鉄の貴婦人 を かけのぼる噴水 に 弓なりの

  怪 人 の 炎 上
        炎 上
        炎、上は舞い・デ・繰りひろげまショー

  円形劇場も わけ、いって
それ ....
最期の窓に

しがみついたのは明け方でした

白々ともせず

空は夜に 漂っていました
こぼれていった 麦茶が目に痛く

はじまりの合図を聞いたのでした

冷たい枠を蹴って
 ....
現在と
過去と
未来は

点のようでいて
じつは
球体の円周のよう
ではないだろうか

過去には生きられないが
過去は現在に続き

現在は
未来とつながっている

今を
 ....
いま
空は
無色透明の雨
宙を切って黙礼をする
中性の直線
― 今日はこれといってなにも無い日ね
黙りこくる空
青ざめる
― お花がきれいね
(いつでもいまである)
どくだみは縁の ....
夕暮れの道場に電球が光る
入口の傍らに鉢植えの赤い薔薇の花
母と一緒になって道場を覗く
柔道着を着た大人と子どもたちが
笑顔で挨拶する
その中にキツネの目をした小学校の同級生がいる
見つか ....
鳴りものに そそがれる蜜
削がれる 鉢植えの暗闇

黒い雪崩に つかまる鳥の爪
横切る 銀色ワイヤー

透ける板 はずさないで
みたくないなら みないで
からだがからだを残して震え
雪のはじめのひとかけらを知る
もういちどの無い
もういちどに咲く


底まで呑まず
わずかに残る空を見つめる
青は低く
灰より遠く
 ....
私は本の中で見つけたい
確かな街を見させられた気がする
風のようなものとして
場所なんてもの 何も 夢には無かった


いつだって わからない
何なのかを 見ていた 
これは何故なのだ ....
言霊たちが
かけめぐる

ぐるぐる ぐるぐる
あたしの脳を

カタチにしろと急いている

言霊の嵐
混乱
君でもない他人を
君のように
思い込み
必死でメールを打つ
あたし ....
{引用=1986年版}
 背骨が痛い 

背骨が痛い、背骨がイタイ、セボネがイタイ
コシボネがイタイ
{ルビYou=腰} {ルビtoo=痛}?
犬にも生理痛があるかしら
尾を立てて嗅ぎ回 ....


潮風が運んできた
君の幻
もう振り向かない
そう決めた僕だったが
君も背中しか見せようとしない
熱い砂地は
思い出を焦がし
人魚になろうとしている
君がいる
横顔にぴしぴしグマアミグヮー
濡れぼそりながら
私たち家族おまえの骨を探して歩くさぁ
野原道を彷徨うよ
さっきまでね、
青く尖った蘇鉄が生い茂る庭先にいた
玉虫は突き刺されて
空に ....
調和と混沌の狭間で
感情をエーテルに沈め
理性を凝視して
我関せずと舞い続ける


踊りたければ
踊るがいい・・・・・・
見せかけの 家族
見せかけの 夫

見せかけの友人
見せかけのお酒

見せかけの顔
見せかけの姿

 ・・・・・・・・・・・

この数ヶ月
そうやって 生きてきた

ホント ....
居酒屋の深夜2時





バイト上がった後の

30や19や27の

集まりに わたくし15





参戦して おっきくなるため


副流煙 お腹 ....
火をともせ
ワルプルギスが
来る前に
母と子供を
千人殺せ



 ....
セックスが穢らわしいものだとは















 ....
雪崩のように降り注ぐ太陽も
やがて白熱電球並にしおらしくなる

浮かれた喧騒も一休み
恋も沢山弾けて飛ぶさ

閑散としたビーチ
僕はその方が好きだな

風は少し冷たいけど
海は澄ん ....
けさ見つけた虹の分光率を
記憶のプレパラートに照らし合わせます
虹は厚みを持たないので
それがふさわしい隠れ家なのです

もっとも似ている屈折率を
大地の公転軸に合わせて傾けながら
夕日 ....
あなたの心の橋を
渡りたい


どんなに高くても
どんなに長くても
どんなに揺れても


今しかない
今日しか見えない
あたしには


不器用にしか
生きられないから


渡るしかないの
あなたの処へ ....
at 4:00 PM

渇き疲れた 繭の空

絹糸が
照らす
遊歩道

南の国の
入口を抜けると
幼いわたしが
立っていた

冬に咲く
紫陽花のような
ちぐはぐな気持ち
 ....
君がその女子高生の自転車のサドルに生まれ変わるなら
僕はその女子高生が三十路を過ぎたぐらいに使う勝負パンツに生まれ変わる


