女性は素直だから
誰もがその国の文化を体現している
日本人なのかもしれないね
考え方を否定することの無い君も
それにしても
行きつけの中華料理屋には 飽きてしまった
料理は 不思議だ
 ....
母曰く福島産は老人が食べればいいと悲しかりけり 秋の蝉東京事変聴いている 時代はどんどん進んでいく
ぼくはそれに抗おうとするけど
所詮無駄なことは分かっている

それでもぼくは抗う
抗うことを辞めるほど柔じゃない

大抵のひとは驚くよ
スマートフォンどころか ....
{引用=



 掠れた息をつくように
 ベッドにそっと
 言葉にならないものを吐いたとき
 その言葉にならないものはすぐ露のように朝の陽にきえた

 あの日のあの雲にはもうであえな ....
浴室にこおろぎがいた

おまえ、どこから入ってきた?
こんなところにいたら
いずれ泡にまみれて死んでしまうよ
ここは地獄のお湯屋だよ
どこの世界にも
ちゃんと生きているつもりでも
なぜ ....
仕事 変わって と
頼むよりはやく移動してくる人

ちょっと待て この間この作業は向かないと
変わったばかりなのに また少し嫌や所にふられて
そそくさと戻ってくる 私は あっけにとられる
 ....

かまきり が袖を引く
貧弱な鎌をカフスに突き立て
出勤する私を引き留める
そんな鎌じゃ 草も刈れまい
まして人間なんて 狩るもんじゃあ ないよ
生地がいたむから 
その鎌 どけておく ....
 
色あせたふたりの呪文は失敗し

代償はひとすじの涙

そしてひとりだけの沈黙




※「ひみつ」の蛇足
http://po-m.com/forum/showdoc.php? ....
この国は黄色い豚の屠殺場 豚の悲鳴に豚耳塞ぎ

自殺するまた自殺する自殺する今年も三万匹もの豚が

仔豚啼く 毒に腫れたる腺なれば喉裂きて取れ喉裂きて取れ

豚ならば鼻を鳴らせばよいものを ....
聖霊を受けるためには何をしなければならないか

 何か神権的な割り当てを受けた時、自分は資格がないと感じるべきでしょうか。そう言った時こそエホバ神に聖霊を求めるべきです。1927年にR.J.マーチ ....
何を残していくべきか、何を食べなければならないのか、どのような回転数が一番ふさわしいのか、そんな問いたちを浜辺の光の中へそっと解き放つ。浜辺はやがて郊外となり市街地となり事務所となる。そこからさらに遠 .... 五、六年前

朝の光に向かって

新鮮な空気と浴びながら

自転車をこいで出勤していると

週に一度は見かける草摘むおばさんがいた

公園にある小さなグランドのフェンスと

舗 ....
口の利けないわたしは左を指差して
魚群がそちらへ移動していく

内緒の本棚に三歳からの日記を並べ
旗を振る夕べ

トカゲたちの尻尾を踏もうと遊ぶ
シルクハットの猫とその杖

水道管を ....
ロマンチストはどの時代にもいる
ここにも一人

彼はインチキ古物商と素人骨董愛好家の一人二役だ

誰もが経験するようなありふれた出来事を
時を超えて微笑みかける
運命という名工の作として ....
「叙事詩の精神ーパヴェーゼとダンテ」 
 河島英昭著 岩波書店 1990年8月27日刊

著者はイタリア文学者です。ボッカチオなどの翻訳研究でも知られているらしいのですが、私は余りイタリア文学に ....
光に溶ける音を見ても
空と虫との会話を聴いても
鉛を持つもの
言葉を持つもの
神を発明したもののように
誰にも信じてもらえぬもの










 ....
閉店までコンドーム売ってる棚の前でけわしい顔してるだけのバイト

謝るからリズムよくフィギュアの首を抜いたり挿したりするのやめてよ

第一回写メ撮られるまでカマキリの真似して街を練り歩くオフ
 ....
筆先を紙上に置く
まだ、なにも見たことのない
目のことを思う。
インクがにじみ
黒点が生まれる。

筆先を右に移動させる
まだ、なにも聞いたことのない
耳のことを思う。
ふたつの黒点 ....
本は終わりから読む
音楽は終奏から聴く

恋は別れからはじめる
映画はエンドロールから観る

旅は終車駅からはじめる
夢は目醒めてからみる


そしてぼくは死から誕生する


 ....
余りに鬱鬱とした日がつづくのでずっと想い悩んでいたら

あ ぼくは鬱病だったんだと気がつき納得する
◆ 果たされないまま思い出になろうとしている幾つかの時間を夢に見る。


黒い鳩がこちらを睨みつけており、私はそれから逃れるために海辺の街へ向かうことに決めた。
乗り込んだバスに無かっ ....
酸素魚雷を知ってるかい?

