火傷の痕が電気を消す ちいさなちいさなかっぱちゃん

あめふりあめふりだいすきさ

かっぱだからあめもみずもへいちゃら

おおきなおいけをぴしゃんぱしゃん

ぼくはおいけのかいじゅうだ

おそらのくもも ....
【また きます】


「雨が降り始めましたから
みなさん もう いそいで 降りてください」
と云われて 震えた
そういわれて わたしは いそいで 
その場を離れてしまった

ほんとう ....
太陽だって疲れるさ
毎朝 毎朝 地平を登り
夕な 夕なに 沈んで

一服させてあげたいけれど
誰もがそれを許さない

どんより色の雲のむこうでも
休みなく
疲れた太陽が微笑んでいる
 ....
育てた罪を持って市場へ行った
飢えていたから金が
欲しかったのだ
金があれば食える
食えば生きていける動物に
僕はなりたいのだ


老練な仲買人は言った
自分で育てた罪なんか
売り ....
二枚ティッシュを敷いた僕は
今夜もXVIDEOSを見る

トップに並ぶサムネイルは洋物
毛のない結合部は
プラスチックみたいで気味が悪いし
一番下の弟の引き出し開けた時を思い出す

親 ....
壇蜜の唾液に漬けた梅酒かな ふと視線を感じて振り返るとおっさんがいた
うちの家のなかである
知らない人だ
こたつでせんべいを食べている
「君はコンピュータばかりしているが何かねプログラマーかね?」とおっさんに言われた
 ....
郊外上空/

図書館からコンビニまで
君の言葉が消費される
ビルの屋上では詩集が燃やされる
もう、僕は、
自分を疑っているんだ。
響きまくる音、音、音、
あらゆる音が郊外上空を支配する ....
今日は町内会の清掃活動日
今日は春のウオーキング大会最終日

近所のかみさんたちが
雑草刈りしている

 あいさつはしないほがいいな
  気付かれないように行った方がいいな

か ....
訪ねると いつも
固く冷たい廊下

その奥の
前髪に落ちた陰の 扉を
日差しが そっと開く朝

気配の草叢が かすかに
擦れて、
沈黙が響く

そら ね 
 ごらん
向こうで ....
青白く痩せた肉体が
強い熱で焼きつけられたような木立の影
生命の湿気を含んだ呼気は
生まれたそばから掻き消えてゆく


君の祈りを
君の祈りを
君の祈り ....
.
熱は下がったのだろうか夜半過ぎ
冷蔵庫から出した牛乳の上に等量のコーヒーをおとす
流しに重ねられたポルツェランはなんども水をかぶったから綺麗にひかっている
蛇口をひねりたいがひねらない
 ....
ナパーム弾志茂田景樹のバタフライ 正義の上で踊っている我々はどこへゆく

世の中のクレーマーは正義漢だと自分で勘違いしている者が多い。
自分のけちな利益のために暇な時間を使って執拗に抗議しているのが現実的な評価である。し ....
        140902        

秋のニューモデルを陳列中
流行色系統を中央に添えて
水玉模様も少しだけ
今年の流行はスリムでしなやか
最高速度より燃費と飛び心地
安全性は ....
君の言い訳の言葉に
のりーしろを作った



もっと本音を言っていいんだよ

紅茶を入れるから

夜は始まったばかりだ
ねぇ
マナティの肉は
美味しいんだって

だからマナティは絶滅しそうなんだ
みんな食べちゃうから

美味しいって意味は
世の中に貢献してるってことだよね?

