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来週の月曜日で渓は閉鎖される

天気予報は曇りだから

これが最後のチャンス

華麗な山女魚とも3月まで逢うことはできない

秋は心新たに本流の虹鱒を追いかけるだろう

清流のファ ....
泣きたい夜には

愛してると言って

恋してると言って

涙が少し乾くから
胸の疼きをそのままに

甘い果実を分けてくれたなら
ぼくは夢を語ろう

正直に伝えてくれるなら
き ....
夜も更けて

飲む酒の

苦い味

帰り来ぬ

街の灯は消え失せて
事情があって先週から何も食べていない

先日食べようとした納豆玉子かけご飯とかき揚げも食べなかった

体重は4キログラム減ってふわふわと眩暈がする

気分は平静なのだけれど何時もの摂食障害 ....
ヤマメは今月で終わり

本流のニジマスは今年いっぱい

仕掛けを選び

竿を選ぶ

その{ルビ逞=たくま}しさに負けぬよう
紅蓮の炎に焼かれた文様
この背中の海図は消えることはない
これを読み解いて欲しい
北極星は歪み
オリハルコンの羅針盤は深海に沈んでいった
帆は散りぢりと破れ
ぼくらはいったい何処を漂うのだ ....
釣りから帰ると
ポストに1通のメールが届いていた
{ルビ一滴=ひとしずく}の涙が零れ落ちる
それは川に流され海へと溶けていった

琥珀の水に氷を沈め
紫煙を{ルビ燻=くゆ}らせながら
そ ....
駄目ならば

それでいい

ドン・キホーテのように

命を賭けて

突き進む
男は同時に愛を込めた

命に代えても守りたい

どちらかが死ぬようなことがあったら

この命は天に捧げ

戦陣の切っ先に立つ
観てごらん
満ちた月が美しいよ

誓いの言葉は忘れない
きみさえいれば
何も怖くない

きみという星を目指して
発進準備完了

夢が叶えたなら
ぼくは何もいらない

もうなに ....
ほろほろと

独り飲む酒

肩を抱く
ふわりと広がるモルト2種
ひとつはバーボンカスク
もうひとつはシェリーカスク
バーボンカスクは滑らかで力強く
シェリーカスクは甘く華やかに
こくりと飲めば後からやってくる潮騒の香りが心地よい ....
美酒に酔いしれ
夢は万華鏡のように移ろいながら
次々と舞台を変えては魅了した

深い森の中を彷徨ったり
渓に宝石魚を追い求めたり
鮮やかな花園に埋もれたり
青い波間に抱かれたり
風に吹 ....
至福の{ルビ美酒=うまざけ}を含み
堪らず10本追加注文をした
海の香り
フルーティーな追撃に襲われ
スモーキーな苦みに終わる
マッカラン18年以来の驚愕だ
あまり人には教えたくはない
 ....
光年の彼方に眠るきみへ
おやすみなさいと呟いた
今頃どんな夢を見ているのかな
ぼくは琥珀の水に漂いながら
星巡りの歌を静かに歌い
アンドロメダに想いを馳せる
遠くに行ったきみは
微かな寝 ....
涙を硯に溜めて

透明な文字の手紙を書きました

住所がわからないので

相手に届くことはないでしょう

窓を開けて秋風を待っています
残されたこの心
コンクリートにぶつけて
{ルビ魂=たま}を割る
傷つけ
傷つきながら
九月の別れ
きみはぼくより
乾いた白い路を選んだ
全てを捧げようと覚悟したのに
きみは遠くを目指 ....
ぼくは何処まで行くのだろう

できればアンドロメダまで行きたいな

幼い頃のプラネタリウムの想いで

今でもゆっくりと誘うから

やがて逝くのを待っている
ぼくは生まれながらのアホで
電話番号を間違えた
何処に連絡しても繋がらない

秘密にしていたけれど

現フォーを見ていた妻が
何しているの? 失礼じゃない! と
苦言を吐いた

一 ....
その悲しみを少し私に分けてください
言葉の迷宮に戸惑う君は
命を消費して己を亡きものにしようとしている
魂を砕いてしまったら全ては終わり
地獄に囚われてしまう
この世の雑踏に耐えられない君の ....
もうきみは眠る時刻になっている

