○「失敗損」
失敗は教訓にかえて生きていくしかないね
そうでなければ失敗損になる

○「交通事故」
事故は一瞬で起きる
油断大敵だ
新年早々駐車している車に接触してしまった!
狭い駐車 ....
午前三時
茹で玉子の薄皮のような眠りは破られた
ゆうべ飲んだ珈琲が効き過ぎたのだろうか
迎え珈琲に冷えたTULLY'Sのブラックを飲み
ホールで覚醒を{ルビ促=うなが}した
煙草が ....
炬燵に潜った黒い詩のかたまりを蹴とばした
かたまりは、黄色く悲しい柄の炬燵布団を這い出して
畳に埋め込まれたトランジスタの蜜を指で掬った
雪と雨の雑じった空の涙を、吊し柿はただ見ている

正 ....
松本さんは珍来のチャーハンが食べたいという
それにビールが飲みたいと
毎食ペーストと栄養飲料
牛乳だけの食事を希望したのは彼の意志で
病院からの強制ではない
ぼくはレバニラが食べたくて
昼 ....
 去年同じクラスで

 ケンカって言うほどじゃないけど

 ちょっとあって

 それきりになってた子と

 久しぶりに朝電車いっしょになってさ

 私の中ではもう終わってたこと ....
長い連休はポリネシアン
重要なのは精神の結びつき
毎朝起きがけに軽い口づけ
慈しみを込めた愛撫
それ以上は何もしないと
同じ空間にいるだけで癒され
5日目の朝にはパワースポットが発現する
 ....
──韻律と、それを破壊するもの/詩歌の技法と、私詩史を通して




ころげよといへば裸の子どもらは波うちぎはをころがるころがる

 相馬御風の歌である。それにしても、「この音は何だ」( ....
雲はモクモクとして軽く柔らかく見える
時として重く見える
だが、固そうだと思った事はない
何故だろう

虹は綺麗だ
スッと天に立つ姿は自然が造りしアート
ゆっくり消えてしまうのに
柔ら ....
○「オシッコ事情」
年を取るとオシッコが近くなる
近くなるが
トイレへ駆け込んでもすぐには出ない
隣に人が立つとなお出ない
「もう一歩前へ」出ても
届かない
ちょろちょろである
やっと ....
(533-4―2)雀水に入り蛤となる

ほほうーあの美女がねえ 
もとは蛤男でした
 
性転換したんですね

ほほうーあの人が大学教授の奥さんだって
もとは蛤小島幼稚園の保育士でし ....
noteへ前向きに参加して3ヶ月たった
理由は兎も角きっかけくれた友達に感謝しよう
この間いろいろ見てまわり
分かったのはスキを沢山貰う方法というか

その方向は虚しさを増幅するから進まない ....
私のこどもは一月三日生まれである
陣痛が始まったのは大晦日だった
ともあれ毎年一月三日にはケーキを買いに行く
ついでに正月だから花びら餅も買う

正月三日にでかいホールケーキは
いろいろな ....
きみの王國と、ぼくの王國を秤に載せてみようよ。
新しい王國のために、頭の上に亀をのっけて
哲学者たちが車座になって議論している。
百の議論よりも、百の戦の方が正しいと
将軍たちは、哲学者たちに ....
妻との決着は穏やかに着いた
様々な想い出が走馬灯のように通り過ぎてゆく
長いと言えば長く
短いと言えば短かった

二人は別々の路を選び
晩秋を待って別れることになった
互いに別々の白い路 ....
ホっぺたがほころんでいる、
御餅、
焼き餅を焼いている、
御餅持ち、
○「光と影」

年老いたときに わかる
青春の輝きが

入院したときに わかる
健康の有り難さが

就職したときに わかる
稼ぐ苦労が

子どもをもったときに わかる
親の愛情 ....
枯れ葉が、自分のいた場所を見上げていた。
木馬は、ぼくか、ぼくは、頭でないところで考えた。
切なくって、さびしくって、
わたしたちは、傷つくことでしか
深くなれないのかもしれない。
あれは、 ....
豊かさにすがる人々が挙って生贄を捧げる
まぶしい海の街に聳え立つ女神の像が淫らに、
そして聖母のように微笑んでいる
見よ、彼女が踏み荒らした諸国の苦しみを

