枝豆やあっけらかんと生きており わたしは
ただ
目の前にいる
あなたたちが
わたしのことを
怖いと
思って欲しい
ただ 怖い と 思って、害を与えられた
と 眉を、目尻を、口元を、
すこし、
動かして
ああ ....
私はさかなをかく。
私はさかなはかかない。
さかなのなかを私はかく。
さかなを支える骨の内部を流れる
熱い海の流れを。



塩焼きにされた秋刀魚にかぶりつく、
がり ....
破らずにれんげに乗せた小籠包 箸で突き吸う唇熱く


ラウンジであけたワインの残り香を求めボタンをふたつ外した


前に行きたくないだけで本当は難しいこと言いたくなくて


 ....
環境に適応していきのびることが
生命のことわりならば
それにしたがうのがあたりまえなのだろう

考えることはない生きればよい
小利口にならずきちんといまを選択する

なにが純粋なのかよく ....
世の中がすべて
つくりものに思えるときがある

仕事に疲れた夕べ
ふと電車の中を見回すと
みんな人形だらけで
自分だけが人間
自分はこのつくりものの世界で
秘密の実験の材料 ....
神さまなんて信じてないわたしだけど
太陽を神とすることにした

わたしは確かに太陽から
うまれたんだとおもうから

困ったときも
うれしいときも
太陽を想う

なんだか顔をあげたく ....
弁解の余地なく
悪徳の日々だ
どこへも出かけない日
動物のように食べ
3キロ太った
人生の入り江に
打ちひしがれた椰子の木の流木が
浜辺に突き刺さっている

幸福を憎悪す ....
∂(元キンタマ王子)がCDデビューする
アルバムタイトル「∂2015」
音楽的には
ファンクとホーミーを
融合したファーミーを基本に
ヨーデルと浪花節の要素も取り入れた
所謂プログレッシブ ....
子猫を抱いて
戸口にたって
海の幻を見おろしてから

しばらくして
冷めたコーヒーを飲む

帰らない旅人は
古本に栞を挟んだまま

彼女の人生から消えた 
"ね"をあげる秋刀魚野菜に手が伸びぬ キンタマ王子をパクった
キンタマ玉子が現れた

キンタマ王子の
専売特許のキンタマを
パクった上に
玉を被せるという
大胆不敵さだ

しかもキンタマ王子は
キンタマ2つだが
キン ....
夕陽に向かって走っていた電車が停まった。長い間揺られていた人々は立ち上がった。この先には もうレールはなかった。が 旅が終わったのではない。
ここからは ひとり 自分の足で歩く始発駅でもあった。過去 ....
機械仕掛けの身体は軋みながら
訳もなく歌い続けていた

彼の燃料といえば
バーモントカレーの甘口チーズオムレツ載せだ
彼は飽くことなく働き続け
燃料を補給する

死をも恐れない彼は ....
    悲鳴
二〇〇三年、高田信也は仕事の都合で夜中、実家から眠っている小学三年生の娘を連れ、堺から岸和田の自宅に臨海線を通ってカローラで帰る。羽衣に差し掛かると右手にステンレスパイプが林立している ....
君が煙草を吸う仕草が好きだった
気だるそうに階段に座って
甘い香りを撒き散らして
いつだってしがみ付いていたのは、
その匂いを忘れたくなかったから。

寝顔を見るたびに思うのは
この不思 ....
ゆ!


気合いの入ったコンクリの煙突は
夜な夜な夜を吸いこみながら
湯を沸かしてるっぽい


一日 一生懸命働いた疲れをきれいに洗いながすために
この町の人たちはここに集ま ....
肩口に齧りついた過去
背中に張り付いた
名前の無い鎮魂歌の譜面
真夜中過ぎ、脳天をカチ割るような
レイトショーに踊らされて
死んだ叫び声が内臓を蝕んでいく