ぼくは何時になったら眠れるのかわからない

群青の空に輝く星々を飽かず眺め

そっときみの寝息を聞きながら

明日は必ず来ると信じている

琥珀に ....
北極星が見えるなら

きっと行き先は見えるはず

冷えた足を暖め

さぁ! 歩き出そう

いまが通り過ぎて行く前に
結局半分のぼくが囁いたように睡魔に負けた
これから朝までが長い
さてと、シュウマイでも食べようか…
ウイスキーの水割りを飲んで
朝まで起きていよう
昼に遠方から人が訪ねてくるので
あまり深 ....
夕方に米一合の飯を炊き
三食分に分けてラップで包み冷凍する
基本は納豆玉子かけご飯
キュウリの浅漬け
ご飯のお供を数種
コンビーフやウインナーを齧り
3分間の食事は終わる
冷蔵庫の冷凍室 ....
早朝の渓を彷徨い歩く

フィトンチッドが心地よい

気温22℃

マイナスイオンに包まれ

日頃の喧噪を忘れる
いつも天気予報とにらめっこ

明日はまたとない釣り日和

銀鱗たちが待っている

モスグリーンを身にまとい

渓の緑に溶けてゆく
今日は釣行の予定だった
午前2時に起きるため
昨夜は8時にクスリを食べた
頑固な不眠症で5~6時間が精いっぱいだ
それがなんと今朝は5時半に起床
こんなに寝たのはここ10数年来なかった
身 ....
手探りで生きてきた

成功も失敗も泥の路

独り歩いてきた

燃え盛る胸をかき抱き

希望という彼方の峰を目指す
夜のスーパーは人影少なく
ゆったりと買い物ができる

入口を入ると野菜コーナーでアスパラとエリンギが眼に飛び込んだ
明日の朝はベーコンと一緒にバターソテーにしよう
このスーパーでは半額シール ....
甘いささやきが

ゆったりとこの身を襲う

抗っても

酒を飲んでも

憑りついて離さない
アラガイsさんのレタスさんおすすめリスト(146)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
【渓流】_釣り支度- レタス自由詩3*24-9-27
夢をみよう- レタス自由詩5*24-9-26
五行歌_失われた夜- レタス自由詩4*24-9-26
予感- レタス自由詩6*24-9-25
五行歌_【渓流】大物狙い- レタス自由詩8*24-9-21
難破船- レタス自由詩7*24-9-20
珠玉- レタス自由詩10*24-9-20
五行歌_プライド- レタス自由詩9*24-9-17
五行歌_愛- レタス自由詩6*24-9-17
満月- レタス自由詩4*24-9-17
- レタス俳句6*24-9-16
キルホーマン- レタス自由詩6*24-9-16
- レタス自由詩8*24-9-16
美酒- レタス自由詩6*24-9-14
別離- レタス自由詩6*24-9-14
五行歌__書簡- レタス自由詩5*24-9-13
九月の別れ- レタス自由詩4*24-9-13
五行歌__光年の彼方- レタス自由詩6*24-9-11
アホ三昧- レタス自由詩5*24-9-10
君に- レタス自由詩5*24-9-10
夜想- レタス自由詩4*24-9-9
五行歌_羅針盤- レタス自由詩5*24-9-8
眠れない- レタス自由詩5*24-9-6
食卓- レタス自由詩8*24-8-29
五行歌_【渓流】_遡行- レタス自由詩5*24-8-24
五行歌【渓流】_曇天- レタス自由詩6*24-8-22
食べる- レタス自由詩6+*24-8-18
五行歌_遥か- レタス自由詩8*24-8-16
夜に蠢く- レタス自由詩8*24-7-24
五行歌_睡魔- レタス自由詩5*24-7-22

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