水源と柔らかなことばにめぐりあう
船の舵取りは水辺の花を想いながら

いくつになってもできないものはできない
今更のようにはぐらかして過ごそうか

永くゆっくりと関わってゆく事は大切だし
 ....
 水の夢を観た
 水を呑む夢でなく、
 水にまつわる夢でなく
 水、そのものの夢
 個体が液体になったのか
 自我が消失したものか
 ぼくにはわからない
 その夢のなかでは
 光 ....
大雨が降り続いている
また裏の崖が崩れないか心配だ
川の氾濫に山崩れ
どこで起きてもおかしくない
今年のお盆は
どういう因果が
コロナ感染爆発と大雨に
苦しめられている
二つとも制御不 ....
 名曲の作曲家名前も思い出せず

 整髪料いらなくなった春

 気づかれず霧の声に耳塞ぐ

 店見つけても欲しいもの見つからず

 行列の先頭が気にかゝる
コロナに感染しても
完全に陰性になって回復したら

コロナウイルスは
体のなかには存在していない

それなのに
いろいろな後遺症が報告されている

それらは
しばらく後に突然発症し ....
○「オリンピック閉会式」
オリンピックが終わってほっとした!
大会中は
メダルよりもコロナ感染数の方が
ずっと気にかかっていた
また自然災害も心配だった
やはりオリンピックは
平和な時に ....
二〇一七年四月一日 「ある注」


 ディラン・トマスの268ページの全詩集のページ数に驚いている。こんなけしか書いてないんやと。散文はのぞいてね。こんなけなんや。ぼくはたくさん書いてるし、これ ....
暑い
とにかく暑い

冷蔵庫のなかに入りたい

冷凍庫では寒すぎて
毛皮なんかを着込まないといけないから

やっぱり
冷蔵庫がピッタリだ

野菜室なんかが
丁度よい温度で

 ....
二〇一七年三月一日 「ツイット・コラージュ詩」


 ブックオフで、ぼくの持っている状態よりよい状態のカヴァーで、フランク・ハーバートの『神皇帝』第一巻から第三巻までが、1冊108円で売っていた ....
夜の河を渡り、
艶やかな曙光の漏れる
真っ暗い雲の拡がりをただ眺める
漸く拳大の握り飯を噛り、
竹筒の水を飲む。

水は、化粧の匂いがした
ふと剣鉈を抜いてみたくなった
微かに残った夜 ....
キミがそこからいなくなっちゃったので

今はそこにキミのりんかくが幽かにあるだけだ


キミが笑っていたときの

泣いていたときの


壁紙には昔飾ってた額縁の

柱にはねじ巻 ....
真夏になると
きまって

いろんなお客が訪れる

お客様と呼びたいほど
ありがたいのは

開け放った窓からやって来る
涼しい北風の群れ

真冬は上客でも
真夏は嫌われ者の

 ....
○「解熱剤」

ワイフの新型コロナワクチン接種の帰りに
念のために解熱剤を購入するために
ドラッグストアーに寄った
店員にわけを話すとすぐに薬を置いてある棚に案内された
よく観るとそこには ....
二〇一七年二月一日 「ゼンデキ」


 徹夜で、イーガンの『ゼンデギ』を読み終わった。うまいなあと思いつつ、もう少し短くしてよね、と思った。まだ眠れず。デューンの『砂漠の神皇帝』でも読もうかな。 ....
ライカが半世紀以上も前に
レンジファインダーのカメラを完成させたことで

他のメーカーは
異なる方式の開発へと向わざるを得なくなる

当時一眼レフカメラは
撮影の際にブラックアウトすると ....
 ぼーっとした子だったわね

 みんなが笑ってるとき

 なにがおかしくて笑ってるんだかわからないの

 でも、「いま笑うときなんだなあ」って、

 なんとなく気付くようになったんじゃ ....
遠くに見えるのは
幼子の手をひいた二人の影
エノコログサを君の鼻にくすぐれば
ころころと笑い
秋の残照に解きはなされた

浜茶屋のまずいラーメンをすすり
それぞれの砂粒が肌に残り
それ ....
上手くいったり
いかなかったりする恋

切ない想いが
雨に濡れて重くなり
明るくなれない心模様

逢えれば嬉しい
逢えなければ寂しい

雨の日よりも
晴れた日のほうが
寂しさは ....
天使たちが急ピッチでクレーム処理に追われている

みんな気付き始めたのだ
鉄格子の向こう側の魅力に
○「詩と死」
せっかく生きているのだから
何かできることをやろう
「今日一日生きた証し」に
何かやろう
僕はそう思いながら
この独り言を書いている

○「お笑い番組」
今のお笑いは
 ....
今宵見よ みやこ始まる百鬼夜行 一千年ぶり役目を終えて ○「老いてマスマス」
使わないものは衰える
頭も下半身も
これはごく自然なことだ
セックスができないなら
マスだ!
心身の健康のためにも
やるべきだ
ごく自然なことだから
罪悪感など ....
あのときの瞳と見てる鐘の音


あざやかな後悔の色 好きだった


きみの飛ばした靴に落ちていく空


知らない本の中に知らない夏がある
○「必然」
コロナ感染爆発は必然である
日本の衰退も必然である
必然はわかっていても止められない
必然は
人智を越えたものだから
静かに受け入れるしかない

○「持ち時間」
自分の持 ....
相場でもうける秘訣は
安い時に買い高い時に売ること

バカでもわかる
当たり前の事だ

ところが
これがなかなかむずかしい

例えばある株が
狂ったように値上がりし始めると

 ....
 一段下がったこの一行目を歩くみちゆき
二行目には何かの展開が来るはずで
三行目ははなから期待してなかったけど
四行目の隣に
       かわいらしい花が咲いている
のを見ていたら六行目に ....
二〇一七年一月一日 「なんちゅうことやろ。」


きょうはコンビニで買ったものしか食べていない。


二〇一七年一月二日 「恩情」


 なにが世界を支配しているのだろう。お金だろう ....
     見る影もなく
     下垂の一途を
     たどっています
     この両の房の中にある
     喜びと寂寥、
     この歳になればそれはもう
    ....
潮騒叶いのイドラを捜して、天上から地の底まで、
いっぽんの途を引いている
どういうわけか、私の歩みは連続した生命を引き起こす。

大小さまざまな色や形を保つ 夢や希望をおいて 
ひとつの柩を ....
                                                                        

   ひとりでは
   立てないと ....
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