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誰が止められるの?
合法的な依存
警察も止められない
見放題やり放題で
誰が止められるの?
親も教師も止められない
歩いているときも
飯食っているときも
 ....
{引用=白心中}
唇の合掌
耳は氷柱みたいに澄んで
睫毛の雪がとけた

遭難と凍死を繰り返す
冬眠できない二人
こうしてまた長い
白昼夢の時代を迎える





{引用=ゼ ....
あの華や。と指を往く仕種が
ずっとずぅっと。緒を弾いて
十六夜の鉢 と言うのよ
小さくてつまめない程の 硝子の欠片
ありもしないものを抱き抱え
貴方と呼んで
今から明日に迎える
毒があ ....
やわらかく包む結び目のすき間から
ほんのりと匂いくるりんごのまるみ
そんなことば

太陽を溶かした夜を柄杓からグラス
唇から四肢へと移す食卓の綺羅
そんなことば

まな板を叩く音
単 ....
ケチャップ工場の爆発のせいで、
全部が真っ赤に、染まったこの街。

生クリーム、宙に浮かび上がって、
雲の居場所を奪った。

閻魔大王が、休日にしてるファッションは、
ジェラートピケ 地 ....
くしゃくしゃに
丸める明日は
色をわすれた今日

あの日の
これからの
漆黒にかがやく
まぼろし

くしゃくしゃの
わたしの
こころの
からだの
すべての
ながれていった瞳 ....
その濡れ羽鴉が影一枚 羽織った面妖のピエロを炙り出す
柊の夜。大口を開けグロテスクな無垢な施しを与えん

おおぶりな川のせせらぎは寂しげに演舞を受諾する
手あぶりに凍りつく患部に聞き伝えの罪を ....
96歳の山の師匠と僕と友人の3人で
久しぶりに県境の山に登った
急な登りじゃないから師匠も一緒に行こう
と友人がいうので行ったが
山の師匠には危険な急登だった上に
道があちこち崩れていたり
 ....
いつも行くはずの近道は薄明を終えて神社の鳥居の脇を吹き抜ける
平坦な午後に並ぶ学生たちが少しのやすみを記憶するとき

みちゆきは確かに真新しいスーツを纏い 大きめの制服を着て 
まばゆいほどキ ....
私たちは過去に梅雨晴れの菜の花をふつりと亡くしている
重ねられたむしろ、奥座敷には、立ち返れば
少女 ひとつ、気配すら ままならない

4つかぞえるうちに 喉が鳴る。心臓が弱いらしく、ひとり死 ....
総理!
これ以上のチン上げは
もう無理です
若い人たちに要請してください
ED夫より
   *

 たとえばあのひとが、
 ひとにならず、
 辞そのもので
 あったなら、

 花のために悼む 星が乱反射する路地裏で あのひとの詩を見かけた、年号のない日付 あまりにもおれは ....
地域で防護柵を立てようという話し合いがあった
このまま放置していたら
米を作ってくれる農家がいなくなるということだ
作業には地権者か小作人のどちらかが
3日間出ることが決まった
どちらか出な ....
爪を立ててから、いくばくものこさずに 林を抜ける

台所の靴下にりんごが3こ並べている
生まれる前に焼いて捨てた手紙がある

きみのまえに あるはずだった。mother

赤い尾ひれがや ....
○「なんでえー?なんでえー?」
  といって人を責める癖あり
○今の子どもは「お菓子とスマホ」世代だ
○老化するということは心身の障害者になるということだ
○「生活困窮者」
零下まで気温が下 ....
二〇一八年九月一日 「葉山美玖さん」


 葉山美玖さんから、小説『籠の鳥 JAILBIRD』を送っていただいた。クリニックに通う女の子の成長物語だ。会話部分が多くて、さいきん余白の少ない目詰ま ....
件の集合体の記憶が 藻が映えた時間軸に 絡まるは
  水母たちの引き算の都市。天の川を密かに
    その箱に透いたから 残照が酷く歯がゆく囁く

言伝の檸檬紅茶が 暈を増やす痕を滲ませている ....
カーテンの波間には素肌の得意げな君の
 振りまいた泡沫の陽炎が織り込まれている
右頬から愛し合って薬指から零れていく星星が
、輪になって おくるみに沈んでいる