無航跡で射程も長い

ぶち当たれば敵の艦は木っ端みじんさ

すごく強いんだぜ

ぼくの手首をみてごらん

さざなみの痕がみえるだろ

知ってるかい? ....
ちゃんとロールするロックの揺らぎと、前日の寝不足が連れてくる倦怠、寝床の上でまだなにか、やることがあったはずだと考えるなんのためでもない時間、頭蓋骨の中で次第にとろけていく脳味噌…ときどきこめ .... 花瓶から
あふれた水の
殆どは書き記されて

干上がった
窓辺に立てられた
イーゼル

幼児に
水で手を
洗われるような

3月に画布を
はる
 書きたかった
ずっときみのことが

心臓が血液を押し上げるように
月が魚を狂わせるように

まるで澄まし顔の
 未開の詩よ
ことばの装いと枷とはわたしのもの

やがて旅人でしかい ....
 
もうじき終わるこの日差し

そうとも知らず夏はジリジリと

あの日のウチらのように



 
労働者よ、君の呼吸からは いくつの宇宙の成り損ないが 筋肉と汗と書類の星座を作り損なったのだろう 労働者よ、君は疎外されていないしかといって自由でもない 労働することは人間を生み出すこと 身体を生み出 .... 雨傘のとても良い
鳴声を聴きながら
裁ち切られた
耳鳴りをさがしている
砂丘で失くした
二月の誕生石を
さがす女の
袖口からほつれた
生糸に視線を落とし
遠い目をする
仕草のように ....
襟を立てて
子宮に還りたいと
手折られる関節
いつか窓から
来訪した譜を
爪弾いた
罪人を、外套に
収容する

風力発電所が
洋上に向ける
鋭い、まなざし
交差点に
突き刺さ ....
アラガイsさんのおすすめリスト(6674)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
なぜ- 番田 自由詩212-9-13
放射能- ペポパン ...短歌8*12-9-12
秋の蝉東京事変聴いている- 北大路京 ...俳句9*12-9-12
溯上- HAL自由詩4*12-9-12
失語症から- 石川敬大自由詩28*12-9-12
こおろぎ- そらの珊 ...自由詩2612-9-12
指笛でブルース- 砂木自由詩11*12-9-11
かまきり- りす自由詩16*12-9-11
代償- 殿上 童自由詩20*12-9-10
黄色い豚の屠殺場- 吉岡孝次短歌1*12-9-10
聖霊を受けるために何をしなければならないか- 生田 稔散文(批評 ...1+12-9-10
一二三- 葉leaf自由詩512-9-9
草摘むおばさん- 灰泥軽茶自由詩5*12-9-7
A,_B,_C...- 渡邉建志自由詩712-9-7
ろまんちすと- ただのみ ...自由詩16*12-9-5
叙事詩??物語・詩??- ……とあ ...散文(批評 ...6*12-9-5
ノート(49Y.9・2)- 木立 悟自由詩312-9-5
空飛ぶ紐パン- 魚屋スイ ...短歌3*12-9-4
空白- sample自由詩5*12-9-4
誕生- HAL自由詩9*12-9-4
納得- HAL自由詩1*12-9-4
夜を溶かした数だけ抒情は真実味を増す- 青土よし自由詩5*12-9-4
torpedo- 高原漣自由詩4*12-9-2
SHOOT-OUT- ホロウ・ ...自由詩2*12-9-2
3月- sample自由詩5*12-9-2
未開の詩よ- ただのみ ...自由詩23*12-9-2
この日差し- 殿上 童自由詩21*12-9-2
twitter- 葉leaf自由詩412-9-1
針と糸- sample自由詩212-8-31
冬にうまれて- sample自由詩4*12-8-29

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