君がその女子高生のワイシャツから透けるブラに生まれ変わるなら
 ....
お休み、白い夢
あまい音楽のなかで
呼び出しのベルがどこまでも続いている
ぼくは、ねざめの黒い籠に
人びとが起きていくのを聴く
沈み込む星の胎と
平衡にあなたがほほえんでくれる
光の進む ....
森また森のハイウェイを何時間も 走り
高台の
道なき道をガタガタ進む


観たいと願ってやまなかった
あの風景があった


森の上から見える
広い河
霧に霞む
その先の緑



禁断の恋に落ちた
ふ ....
(てらてら笑うニンゲンはたいがい……)

ずっとむかし叔父のいった
そのつづきを思い出そうとする

(てらてら笑うニンゲンは)

 (たいがい……)

  (たいがい……)

  ....
あんたはカスカス

うちはスカスカ

ふたりそろおて、ほな、さいなら
太陽が睨む / 私は目を逸らす
太陽が睨む / 私は目を逸らす
太陽が睨む / 私は目を逸らす

太陽が睨む / 私は背を向ける
太陽が睨む / 私は靴を脱ぐ
太陽が睨む / 私はうずくま ....
 
 
おさない頃
倉庫に閉じこめられた
なにか悪さを
したのかもしれない

わたしは泣いた
父の足音が遠ざかり
もうだめかと思っていると
ふたたび父の足音が近づいてきて
鍵があ ....
月に2回くらいの間隔で
あたしは 言霊を吼えたくなる

嵐が来るという

嵐の夜の朗読会は燃える
みんな 燃えてる

あたしの名前が呼ばれる

いつも 何だか一番目

朗読会に ....
まなざしが果実のように熟すなら 情も枯れゆき朽ち果てるのか

鰯雲 終い忘れた風鈴がからからと鳴る かなしいみたいに
アラガイsさんのおすすめリスト(6671)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
それは既存のゆうやけセット- 乾 加津 ...自由詩4*10-9-15
最期の窓- 自由詩410-9-15
球体と点- 森の猫自由詩9*10-9-15
かこのないひと- こしごえ自由詩5*10-9-15
満ち潮のように- 殿岡秀秋自由詩710-9-15
銀の爪- 砂木自由詩8+*10-9-14
瓶天- 木立 悟自由詩510-9-14
文字とコンクリート- 番田 自由詩310-9-14
憑かれてる- 森の猫自由詩4*10-9-13
出血大サービス24YEARS_BELOW(尾籠)- salco自由詩7*10-9-13
- 乱太郎携帯写真+ ...12*10-9-13
洗骨- 楽恵自由詩6*10-9-13
Total_Chaos- 寒雪自由詩110-9-13
フェイク- 森の猫自由詩3*10-9-13
おっきくなる- サワメ自由詩410-9-13
四月三十日の短歌- TAT短歌1*10-9-12
セックスはひとつのコマンドでしかないだろうにw- TAT自由詩2*10-9-12
さざ波- うずら豆自由詩110-9-12
ひとりしばいのけしょうどうぐ- たりぽん ...自由詩6*10-9-12
橋を渡る- 森の猫携帯写真+ ...6*10-9-12
lime_ice- Akari Chika自由詩4*10-9-12
友達わらべうた- 鈴木 西 ...自由詩3*10-9-12
トロワ_(ii)- 梶谷あや ...自由詩510-9-12
オレゴンより- 森の猫携帯写真+ ...3*10-9-12
てらてら笑う- 豊島ケイ ...自由詩10*10-9-12
さいなら- 殿上 童自由詩12*10-9-12
過ぎゆく夏- within自由詩6*10-9-11
倉庫- 小川 葉自由詩710-9-11
嵐に吼える- 森の猫自由詩4*10-9-11
かわり目- はるな短歌210-9-10

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