 僕は泣きそうになる
 この広い街には競馬場は無い
 歪んで見える風景
 競馬場があったはずなのに無い
 君を思い出す
 「君」という言葉だけが僕の中に残っ ....
 君は森の中で首を吊った
 美しい君が強固な樹木のしっかりした太い枝に荒っぽいロープを巻き付けて
 穴という穴から流れ出る体液 垂れ流す汚物
 下にはそういう溜まりができている
 不気味な色の ....
 雪が解けたら君の街まで行こう
晩秋の夜に君と春までのお別れをしたんだ
 動物達は冬に備えて食料や栄養をたっぷりと蓄えていた
 植物達は短い一生の終わりに未来へと繋ぐ子孫を残していた
 ....
 体が熱い
 熱病にかかったようだ
 一ミリも動けない
 君を想う気持ちがこんなにも苦しいものだったなんて
 最高の片思いだ
 僕の想いが飛んでいって体を冷まし君の元に届けばいいのに
 こ ....
 天国から贈られてきた歌を聴くと
 荒んでいた心が洗われたような気がする
 背中に翼が生えて
 夜空を飛び回れることができる
 人間は殺生という罪を償うために自ら翼を削ぎ落としたのだ
 君の ....
 あるがままに書こう
 悲しい曲を欲しがる
 センタリズムになりたいんだ
 僕はマゾだ

 泣きたい
 涙を流したい
 今まで溜まっていた分全部
 地面に涙の波紋が広がる
 君は聞こ ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
思い出す- はじめ自由詩907-6-17
- はじめ自由詩3*07-6-13
夜明け前- はじめ自由詩7*07-6-7
断片的で暗示的な精神内での印象達- はじめ自由詩9*07-6-4
一緒- はじめ自由詩7*07-5-24
- はじめ自由詩6*07-5-23
春へGO!- はじめ自由詩7*07-5-17
賛美歌- はじめ自由詩5*07-5-11
終わりなき詩- はじめ自由詩3*07-4-29
土曜日9時48分の庭- はじめ自由詩4*07-4-26
ドラマチックレコード- はじめ自由詩9*07-4-18
誰も寝てはならぬ- はじめ自由詩8*07-4-11
僕はサーカスのピエロ- はじめ自由詩5*07-4-3
耳鳴りの海に身を漂わせて- はじめ自由詩2*07-3-28
妄想の追懐- はじめ自由詩2*07-3-24
記憶の森- はじめ自由詩4*07-3-22
- はじめ自由詩9*07-3-19
それでいいんだ- はじめ自由詩4*07-3-11
再生の歌- はじめ自由詩5*07-3-8
大切な即興詩- はじめ自由詩4*07-2-24

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