便りない、まっさらな風に乗る ....
アキレス腱を挟むようにして
足の外側と内側が冷える
こんなときは足が浮腫んでいる
冷え性の症状とはこんなものか
手で挟むようにしてさすってみる
厚手の靴下を履いてみる
片方の足の裏側で
 ....
一列にピシャっとトミカを並べて遊んだ形跡

塗装の剥がれた車たち ふかふか布団の上に整列

ああ愛おしいな かわいいなと親の眼差し

 その時 私は後ろの後ろから一線を見た

大人 ....
意識こそ人だとしてもその数は常に身体よりも少ない なくしてしまった
兄の釣針を探しに
僕は海の底へと降りていった
そして針が刺さったかのように
姫と出逢い
糸で釣られるかのように
姫に惹き寄せられた
この海の底に
青々とした宮殿があっ ....
向こう岸に移る山崩れを即興する
格子の廊下の底が、またたくあいだに、
亡くなった人々が、浮かんできます

輸卵管から噴き出す、落葉樹の後にも先にも
無抵抗な琴線を生まれながらにして破れ
手 ....
夜の死顔は隠匿される
太陽による窒息死
視覚の分厚い曖昧に覆われて
悪夢の下着を脱いだ獣の顎骨から
乱立するギヤマンの伽藍
涸れた河床を磨かれた顔たちが遡上を始める頃
剥離した脱落者は紐で ....
寒いけれど
すがすがしい

冬の青空が広がっている

晴れた日には
必ずといって良いほど

謎の大型4発のジェット機が

まるで
異次元のトンネルから飛び出すように
上空の途中 ....
青瓷の封緘、奥に媚薬を少々
   瑠璃三鳥は粧し込む、殊にムクロのたましい
     金輪際 からくり時計の砂粒すら風花に充散る

それにしたって窮屈な匣である 「わたし」 は
どこへむか ....
 拍子抜けするほど弱い、暴れ出す癇声と、煮詰まった鍋底を浚う
 晩餐は肉体を静思し、絞り染めの疲労感がある。炎熱に筆を取る
 ガサツな渋柿をひとつ。盗み読む白湯から運動場までを切り抜ける疾風。
 ....
二〇一八年八月一日 「どくろ杯」


 いま日知庵から帰った。帰りに、セブイレで、きんつばと、玄米茶を買った。寝るまえの読書は、なんにしようかな。きょうのお昼には、金子光晴の『どくろ杯』のつ ....
おろしたての極点と銀の手は仮のものと氾濫する

丘の小股をすくい、
山なりの隆起を飛び越して、
うねりもたおらかな、てっぺんを砂上とする
秘められた悪辣な改竄を行う眺望の地に
合掌する沿岸 ....
冬に向かって息を吐くと
答えが返って来るのに
それを読むことは出来ない

誰かが私の本を
借りてしまったように

冬は長くて
マフラーをきっと折り曲げる

街を歩けば
イヤフォン ....
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ついったー- soft_machine自由詩521-12-15
ケチャップ・ロンリープラネット- ツチヤタ ...自由詩521-12-15
六十兆のキセキ- 草野大悟 ...自由詩221-12-15
ほころびショール- あらい自由詩221-12-14
老老登山- ホカチャ ...自由詩3*21-12-14
雪洞- あらい自由詩521-12-13
彼方肆- あらい自由詩221-12-9
チン上げ要請- ホカチャ ...自由詩2*21-12-8
side_order──田中修子へ捧ぐ- 中田満帆自由詩321-12-8
有害鳥獣対策- ホカチャ ...自由詩2*21-12-7
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独り言12.6- ホカチャ ...自由詩1*21-12-6
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パンドラの筆跡- あらい自由詩121-12-3
滑翔- あらい自由詩121-12-2
つまらないとは- 坂本瞳子自由詩2*21-12-2
トミカと神様の眼差し- 朝焼彩茜 ...自由詩221-12-2
_- いる短歌121-12-1
わだつみいろこの宮(青木繁の絵画より)- 紀ノ川つ ...自由詩321-12-1
ニンフ- あらい自由詩221-12-1
素体回帰- ただのみ ...自由詩3*21-12-1
異次元からの訪問者- st自由詩621-12-1
御玉杓子の憐憫- あらい自由詩121-11-30
金魚草の死に目- あらい自由詩121-11-29
詩の日めくり_二〇一八年八月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩12*21-11-29
たわわ- あらい自由詩121-11-28
冬に向かって- ミナト ...自由詩221-11-28

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