 ....
もしも
キンタマに
羽根があって
自由に翔べたなら
ずっと
ずっと
南の島で
裸のままで
いられたでしょう

もしも
キンタマに
言葉があって
自分の思いを
伝えられたなら ....
キンタマは
その響きに比べ
見た目が冴えないと
感じていた
キンタマ王子は
キンタマに漆を塗って
金箔を貼ってみた
するとどうだろう
とても華やかになった
試しに
ゴボウの煮しめと ....
鋼鉄の街には鋼鉄の光が降り注ぐ
街路樹の柔らかな緑も
公園のしっとりとした土も
すべて鋼鉄でできている
もちろん電話線を流れるのは
情報と化した鋼鉄であり
行政組織も警察組織も ....
秋が連れてきた死神

彼の声を聞いています

宇宙の鼓動にも似た深い深い群青色の声

夏の魔物は突然姿を消しました

 迷いなさい つぎの夜までに飲み込まれる



冷たい砂漠 ....
年老いた漁師が舟を出す
どんな嵐の日でも舟を出す
獲物を市場で売り
貧しい食事をとる
変わっていくのは彼の目の色だけ
段々鮮やかに
朝焼けを映すようになってきた
波に翻弄され
嵐に ....
三本の矢の何本か折れている 通勤電車の中の人々は
何者でもない
父親でもなければ
サラリーマンでもない
家庭と仕事のどちらにも属さない
ひたすら窓外がまぶしいだけの
振動が心地よいだけの
空白の時間に漂って ....
太陽は無数の光線に変わりながら急速に変化していく季節に強い陰影を塗りつける、空を目指していた草花たちが運命に漂白され、緩やかだった風は翻る、それまでそこにあった、生命の象徴のような温度を拭い去 .... 権藤を休ませてあげたいけれどあした天気になりますように けんかした
言ってはいけない言葉をたくさん言った
殺してやろうとおもった
言葉で

あなたがでていくのを押しとどめて
出られないようにして
ぶつけて
ぶつけて 言葉を

傷つけてや ....
キンタマがデカイことに
何の意味があるのか
奥さんにもよく分からない
満月踊り狂う木曜日に
ブロッコリーを茹でたらもり
もりもりもり
みどりの森が鍋からあふれ出し

ああ気がふれるほどあふれ出しもり
もりもりもりもり
森みどりの森くらい森こわい森
みどり ....
アラガイsさんのおすすめリスト(7499)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
枝豆やあっけらかんと生きており- 北大路京 ...俳句415-10-20
ウータンクラン- イシダユ ...自由詩715-10-20
もえるうみ- あおい満 ...自由詩19*15-10-20
No_Exit- 深水遊脚短歌3*15-10-20
自転- 梅昆布茶自由詩1715-10-20
裏返る- 葉leaf自由詩615-10-20
太陽の子- 朧月自由詩415-10-19
夜が運ばれてくる場所- オダカズ ...自由詩2*15-10-19
キンタマ王子、唄う- 花形新次自由詩115-10-15
- ガト自由詩7*15-10-15
"ね"をあげる秋刀魚野菜に手が伸びぬ- 北大路京 ...川柳615-10-12
キンタマ王子、偽者現れる- 花形新次自由詩215-10-12
終着駅- イナエ自由詩17*15-10-12
別人28号- レタス自由詩415-10-12
悲鳴- 島中 充散文(批評 ...115-10-12
夜の煙- ときたま ...自由詩215-10-12
銭湯- 末下りょ ...自由詩8*15-10-12
まぼろしの結晶- ホロウ・ ...自由詩3*15-10-12
キンタマ王子、翔ぶ- 花形新次自由詩115-10-11
キンタマ王子、美を追求する- 花形新次自由詩215-10-10
鋼鉄- 葉leaf自由詩215-10-10
つぎの夜までに飲み込まれる- 北大路京 ...自由詩915-10-8
漁師- 葉leaf自由詩315-10-8
三本の矢の何本か折れている- 北大路京 ...川柳815-10-7
通勤電車- 葉leaf自由詩315-10-7
ネバーランド- ホロウ・ ...自由詩3*15-10-7
権藤を休ませてあげたいけれどあした天気になりますように- 北大路京 ...短歌2*15-10-6
闇汁- 朧月自由詩415-10-6
キンタマ王子、三行詩を書いてみる- 花形新次自由詩215-10-6
もり- ふるる自由詩10*15-10-6

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