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地球という星がある
国境はない
猫に餌をやってから
今日のことを考えよう
子宮から出てきて随分経った
時々帰りたいが
もう帰れない
もう帰らない
もうひと眠りしたい
自転速度が速まっているのか
あっという間に朝が来る
太陽は影をつくるが道を譲らない
まあいいや
高校二年 夏だった 君の詩をつくった
思い込みの激しい一八行だった
傷 ....
今日もいい天気だが
銃声が煩い
早く来過ぎた春に
冬眠していた生き物も目覚めが悪い
あたりまえと思っていたことはもう古い
アスファルトの下に歴史が埋まっている
ぼくは小走りに通り過ぎる
もう起きるのか
朝から騒がしい 春と冬がもめている
どちらも「まだだ」と言い張っている
冬眠していた生き物も目覚めが悪い
始発の電車はすいていた
ゆっくり座席に座り
眠気の中で私の中のあた ....
向こう岸に行ったことはない
ずっと地元で暮らしている
此処が特に好きなわけではないが、気になるほどでもない
何かを諦めた訳でもなく、ここで何かをやりたいわけでもない
なんとなく成り行きでここで ....
産まれなかった選択肢もある
いったい何が生まれたのだろう
産まれた時は生物だった
しばらくして名前もついて人間だと気付いたが
人間になれたかどうかは分からない
時代 最善 言動
求めないよ ....
絶対届かない詩がある
死者への詩だ
私はまだ生きている
そんなにじろじろ見ないでくれ
独り言は遠い
丸い朝が
四角いビルにやってきて
直角三角形の僕は
平行四辺形に駅で出会って
無数の三角錐をごみ箱に捨てた
朝からブラックホールだ
  *
なんだかんだと言って
あれやこれやと言い返さ ....
縄文時代は一万年も続いたそうです 五月のすがすがしい晴れの・・・と書きだしたかったが、
今日はどんよりした曇り空。
降りそうで降らない、何とか持ちこたえている
そこそこ生きてきたが
まだ答え合わせはできない
重なり合う未来、 ....
過去があり未来があり
望遠鏡があり顕微鏡がある
意味はないのに
生きる意味を考えてしまう
暇だからだろうか

心に弦を張り
白紙に戻す
人生とは と問われれば
後悔
無意味
成り ....
人生をくしゃくしゃっと丸めて
その辺に置いておこう
それでも僕は大通りを歩いている
路地の角を曲がっている
もうあっちいったりこっちいったりはしない
今此処を極める
と拳を握るのも疲れる
 ....
「ねぎま」がごろごろして
にゃおといった
戦争も災害も犯罪もない
一コマだった

雨の土曜日から
日曜日は青空を取り戻したのだが
底がないとどこまでも落ちていく
蓋がないといつまでも溢 ....
翼はあげないよ
と鳥がいった

人は進化の頂点ではないし、そもそも退化かもしれないので

と考えている間にも世の中は刻々と変化する
美味しく生きよう

昼前は肌寒かった
ごろごろしな ....
貧しくても陽は昇る
と慰められたが
富を握る1%にも陽は昇る
ご来光は闘いだ

「もう武器は造りたくない」
と彼は日記に書いた
書いただけで
今日も陽が暮れた

舗装された道路で
 ....
  犬


朝の静けさの中で
犬が吠えている
すべてに届くように

昼のざわめきの中で
犬が吠えている
君だけに届くように

夜のささやきの中で
犬が吠えている
すべてを打ち ....
アラガイsさんの空丸さんおすすめリスト(16)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
太陽は影をつくるが道を譲らない- 空丸自由詩1524-2-23
ラブレター- 空丸自由詩824-2-21
一過性- 空丸自由詩624-2-20
まだこれというタイトルが決まらない- 空丸自由詩924-2-17
向こう岸- 空丸自由詩6+24-2-14
- 空丸自由詩624-2-10
独り言- 空丸自由詩1024-1-13
起きてまた寝る- 空丸自由詩1223-9-1
トイレ- 空丸自由詩323-8-18
昼ごはん- 空丸自由詩623-5-13
宇宙は無駄に広い- 空丸自由詩923-5-5
季節の変わり目に- 空丸自由詩7+23-4-24
5月を語るにはまだ早い- 空丸自由詩923-4-16
日曜日は、春だった。- 空丸自由詩923-4-2
陽気な季節になってきた- 空丸自由詩923-3-23
デッサン- 空丸自由詩1821-3-25

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