あなたのなみだ


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○「詩募集します」
読んだら
涼しくなる詩は
ありませんか
あったら朝夕お経のように唱えたいとおもいます
なかったら
誰か書いてくれませんか
真夏の日中に上空を塞いでいた、ひとつの低い層がなくなって、青春の夏はより遠くまで反射して、よりいっそう真夏の夜の夢に届きやすくなる。より受信しやすいように部屋のなかの灯りをすべて消す。多分に雨の吹き荒 .... 甘いささやきが

ゆったりとこの身を襲う

抗っても

酒を飲んでも

憑りついて離さない
 
 部活で帰りが遅くなったから

 夜の電車に揺られてる



 向かいの窓に映る私の顔

 前髪なんか気にしたりして



 なんでアイツの顔が浮かぶんだろ

 好き ....
空にはモクモクと山のように雲が聳え

熱風に包まれる

公園でバットがボールを打つ音

子供たちのはしゃぐ声

蝉がミーンミーンと伸びやかに鳴いている
 レイモンド・チャンドラーの猫はタケというなまえだったのだが、
 来訪するアメリカ人たちの発音によってタキとゆがめられ、
 図らずも、bamboo から water fall へと変身を遂 ....
性善説 青空を見上げること

性悪説 蟻を潰すこと

山河

洪水

噴火

子宮

コウノトリが揺籃に赤子を運んできてくれたら

母が命懸けで膣から我が子を排出しなければ ....
「ぼくは無力だよ」
とあなたは言ったので
「どうしてあなたは無力なの」
と私は聞いた。すると
見ているうちに、あなたは手のひらに乗る位に小さくなって
青白く光る星になった
自分の弱さを
 ....
○「政策」
経済、少子高齢化、人手不足、医療、介護、年金、教育子育て、自然災害などさまざまな大きな問題に直面しているが
どれひとつとっても有効な政策を打てないでいるというのが
一番の問題なのでは ....
渓流竿は刀のように美しい

日本独自のもので

種類は今まで数百はある

明日は碧羅という強竿を携え

大物を狙いに行ってみる
まだ来ぬ明日の光景
描くことができずに
布団に沈んでゆく

何度も目覚めて
夜の長さ
静けさに
孤独がピン留めされて

寝返り寝返り

消極的に待つ朝
今は
二度とは無い
同じことでも
同じことではない
いつも初めての今
私は一人だが
独りではない
しかし独りだ
「あ」と言って
「あ」とならないからさ
  


  花火と雲と風と影

梅雨明けに久しぶりのあまたの星、満月の夜
部屋の割に大きな柱時計は
間違いのない《とき》を刻んでいるのか?
それともただ文字盤を
針が三本移動してい ....
○「疲れ」
年寄りの疲れは
後から来るといわれる
だから調子に乗ってやると
大変である

○「批評家」
世の中のことを悪くいう人の大部分は
悪く言う資格のない人が多いらしい

○「 ....
地平線の彼方まで丸焼けだった
瓦礫と錆びたトタンで作った
家族でさえ疑って暮らすバラックで
卓袱台に載った、芋粥と悲しみ

ヤンキーに{ルビ集=たか}ってチョコをせしめた
空地で捕まえた飛 ....
夏にだけあらわれる
小径の奥に
ひっそりとした場所
そこにやわらかな墓標がひとつ

あたりを囲む緑のざわめきの中に
なぜかいつも感じる
揺籃の気配
その中には多分 壊れた玩具の ....
空にさしだした手のひら
つきさしていく日のひかりで細胞が痛い
夏のひとはみな発熱し
アイスクリームはみるみる溶ける
蟻がやってくるまえに
きのうのできごとは蒸発してしまう
会いたいひとがい ....
園芸は 理にかなう根に 水を差し 頭を冷やす 極意あるある

線路

燃える月

見下ろす街に

光る桃

動かない月に照らされて

キュウと心が締め付けられて

勝つために何かを探す

文字を追う

塩と釜

暖か ....
narrata refero.
私は語られたることを再び語る。
(『 ギリシア・ラテン引用語辭典』)

