○「センサーからやられる」
今朝は寒い?
とワイフがよく聞くようになった
年を取ると
暑さ寒さが
わからなくなるようだ

○「SNS犯罪」
親が
悪いやつらから
我が子を守れなくな ....
はやらないことはやらない琴線の

ことはことばかわからない
じゅげむじゅげむ
なんとかなるさ

にんげんだもの
しらんけど

男雛女雛
ならびて透る緋毛氈
右近左近、たちばなさくら
今 ....
 前略


昨日曇のち灰神楽
静かな凧あげ日和

腰のお加減如何

本日未明より流謫
星は晶となり積み

手元不如意につき頼む


 草々
 冷たい風で日の差す路面のアスファルトに
 一台の車の走行音も乾いている

 道の向こう側に閉まっている施設の大きな鉄の門へ
 毛繕いしながらチラッと目をやる
 サバトラ猫の鈴ちゃん

 ....
ゆめからさめようとするとき
ひき潮のけはいがする

現実にうちあげられて
そういえば
さくばん黒い虫をころしたことなんかをおもいだしている
永遠に置く不毛なことの筆頭にかかげよう
今日が ....
生まれながらにしてある
自由は
自由とは思えないのだ
自由は
勝ち取ってこそ自由なのだ
生まれながらにしてある
幸せは
幸せとは思えないのだ
幸せは
築き上げてこそ幸せなのだ
うぉ~ん うぉ~ん と森が鳴る
樹齢300年のミズナラの大樹を倒すため
ぼくは特大のチェーンソーを抱え
森の奥を彷徨った

腹がへったので
紅鮭、イクラ、昆布のおにぎりと
ロースカツサン ....


まだ寒いのに
もう立ってしまうのか
立って 先に
行こうとするのか

その後ろ姿を見つめて
僕たちは
ずっと後から
暖かくなろうとするのだが

まだ寒いのだ
もうこんな ....
 少しずつひらかれるまなこを
 ふたたび去つていくものは
 手のひらへ
 あるいは風のなかへ落ち
 現れてくるのは青と黄の格子
 二月のかもめがゆつくりとかすめ
 あらたな軌道 ....
田舎はイヤだ!嫌だ!
年寄りばかりで
見てごらん あの歩く姿を
ふらふらよろよろしながら
スーパーの駐車場を
さまよえる幽霊のように歩いている
といっても俺も年寄りだ
若いときには
年 ....
年を取ると
排泄が大変になってくる
頻尿
寒い夜中に何回も起きなければならない
車の運転中に何回もトイレへ駆け込まなければならない
渋滞しているときは漏らしたくなる
トイレが心配で好きな旅 ....
幻のステージに、
昭和を生きた女がいる

鳥の羽根で飾られた衣装を纏って
ジャズとロックンロールと演歌を混ぜた
──アジアンであり、
──洋風でもあり、
戦争に負けた戦後の日本みたいな
 ....
深海の水底に眠る者たちよ
我らはいま至福の中で歌っている

君たちは永遠に若く
我らは次第に歳をとってゆく

君らが捧げた{ルビ生命=いのち}は
決して無駄ではなかった

傲慢な思想 ....
丸の内駅のホームで、あなたを見かけたとき、BOSEのヘッドホンから聞こえていた音楽より、脈がバクバク鳴る音のほうがはるかに大きくて、動けなくなった。まるで、両方の靴が触れている地面から、たった今足が二 .... 金と銀の龍は螺旋を描き
{ルビ蒼穹=そうきゅう}をかけ昇り
久遠の果てまで行ってしまった

アレクサンドリア図書館に
地球の円周を解き
数学者は美しい数式を描いた

ガンジスの行者は
 ....
11月2日『産経新聞』夕刊、「第三文明」および「文芸社」の広告より

 つまらない室の
 まつたくつまらない夜
 ふたつの新聞広告を見ていて
 それも ....
この世の卒業写真
近頃若すぎる写真が目立つ
あまりにも若すぎると
三途の川で
足止めをくうかもしれない
閻魔大王が
見間違うかもしれない
会話だけでは
君を理解できない

熱いキスをしないと、
心は通わない

一晩じゅう愛し合って
瞳と瞳で想いを映しあわないと
夜が白みはじめても
心は暗く閉ざされたままだ

どうか ....
「肩からハトやでぇー!」、
あおぞらへととびたってゆく、まっしろなみらくる、
同じものを見ているのに

なぜこうも違うのだろう

誰もが気づくことを並べたてたて

尚も新鮮な目線に驚かされ

尊き子ら 高き空を飛んで行く

止まり木もいいななんて人生観に酔っ ....
カーテンのない部屋だから
そよ風も吹かなくて
ただひとつの安寧を求めて
四方が囲まれた壁に
背中を預けたりする

この部屋は僕に
出ていけとは言わないから
いつまでも動かずに
付けっ ....
○「すだれ髪」
僕たちの若い頃は
男も長髪が流行った
多分ビートルズなんかの真似だったんだろう
今の子たちは
目のところまで髪を垂らした
すだれ髪が流行っている
第三の目を隠して
心の ....
人類が生まれてから
確か500万年前だったかな

その頃は多分縄張り争いもあっただろう
でも、今のような殺し合う戦争は無かったはずだ

近親憎悪という言葉が浮かぶ

宇宙はこんなに広い ....
今日一日が終わりを告げ
そしてまた明日に
新たな今日一日 
始まりを告げる

積み重ねて積み重ねて

それぞれの人生、それぞれに
進化へと、利己から利他へ 愛に
他者へ帰依し愛し合い ....
山のように険しい丘を登って仕事に通っている。

いろんなことを考えながら登る登るわらわらと黒い心を吐き出しながら機関車のように汽船のように人から嫌われようと人に諌められようと私は私人生は詩は誰のも ....
美しき装丁の本をめくれば
白紙のページに栞のみありて
雷鳴遠く響き渡る夕暮れ

黒蝶の羽ばたきの音聞きたくて
野に出たる子の
帰りたる手に銃の薬莢

蝶を捕らえるに
ライフルを構えて ....
お前の筋書き通りさ、神様は血を吐いて仰向けに倒れた、悪魔は小洒落た燕尾服で現れて上等のワインを抜いた、甘い香りがそこら中に漂って…忌み嫌われたロックンロールのイントロが流れ出すとどいつもこいつも狂 .... 今までも昨日も書いたけど、どの道からでもゴールには辿り着けるという軌跡は(ご存知ように)観てきたわけだし、結果的にゴールで握手を交わす前にゴールに辿り着ける道を進んでいくと予測して、間接的に認め合うこ .... ○「わけあり人生」
みな大なり小なりの
「事情」を抱えて生きている
小さな夢を抱きながら
ささやかな楽しみを持ちながら
一度しかない人生を生きている
こういう人たちの生き方に僕は元気をもら ....
 頭のなかの片隅に出現した小さな黒点

 日に日に大きくなり

 蜘蛛の巣のように広がりだした

 不安と動揺が胸の中を走り回る

 解決策はわかっているのに

 言葉が出ない ....
アラガイsさんのおすすめリスト(6671)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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排泄- ホカチャ ...自由詩2*24-3-7
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