「グーチョキパーで
グーチョキパーで
なにつくろう
なにつくろう」
と歌ってたゆうちゃん
「グーはチョキに勝つんだよ」
と教えたら
不思議そうな顔をしてこちらを見ている

右手がグー ....
くるりと足を上げ
飛沫もあげずに潜って往く
小石のように すーっと
光がゆらゆら届く辺り
うたたね だから
すぐにまた浮上できる辺り


食事の後 うっかり
文字や何かに集中しようと ....
信長の骨を枕に牡丹雪 骨をくわえた、
私になった犬はどこへ消えたのか。
犬は私になったのか、
私が犬になったのか、
窓辺から不意に現れた犬の、
口にくわえられた骨には、
長い髪の毛が絡みついていた。
髪の毛は ....
誰にも見えない皮膚に、
がりり、刻印を刻む。
刻む音すらも、
拙いが深いカーブを描いて、
誰にも見えない私の皮膚を
構築していく。
まるで彫刻のように、
私の胸に、
痛々しくも艶やかな ....
長調で終わるバラード雪化粧 アルビノのカラスに生まれ雪世界夢から夢へ朝寝がしたい  
思い出になったあなた

お願いだから あたいをよばないで

この一本道、途切れるまで



 
宙に浮かんだ多面体の器を
銀河の零した蒸留水が満たしている
捧げる願いは光線となり壁面を通過する
その中で胎児のようにうずくまり
あらゆる業と宿命を反芻したかった

見上げる夜空に散らばる ....
社会人30年目
窓際っぽくなってきて
枯れ木のようですねと言われると
瓦礫だよと答える

達成感がない毎日
これではいけないと思いつつ
つい酒に手が伸びる

ある日リサイクルショップ ....
カレンダーで紙飛行機を折っている僕の代わりに泣いていた人 さて 生きようと思うのだ
遠く山並みは雪雲でかすみ 
いま街は晴れている
人通りの少ない週末の朝 
わたしは浅瀬の魚のよう
ぼんやりと光を纏い静止する
異国の歌が暫し寄り添い また 
去 ....
                       160206

ご指摘の写真の情緒のある川は、全国的にかってフォークソングで知られた神田川です(同棲時代という言葉もあったような気が・・)。お江戸の昔 ....
俺の母ちゃん清原のファンやってん

それならショックやったんちゃうか

うん、でも離婚して20年ぐらい会ってへんからな


だいじなことが

くだらないことのように思えてくる

 ....
電子端末の光に目が眩んだ。

目玉は乾ききったまま
情報の波に飲まれ
いくら沈んでも底は見えず
ドットの粒の集合体だけが
跡切れもなく発光するだけだ。

自分はただ好奇心の流れ ....
液体が身体を覆う火曜日に息をしながら眠っているの


青空と明るい色した太陽とアイラブユーであなたが踊る


朝方に透明な赤がしきつもり魔法電車が人力で走る


五時半にひりひり ....
 夜明け前の契りに心がざわついている。
 それぞれに瞳を持つ全身の細胞が私の眠りを妨げる。
 これはいけない。
 開いた目の奥で過去の夢を見てしまう。

 見慣れた天井の染みが蜘蛛の巣に ....
私が帰る家は、
ここではなくて冬にある。
冬の明け方近くに外に出ると、
街全体が私の家になる、
家には誰も乗っていない
ブランコがあり、
北風に吹かれて揺れている。
私は自販機で温かいコ ....
夜、センチメンタルな、意味のわかるような、わからないような、ありがちなのに、わたしだけのもののような、そんな言葉の群れをネットの海に放流した。
はるか遠くへと見えなくなって、海の量を増やすように泣い ....
いてくださる

まだ松葉杖をついていらっしゃる

声なき声などない

その声がきこえる

こころを動かすことのないように

いてくださる


ぼくはがらくたかもしれない

 ....
あちこちに 弱音を吐いて歩く


だまりたい


自分の傷を みてみてって ひけらかす


だまりたい


大切な人との秘密も 口走ってしまう


だま ....
―「また、もし人がみだりにくちびるで誓い、悪をなそう、または善をなそうと言うならばその人が誓ってみだりに言ったことは、それがどんなことであれそれに気づかなくても彼がこれを知るようになった時は、 .... 美しい夕暮れがあり救われる西の窓だけ見える病室 お金がほしい
お金がいっぱいほしい

お金がいっぱいあったら
私は安心して死ねるとおもう

死ぬために生きている
いつか 死ぬ
そう思うと私は
今日も安心して生きられる
雨音が聴こえる。
風のない、さらさらとした雨が
ここではないどこかで降っている。
空は白く、空気は暖かく、とても静かだ。

遠くの雨音を聴く。
なぜなら、ここはとても静かだから。
ここに ....
通訳が行方不明でどうしようバレンタインがそこまで来てる 今日は週一回の休日。家でまったりしながらこれを書いている。

 今の職場には、Kさんという先輩がいる。
 僕より二歳年上で、とても仕事ができる女性だ。
 物流の現場では、日々クライアントからの ....
どれくらい時間が経っただろう
もうずっと
海の見える街で
透明な観覧車に乗り
まわっている

昼間の
高い位置からの眺めにみつけた
泳ぐ船体はすこしずつ南方へ向きを変え
遠ざ ....
惑星を裸に戻す雪景色 墓穴までひとりで背負う雪だるま
アラガイsさんのおすすめリスト(7499)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
グーはチョキに勝つ- 小原あき自由詩416-2-10
うたたね- ただのみ ...自由詩14*16-2-10
信長の骨を枕に牡丹雪- 北大路京 ...俳句216-2-9
血の笑う声- あおい満 ...自由詩416-2-9
- あおい満 ...自由詩13*16-2-8
長調で終わるバラード雪化粧- 北大路京 ...俳句216-2-8
アルビノのカラスに生まれ雪世界夢から夢へ朝寝がしたい- 北大路京 ...短歌216-2-8
よばないで- 殿上 童自由詩16+*16-2-8
◎漂流の窓- 由木名緒 ...自由詩8*16-2-8
ガレキギター- イオン自由詩4*16-2-7
カレンダーで紙飛行機を折っている僕の代わりに泣いていた人- 北大路京 ...短歌116-2-7
生きようと思うのだ- ただのみ ...自由詩17*16-2-7
かえられないからかえれない- あおば自由詩3*16-2-6
かけがえのないこと- 吉岡ペペ ...自由詩316-2-6
ネットサーフィン- 自由詩5*16-2-6
バイバイ神様、動物になったらまたおいで- 水宮うみ短歌2*16-2-6
前夜- ヒヤシン ...自由詩6*16-2-6
冬の家- あおい満 ...自由詩5*16-2-6
夜と海- 無地自由詩2*16-2-6
がらくた- 吉岡ペペ ...自由詩616-2-6
『だまりたい』- 座一自由詩10*16-2-5
贖罪の山羊- 餅月兎自由詩3*16-2-5
美しい夕暮れがあり救われる西の窓だけ見える病室- 北大路京 ...短歌416-2-5
- 朧月自由詩216-2-4
雨音が聴こえる- euyih自由詩216-2-4
通訳が行方不明でどうしようバレンタインがそこまで来てる- 北大路京 ...短歌216-2-4
kさんのこと- まーつん散文(批評 ...6*16-2-3
観覧車- 自由詩14*16-2-3
惑星を裸に戻す雪景色- 北大路京 ...俳句3*16-2-3
墓穴までひとりで背負う雪だるま- 北大路京 ...俳句316-2-3

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