 熊がかわいそうな人間を食うのなら、なおさら人間が熊を食ったっていいではないか。
(ペ ....
歳をとり ともなう景色 夏の音(ね)と 日々少しづつ とおのいてゆき ○「身近な生の自然」
鳥のさえずり
風の音
虫の声
犬猫山羊の鳴き声
空の色
雲の形
小川のせせらぎ
草花の色
木の繁り
野菜や稲の育ち具合
山の匂い
身近な生の自然へ目を向け ....
世界が 平和で あることを

むろん みんなが 祈るとき

そんなに 長くは ない夕べ

赤い 夕陽が 沈むとき

悲しみ なんて なくなれと

じぶんに 向かい 祈ります ....
夜の窓辺 畳の上にひろがる
うすあおい布のような光りを
手のひらで受け
撫でて 六月の風はさわれた

ひとりの夜が普通だったころ
ひと粒ひと粒の波をむすんで ほどいて
千切って 噛んで  ....
熱いシャワーを浴びて

火照った気持ちと体を吹き飛ばした

気の置けない友と友との笑顔が嬉しい

年に二度の宴にジョークは飛び交い

無言の内に元気で居ろよと励ましあった
夏は夜
涼しげな空気の回廊を歩いていく
百個の風鈴がピンク色に染まって揺らめいている
猫が足元に擦り寄ってきて
パロサントの香りが風に乗って流れてくる

宇宙人は私達のことで
本当は魔法 ....
被せ取り込まれるような
ましろい泡に目を奪われる
その姿は優しさ こわさ
はるか遠いのは分かっているのに
手をのばしたくなるのはなぜだろう
誰かが扉を叩くのが怖い
締め切って
薄暗い部屋に根を張る
眠る度に見る夢は
誰にも見せられない私
目は腫れて
湿った毛布を手放せない

黒い枝葉ばかりが育ってゆく

扉は叩かないで ....
アラガイsさんのおすすめリスト(7574)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
__|- 由木名緒 ...自由詩624-7-23
独り言7.23- zenyama太� ...自由詩2*24-7-23
夏夜のラジオ- 本田憲嵩自由詩1324-7-22
五行歌_睡魔- レタス自由詩5*24-7-22
フェットチーネグミ- おやすみ自由詩224-7-22
夏休み- 自由詩9*24-7-22
レイモンド・チャンドラーの猫- 中田満帆自由詩124-7-22
_- 由木名緒 ...自由詩6*24-7-22
青白く光る星- こしごえ自由詩7*24-7-22
独り言7.22- zenyama太� ...自由詩3*24-7-22
五行歌【渓流】大物狙い- レタス自由詩7*24-7-21
消極的に待つ朝- 自由詩3*24-7-21
※五行歌「いつも初めての今」- こしごえ自由詩5*24-7-21
※五行歌「「あ」とならないからさ」- こしごえ自由詩4*24-7-21
花火と雲と風と影- 秋葉竹自由詩324-7-21
独り言7.21- zenyama太� ...自由詩5*24-7-21
私たちは食べてきた- atsuchan69自由詩13*24-7-21
やわらかな墓標- 塔野夏子自由詩11*24-7-21
かげろう- そらの珊 ...自由詩12*24-7-21
園芸- 足立らど ...短歌3*24-7-21
指の動くままに_02- Hose Enomoto自由詩424-7-21
Pooh_on_the_Hill。- 田中宏輔自由詩9*24-7-20
晩夏- 足立らど ...短歌7*24-7-20
独り言7.20- zenyama太� ...自由詩4*24-7-20
残光よ- 秋葉竹自由詩424-7-20
- 完備 ver.2自由詩324-7-20
五行歌_暑気払い- レタス自由詩8*24-7-20
交錯する夏の香り- 久遠恭子自由詩424-7-19
夏雲- 唐草フウ自由詩7*24-7-19
鬱屈- 自由詩424-7-19

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