アフリカの中央部、西部、そして ....
死神、画商
藝術家の死はカネになる
死に際に何點か繪を買つて置く
やがて没年の後何年かすると
画家の許容され得る時代が來るかも知れず
愛情を以て愛を語るより
Money honeyを以て語 ....
彼らはファッションモデルで皆貧しく着回しの事しか考へてゐなかつた
スタイリストは職掌柄助言を與へたが彼ら彼女の提唱するスタイルに従はなかつた
彼らは一様にフェラーリに乘るのを夢見たが彼らの多くは運 ....
きみの手は、
しっとりとした雪が、
もうすでに降り積もっている、
ひんやりとした夜の雪原である、
ぼく、うしどし。
おれは、いのししで
おれの方が〝し〟が多いよ。
あらら、ほんとね。
ほかの〝えと〟では、どうかしら?
たしか、国語辞典の後ろにのってたよね。
調べてみましょ。
うう ....
愛つてなーに?
心悸亢進のと或る形だよ

シンキコーシンつてなーに?
愛、さ

機智の詩は書きたくないね
ウィットさへあればいゝと
思はれるのは恥辱だ
重い物を引き摺つて書くんぢ ....
きみキューピット、
おんなのこの、
キューピット、
しろいましゅまろみたいな、
ほっぺたを、
ふたつのてのひらで、
おさえながら、
すこぉーしだけ、
くびを、
ななめに、
かしげて ....
LINEを交換した時
心も交換しました
有人ロケットに
眠たそうな亀を乗せて
月の兎の言付けは
葬祭場の灰に混じり
新たな嵐が発生しました
未曾有の試練に備えてください
猫ちゃんかわい ....
空がとても青いから

ぽろぽろ涙を流します

ハンカチを持っていないので

涙を拭うことはできません

地図を持っていないので

トコトコ家に帰ることも難しくて

夕陽が沈む頃 ....
カバ、ひたひたと、たそがれて、
電車、痴漢を乗せて走る。
ヴィオラの稽古の帰り、
落ち葉が、自分の落ちる音に、目を覚ました。
見逃せないオチンチンをしてる、と耳元でささやく
その人は、ポ ....
自由には責任が付き纏うから、責任なき不自由がいいと言った人がいる。
俺は違う。自由は欲しいんだけど、自分のやることが正しいかどうかわからないから、それを行う前に良きアドバイザーが欲しい。
求めてい ....
 

いつも海辺を歩くと
貝殻を探してるのに気づく

最初は海の向こうに
なにがあるのかと目をこらし
海と空の境目がちゃんとあると認め
それが宇宙と地球を隔てる線だと想い
次いで ....
(533-2)現代名に戸惑う地名

明石の駅(むまや)といふ所に御宿りせしたまひて、

駅の長(おさ)のいみじく思える気色を御覧じて、

作らしめたまふ詩、いとかなし。

(大鏡・時平 ....
アラガイsさんのおすすめリスト(7572)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
独り言1.7- zenyama太 ...自由詩2*25-1-7
中途覚醒- レタス自由詩4*25-1-7
青い涙- atsuchan69自由詩15*25-1-7
【病棟日誌】_明日- レタス自由詩7*25-1-5
おぱんちゅうさぎ- おやすみ自由詩325-1-4
ポリネシアン- 自由詩6*25-1-4
ATOM_HEART_MOTHER。- 田中宏輔自由詩13*25-1-4
何故だろう- 水井良由 ...自由詩525-1-4
独り言1.4- zenyama太 ...自由詩4*25-1-4
野施行十二単衣_⑯- 水恋鳥魚 ...散文(批評 ...125-1-4
これは余暇- 足立らど ...自由詩4*25-1-4
一月三日のバースデーケーキ【きょうのソネット】- 佐々宝砂自由詩2*25-1-3
王國の秤。- 田中宏輔自由詩13*25-1-3
和解- レタス自由詩8*25-1-2
御餅やき- 本田憲嵩自由詩725-1-1
元日独り言b- zenyama太 ...自由詩4*25-1-1
むちゃくちゃ抒情的でごじゃりますがな。- 田中宏輔自由詩17*25-1-1
アフリカの涙- atsuchan69自由詩21*24-12-31
A_Merchant_of_Death- 髙任勇梓 ...自由詩424-12-31
(Do_you_wanna_be_a)_Male_Model ...- 髙任勇梓 ...自由詩224-12-31
雪手- 本田憲嵩自由詩1724-12-30
木にのぼるわたし/街路樹の。- 田中宏輔自由詩14*24-12-30
愛つて何?- 髙任勇梓 ...自由詩224-12-30
花キューピット- 本田憲嵩自由詩624-12-30
逆さ記念碑- トビラ自由詩3*24-12-29
家路- レタス自由詩7*24-12-29
頭を叩くと、泣き出した。- 田中宏輔自由詩12*24-12-29
俺は本音では自分のやることなすことについて良き編集者が欲しい- 鏡文志散文(批評 ...4*24-12-29
やさしい貝殻- 秋葉竹自由詩124-12-29
野施行十二単衣_⑩- 水恋鳥魚 ...散文(批評 ...124-12-29

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