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手は何処かで繋がってしまっている
情報のやり取りに余念が無い
高速で伝う何か暖かいものを
人が温もりと呼ぶのなら

目に映るのはサーモグラフィー
あなたが暖かいか
そうでないかだけ
私 ....
バイオリンの響きみたいに繊細なのに
その糸は引き攣るような悲鳴を奏でていて
夜のノイズに勝つ事が出来ない

ネオン街の片隅で
歌を歌ってみても
からっぽのバイオリンケースには
1ドル ....
熱に浮かされた熱い体を持て余している
脳はもう溶けてしまったに違いない
そうでなければ
ぼやけた視界に誰も映ることが出来ない

助けてほしくて泣いてみた
この体に有り余るほどの痛みを吐き出 ....
 片手のナイフは今日も光ってる
 昨日のサーカス団の幻影を追って
 赤いテントの中に入れども
 その中には小象が一匹残っているだけで
 
 置いていかれたのだろう
 少しだけ鼻を揺らし ....
落下してゆく世界の欠片を
拾い集めても足りないほど
争いの無い世界とやらを求めてたけど
僕は平和な世界を知らなかった
崩れた壁の向こうで
銃撃はいつも続いていたし
やめてくれと叫ぶだけで終 ....
 熱帯夜
 海の底を泳ぐ魚の夢を見る
 深い蒼をさ迷い泳ぐ
 色とりどりの魚と
 変な足取りで海底を歩いてゆく軟体動物
 煌く水面は遠く
 まるで海の夜に迷い込んだみたいだ
 光さえ ....
永遠の意味なんて知ることは無い
この先ずっと続く道を永遠と呼んでいたとしても
その道だっていつかは終わる
だから意味なんて、無い
言ってしまえば
終わらないものも
始まらないものも
 ....
 不確かな世界で死んだ振りの上手な彼女
 笑い転げた青い日々の残骸
 抱き寄せた透明な腕がひんやりと手に吸い付く
 【愛してる】
 けして言わない言葉を繰り返して歌を紡ごう
 【そうね、 ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
この丘を歩く温度は- りぃ自由詩305-9-8
騒音の果て- りぃ自由詩205-8-26
鳥篭の向こう- りぃ自由詩205-8-22
小象とナイフ- りぃ自由詩305-8-16
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海底の夜- りぃ自由詩505-7-27
スタートラインの風- りぃ自由詩405-7-26
恋愛シミュレーション- りぃ自由詩105-7-6

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