貢献してる順番 ....
そこはアパートメントというよりも、防空壕のようであった。
うなずけないことではない。
ココナッツマンにとって、世の中は戦場のようなものであり、

いつ黒い嘴を持ったステルス機による、絨 ....
百人のアリスが落ちる坂の夏 朝の散歩に出る
内面の温かな海から
のぼる湿気
ぼくは挨拶したのに
無言のまま傍らを通りすぎる人の
視線に冷やされて
水滴になる
細かい不安が
その核になっている

他人の一言が
 ....
花は枯れて

生みました

年老いた子を

優しく抱っこするのに

隙間から溶けて

牢屋より

殺伐とした

住まい
 
夏の日差しをつめた小さなガラス瓶

机の上に ぽつり

砂に埋める勇気もなくて



 
電池切れるまでオモチャ動いている ためいきが もれるたびに 楽になる
何をためているかは分からないけれど
ためいきが 何かをためていた事を 教えてくれて 楽になる
ぼんやり開いた窓から
生活の群体が 声とも
匂いともつかない無数の触手を忍び込ませ
夕べを小さく折りたたんで往く
界隈のステテコ爺のように
この胸を徘徊する諦めの ブラシのような足音
持ち ....
●→PM2.5下にしばらくいた鼻くそ
○→乾燥した鼻くそ
■→鼻血混じりの鼻くそ
♪→鼻歌混じりの鼻くそ

てめえ、こんなクソつまらないこと
ばかりやりやがったら
10年間監禁してやるか ....
都市の中心部に何の華やかさもない機能だけの建物が立っている。だがこの建物はどこからどこまでも限りなく意味に満ちているのだった。建物の内部は若干冷たく湿った空気により満たされ、事務用品や書類 .... たくの主人は
いつもフルチンでざあますのよ
ぶるんぶるんさせてざあますのよ
だからといって
たくがブロウジョブすると思ったら
間違いでざあます
たくが主人にさせることはあっても
たくが主 ....
ひまわりを見つめると
いつも
太陽を背にしてる

もう一年経ったんだ
あの時もひまわりはまだ咲き残っていた
あの時は太陽で後頭部が焼けるように熱くて
流した涙も熱かった

記憶は儚い ....
アラガイsさんのおすすめリスト(7572)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
火傷の痕が電気を消す- 北大路京 ...自由詩214-9-4
かっぱちゃん- ただのみ ...自由詩16*14-9-4
住う寝る所_二編- るるりら自由詩27*14-9-4
つかれる- ドクダミ ...自由詩314-9-4
罪を売る- りす自由詩20*14-9-4
気絶する犬- nemaru自由詩2*14-9-3
壇蜜の唾液に漬けた梅酒かな- 北大路京 ...俳句414-9-3
山元よしお- 馬野ミキ自由詩214-9-3
4つに切れてる現代詩- 左屋百色自由詩13*14-9-3
何となく後ろめたい時- イナエ自由詩15*14-9-3
きみの言語____- ハァモニ ...自由詩4*14-9-3
歯痒さで発芽する- ホロウ・ ...自由詩7*14-9-3
ぶっつけ未詩_9- Giton自由詩4*14-9-3
ナパーム弾志茂田景樹のバタフライ- 北大路京 ...俳句214-9-2
正義多面体- ……とあ ...自由詩13*14-9-2
モビルスーツを試着中- あおば自由詩5*14-9-2
_のりーしろ- ichirou自由詩814-9-1
マナティの肉- オダ カ ...自由詩2*14-9-1
ココナッツマン!ワンダーランドの町を出る- オダ カ ...自由詩1*14-9-1
百人のアリスが落ちる坂の夏- 北大路京 ...俳句414-9-1
不安発生- 殿岡秀秋自由詩614-9-1
「優しい地獄」- 宇野康平短歌214-9-1
ぽつり- 殿上 童自由詩24*14-9-1
電池切れるまでオモチャ動いている- 北大路京 ...自由詩514-8-31
ためいき- 陽向短歌4*14-8-31
ジカイダー- ただのみ ...自由詩20*14-8-31
フクザツくん「なんじゃこりゃ」- 花形新次自由詩214-8-31
序曲- 葉leaf自由詩114-8-31
上流階級- 花形新次自由詩114-8-30
ひまわり- ichirou自由詩15*14-8-30

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