私の町の
五百年を過ごした
大きな大きなクス
大地とつながり
空とつながり
人とつながり

一年一年 年輪を重ね
五百年分の出来事や人の思いを
その内に大切にしまいながら
この先も ....
 

や、やぁ
みなさん。

大きな希望がなくても
別に何もしなくてもいいんだ。

満開の季節は
もちろんのことだけど
いまさっきの桜の散り際だって
美しかったよ。

あ ....
すべて逃れ去っていく
すべて過ぎ去っていく
なかで、
けっして忘れられないモノ
けっして忘れてはならないモノ

  *

誰もが
それぞれの
限界と可能性、
抱え生きている
そ ....
タピオカにはミサイルがある
かぎられたみなしごたちのまえには
泥水がはいったペットボトルが幾本もあって
それを飲み干さないとみなしごたちは
前へはいけなかった
みなしごたちはみんな嘘 ....
思い出し笑いよ
いつの日か

いくつかの
別離の後の
いくつもの
沈黙の先に

やってくる
明後日の群れ

名前を忘れても
台詞を忘れても

同じ匂いの風が
頬を
 ....
水の色する春の空

静か独り、浜辺に立つ

群れる者達、エゴイズムの海

逃れ、打ち寄せるイメージの波

浮かぶ波間の混沌は

思考の光に照らされて

弾む言ノ葉、生動の渦
 ....
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telexxx.dat  ....
つつじが咲きはじめた、早い木はもう満開。
ことばが出てこない。
むすめはきちんと学校へ通っている。(新学期初日は、自分で選んだあたらしい靴下を履いていった)
冬には乾いて音がするようだった頭 ....
○「登山の効用」
山に登って
青空を眺める
山の空気を吸う
山ガールと話す
よみがえる青春

○「虐待」
世の中の皺寄せが
最後は子供へ行く

○「ハゲ頭」
僕もオヤジに似てき ....
知ってる人がいる
知ってる分だけ見つめる
知らない部分が話しかける
知って欲しいと言いたげに
逃げる私を捕まえる

自問自答の雨あられ
記憶は既にびしょ濡れで
街は途端に頼りない
ど ....
「今日の貨物も 重そうだな」
「ああ 空の雲も 重そうだな」

凍り付く森の枝先 すり抜けて 
貨物列車がゆく
港の駅まで たんたたんと

コンテナの奥はガラスの水槽です 
銀の平原を ....
他人の人生に深く関わるなんて

ごめんだよ 何度も失敗してきたから


嘘つき 頼られたいくせに

愛されるより 失敗するほうが簡単だから


わがままにいじけていたほうが刹那は楽 ....
四月は
新しい生活に馴染めない
潜在的自称詩人が
その芽を出す季節

───今より他の場所へ

その思い一心で
自称詩投稿サイトの門を叩く

しかし、自称詩人になることは
何の価 ....
   
   薔薇の美少年

                         
かれの手よりも おおきなオレの手で
エスコートするように そのかたく骨ばった
小さな手をとって
かよ ....
 眠りをさますのは
 グラスのピアノ
 窓のカタコト
 外気が漏れている
 天井が笑っている

 風に去られ
 人目からも外され
 膨らんでゆく実をあたたかに想う

 たったひと粒 ....
手荷物を運んでいる途中
手荷物の無い手で触って欲しい、と人に言われ
代わりに国鉄時代の記念切符をあげた
質感が気に入ったようで
喜んで人は去っていった
遠くから連れてきた犬を飼い
笑っ ....
今日はよく晴れていて、スペースマウンテンに乗ってきた。
とても空いていたので3回くらい乗り込んで、馬の骨も、馬の皮もみてきた。
見上げると所々天井が剥がれてきてしまっていた。
ご機嫌な写真を一枚 ....
ああ、ほら

零のなかに壱がみえる



いえ

いってみたかっただけです
ぽつんと 取り残された
わたしは、何処にも属さずに

まっ逆さま空中でシャドウ
ずっとずっとかがやいて
白骨咥え肉を喰い千切る

貫通する対角線、
無数無数交錯し伸びる
直線たちに支 ....
morning
buy the poem at convenience store
cling poem on train
by way of a wicket
pass each othe ....
総武線が僕を運ぶ
大きな川をいくつも越える
すばらしいスピードで、チーバ君のあごのあたりに
たいへん多くの人生を乗せて、突撃
(hello!)

