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電灯に照らされている僕
雲が月との間を遮る
君と僕を遠ざけるかのように
今日は空が暗い
何故こんなにも遠く感じるのだろう
ついこの間は近く感じられたのに
雲の向こうは輝いているといい
....
頬染めて冬恋い焦がれる木葉達
雪と出会うを夢見て眠る
この暖かさが辺りに広がり
優しい花をたくさん咲かせればいい
そうしたならば希望に満ちた
初めての世界が待っているだろう
この暑さがすべてを焦がし
雑念を燃やし尽くしてくれればいい
そう ....
小さい頃は帰り道に
よく空を見上げていた
どこまでも青く澄んでいて
自然と笑顔になった
部活帰りに見上げた空は
なんだか輝いていて
手の届かない存在だって
わかっていても憧れてた
....
始まりはいつもここで
終わりもいつもここ
やり始めた今がスタートで
やり終えた今がゴール
この瞬間に
何かが始まり
何かが終わる
長い道にも終わりはくる
自分で決めたスタートラ ....
さらら さらら
立ち並んだ木達
優しく囁き
木漏れ日を零す
ここにはバス停以外なにもない
曲がり角からバスがきたらすぐわかる
だがそちらはみない
何もないからみなくても
バスのエンジン音は聞こえてくる
私を乗せるためだけに
バスは私の前で急停車 ....
幸せが溢れて零れていく
でも拭かなくていいの
きっと蒸発したら
また幸せな空間にしてくれるから
指が窒息しそうな
ピンクのマニキュアに
なれないピンヒールの
ミュールをはいて
私は今日も外へ出る
この息(生き)苦しい世界へと
家出をしようと思った
理由なんて適当だ
ただやってみたかったんだ
とりあえず思い切り外へ飛び出した
母さんが追いかけてきて
財布だけ取り上げられた
仕方がないからひたすら歩く
と ....
一枚の花びらが
私の前を通りすぎ
新しい一年が始まった
こんなドラマチックな出来事が
これからたくさん
待っているといいな