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影が隙間から
抜けてくるように
薄い木綿のシーツを
引っぱってきて
路上でなびかせてから
敷いて昼下がりのお茶を飲む
時を隔てたような
杭州のぬるい息づかいが
湿ったまま身体に{ ....
シーソーの両端にふたりで乗ると
どちらか重たいほうが地面に着くんだ
シーソーに乗る前から分かるものなんだ
どっちが重たいかってことは
駆け引きなんてものはない
君がいくらわたしの方が
重た ....
彼は泣いた
わたしが書き上げた詩を読んで泣いた
ことばに泣いたのではない
すばらしさなど彼にはわからないから
詩の気持ちがわかるから泣いたのでもない
むしろわたしの気持ちがなかったと気 ....
眠りの端を吸いつけるように
{ルビ鳧=けり}が清らくついばみを走らせた
マディソンという街の
澄んだ蒼にきらめくのは
寝起きを押しのけた海兵隊の
ブルースが舞う
うえの空の{ル ....
恋月 ぴのさんの鳴々門 零さんおすすめリスト
(4)
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日付
お茶の色
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鳴々門 ...
自由詩
2
05-8-26
シーソーはほんとうにフェアなんだ
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鳴々門 ...
自由詩
5
05-8-15
なにか言って
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鳴々門 ...
自由詩
2
05-7-27
自由によって運ばれてくる
-
鳴々門 ...
自由詩
1
05-7-25
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