モテ非モテ格差広がるソーダ水 カッコイイ顔もキレイな顔も
カワイイ顔も素敵だけど
どんな顔よりもやっぱり
笑顔がいいね
駅前公園の噴水わきに
男がひとり、
あぐらを組んでいる。
近づけば つん、と臭う。
靴には穴がポカッとあいて、
のぞく親指は化石のよう。
伸びきった髪の毛だけが、
意志を持つように絡みつ ....
もう止まないかもしれない
そんな雨が降りつづいている
街も道路も車も人も
みんな水浸しになっている
ほんとに誰かが
大きなバケツの水をぶちまけたのだろうか
梅雨の終わりの最後には
雨の神 ....
朝になったら帰るよ
おでんの湯気がかかった空に
箒にまたがる少女がふらついている
ガムのキシリトールが
吐息が白くなる原因じゃない窓際で
ネズミに小さな毛布をかけて
花の香りの在り処を訊け ....
神様が作った骨の成り立ちを考えれば
猫背であることはとても自然な成り行きであるのだけど
猫背である自分をウインドウ越しにうっかり見てしまえば
あんまり素敵じゃなくて
ちょっとだけ無理をして背中 ....
はい 間違いございません
わたしが〝ラッキーストライク〟です
本家本元 
「首相投卵事件」以来
多くの有名著名人ばかりを狙った
スロウアンエッグテロリスト
今や多くの模倣犯が現れて
巷で ....
何もない一日 雲を泡立てて貝殻模様のカップを洗う


花の雨 眠るわたしのこめかみにふれているのはくちびるですか


モノクロのアネモネきっとあなたならうすむらさきを選んで写した

 ....
洪水が激しく流れたが
それに先立って激しく流れた風景の束があった
音響が激しく鳴り響いたが
それに先立って激しく鳴り響いた光の板があった
先立つ抽象的な激流によって
地上の生物の ....
自称詩人が首を吊って死んだ
アパートの隣人が
異臭に気付き
管理人が部屋に入って
ぶら下がっている自称詩人を見つけた

足元には遺書とみられる
便箋が置いてあったが
意味不明なので
 ....
 
 
人が笑っている
マユミが笑っている
マユミは母
オサムは父
オサムは死んでいる
 
首を洗って待ていろ、と
テルヒコに言われ
二十年、首を洗って待ち続けた
首だけがただ
 ....
みずみずしい
罪、の
ようなもの、を
砕かなければ
それは、
きみの、
思惑どおりになんか
ならないんだよ。

うす甘い
恭順の墓標
、のように、ね。
社会人になったとき、私の目は少年のような熱を帯びていたに違いない。学者になる夢が壊れたり、大失恋したり、世間の醜さに絶望したり、私のそれまでの人生には挫折の爪痕ばかりがくっきり残っていた。 .... 僕の(架空の)恋人


透明な御飯
透明なレタス
傾かない天秤
ぶれない標高
レタス
それから
御飯
それから
モディリアーニ
振り出しの
ファン・ゴッホ

リズムに合わ ....
わたしの知っているかもしかは緑色だ。松脂がびっしりと体について光っている。つやつやした毛並み、つぶらな瞳、五メートルほど前に立っていたかもしかは「誰?」と小首をかしげてみせた。

一歩前に出れば向 ....
という訳で、と 切り出してもて わかる方は解るくらいに 回数を重ねてきた
るるりらのお祭りのお知らせです。

わたしたち 現代詩フォーラムのすべての参加者は、詩を介して より幸せになりたいと ....
引いてダメなら押せ
押してダメなら引け
それでもダメなら持ち上げろ
そうすれば道は開く
寝起きのクスリでお腹いっぱい 雨をください
誰かが言う。
血をください
私が言う。
すると、
突然鼻の奥がむず痒くなってきて  ....
故郷の水産加工場で働き始めて二年になる
腹を裂いて 卵を取り出す
完全な流れ作業
嫌な仕事 本当に
だけどこんな田舎ではまだましな方
特に何ができるでもなく
コネがあるわけでもない
男相 ....
発泡酒に浸された義父が
激昂とほぼ同時に
LARKのボックスを握り潰す

いよいよ左耳が切り落とされる
くだらぬ予想を右耳が送信する

ペリペリペリペリ
無頼な前頭葉の継ぎ目は
 ....
折れそうな二の腕の、
戸惑いが、
無垢の雪
 ( 羞じらい
、を
ふりつもらせ、
ふくよかな今を、
ふたつ
産んだ

小骨の未来は、
蒼穹

反対はしない。
じっくり煮込む ....
雨止まずマッチ箱の家 天使を見てから蕎麦アレルギー ああこれが美人局っていうやつかやけに激しい風が吹いてる ギャルみこしオールスターに踏まれたいピンヒール履き騒いで欲しい みずから の
からだを つかいきった ら
今日は、からだぜんぶで 床を かんじてみよう か

床の飴色は頬に ひんやり 
水飴にもなれないまま 
わたしの良からぬ電気を逃がすように アース ....
双子だった祖母方のまたいとこはすこし胸が大きい
潤んだ神秘的な瞳は深くて
同い年なのに
大人に見える
意味深な暗号のように念仏がくりかえされるなか
むかし いっしょに あそんだはず ....
四つの日キリンをみながら頬張った母のおむすび東北の味


時計みて思い出すほど時間とは遠くにあって想うものかも


味噌まぶし俵のかたち海苔はなしおふくろの味もう二度と無し
終わりよければすべてよし
終わりよくなくても
途中までよければよし
途中がだめなら始めがよければよし
始めも・・なら、準備がよければよし

つまりすべてよし、

よし。
アラガイsさんのおすすめリスト(7499)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
モテ非モテ格差広がるソーダ水- 北大路京 ...俳句215-7-4
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Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:- 竹森自由詩515-7-3
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メープルシロップ- コハル自由詩3*15-6-30
少女- 草野大悟 ...自由詩415-6-30
雨止まずマッチ箱の家- 北大路京 ...自由詩615-6-30
天使を見てから蕎麦アレルギー- 北大路京 ...自由詩515-6-30
ああこれが美人局っていうやつかやけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌215-6-30
ギャルみこしオールスターに踏まれたいピンヒール履き騒いで欲し ...- 北大路京 ...短歌315-6-30
みずから- るるりら自由詩19*15-6-30
血縁- 自由詩21*15-6-30
四つの日_(三首)- もっぷ短歌4*15-6-29
よし- もり自由詩3*15-6-29

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