ホームに滑り込む勢いそのままに、
僕は階 ....
色あせた政治家のポスター
が見つめる こうえんからまっすぐにのびていた道は
とうきょう行の 一方通行で
希望だった
このどうしようもない こうえんの周りで
くすぶっているはずじゃない わたし ....
天空、ぼうと青く
葉桜、ゆらゆらの揺れ
子供、両手委ねひろげて

緩やかな風に向かい

走り出す、走り出す
僕の心はイチゴ模様
街へ世界へ溢れる愛惜

天空に火を放ち、葉桜むしゃむ ....
   1

水門の釣り人たちがいる
その長い長い棹を振りまわしながら
おのが鯉のぼりのように
まるで浮遊している
座布団の上に立っているかのようだ

   2

ついぞ一度も
 ....
1.
夜の陽だまりに
昼間見つけておいた
幽霊の足が咲いていました
窓辺で奇妙な咳をする
子どもの背中は丸くなる

(月のドーナツを齧ったのは
(わたしです
(歯型がぴったり ....
○「女ごろし」

友人夫婦と普賢岳に登った
前日の冷たい強風がすっかりやんで
登山日和となった
桜の花と新緑と360度の海の眺望が
映画のシーンのように僕の瞳に映った
山育ちのせいか海の ....
羽虫が渦を巻く
屋根裏の寝床で産まれた
産声はか細く
皆がこの子は駄目だと思った
けれど乗り越えた
四つになるまでは
臥せってばかりだったけど

学校には馴染めなかった
教師とも ....
橙の灯りみたいに
優しい君の声は
頭の中では
涼し過ぎるから
心の中で
聴いていよう

音符は黒のはずなのに
君の歌はロウソクみたいに
探し物を照らし続けている

その炎を借りた ....
   


ひとつ物音が消えてなくなれば、
かき消されていた音が聞こえてきます。

テレビを消してみましょうか。ちょうど今頃
は庭先から、みなさんがよく知ってるものや
そうではない虫 ....
 いくら きみをひきよせようとしても
きみは 水面に浮かぶ果実のように
 ぼくのほうには ちっとも戻ってこなかった
むしろ かたをすかして 遠く
 さらに遠くへと きみは はなれていった ....
アラガイsさんのおすすめリスト(6671)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
大きなクス- 日朗歩野自由詩1*23-4-13
蟷螂の斧、ふりかざし- 秋葉竹自由詩123-4-13
ノンセンス- ひだかた ...自由詩7*23-4-13
タピオカしんどい- モリマサ ...自由詩223-4-13
再会- やまうち ...自由詩2*23-4-13
静観の時に(改訂)- ひだかた ...自由詩7*23-4-13
utuo9m.dat- ナンモナ ...自由詩3*23-4-13
メモ- はるな散文(批評 ...423-4-13
独り言4.13- ホカチャ ...自由詩1*23-4-13
知ってる人- 妻咲邦香自由詩1*23-4-13
水_槽_列_車- 松岡宮自由詩14*23-4-12
哀しきモラン- 短角牛自由詩2*23-4-12
自称詩人発生注意報- 花形新次自由詩223-4-12
過去作二編(薔薇の美少年、百合の男)- 本田憲嵩自由詩3+*23-4-12
ひと粒の- soft_machine自由詩3*23-4-12
手荷物- たもつ自由詩12*23-4-12
150年- 白書居散文(批評 ...2*23-4-12
めも- うし自由詩2+*23-4-11
夜想45〇官能愛の向こう- ひだかた ...自由詩6*23-4-11
the_poem_at_conveni- モリマサ ...自由詩1*23-4-11
This_is_the_Chuo-Sobu_Line_tra ...- fujisaki自由詩523-4-11
いちごシロップ- fujisaki自由詩223-4-11
命の大地- ひだかた ...自由詩8*23-4-11
旧水門の星より- 本田憲嵩自由詩4*23-4-11
Ghost/Leg- ちぇりこ ...自由詩1123-4-11
独り言4.11- ホカチャ ...自由詩1*23-4-11
それだけが- ホロウ・ ...自由詩1*23-4-10
アカペラ- ミナト ...自由詩3*23-4-10
夜半、消えゆく音に- AB(な ...自由詩323-4-10
水面に浮かぶ果実のように_____- 田中宏輔自由詩11*23-4-10

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