○「小銭持ち」
僕は小銭持ちである
一円玉五円玉十円玉五十円玉が
たまってたまってしょうがない
今は木の箱に入れている
なぜたまってしまうかははっきりしている
それは小銭を使わないからであ ....
カメレオンの眼は
薔薇に似ていなかったかと思い
検索してみたがどちらかというと巻貝
今し方 ハヤシライスを食い
煙草をすい 部屋の暗いあたり
眺め
ほつれそうな体 仮初の ....
あなたは
ふらっとどこかへいってしまったから
またふらっと
こちらへやってくるだろう
間違って、鳥の巣のなかで目を覚ますこともあった。間違って? あなたが間違うことはない。Ghost、あなたは間違わない。転位につぐ転位。さまざまな時間と場所と出来事のあいだを。結合につぐ結合。さまざ ....
天の理に、救いを求める人々へ
天の理に、救いを求める人々へ
許されるべき者なく 許されるべき者なく
許される者、ありん
天の理に、救いを求める人々へ
天の理に、救いを求める人々へ
愛さ ....
(番外編41―22―4)はまこう とは誰だ
バラが咲いた
星のフラメンコ
風が泣いている
古くは
きいろいさくらんぼ
コロッケの歌
と、多岐にわたり作詞作曲の二刀流の大谷みた ....
僕は雪にくちづけをした
白い白い大地に降り積もる雪は
僕のキスで
紅く
紅く
染まる
君は知っているのだろうか?
ココロに秘めた想い
君への郷愁
僕は寒さに震え
冷たさ ....
谷川俊太郎さんが亡くなられた
十一月十三日二十二時〇五分 老衰のため杉並区内の病院で
谷川俊太郎さんが亡くなられた
この一文はずいぶんと不思議だ
生や死を超えた感じのある方だ ....
消えそうで消えない{ルビ数多=あまた}の古傷が
今夜は特に{ルビ疼=うず}いている
闘いに明け暮れた若き日々
今宵はフラッシュバックに襲われて
モノクロ映画のような夢を観るだろ ....
4年ほど前、「傾き者になりたい」と言っていた彼
その数ヶ月、後彼は舞台の上で赤い派手な着物を着て
見事、傾き者になってみせた
見る者を魅了させる
粋で艶やかな立ち姿
それから、月日は経ち ....
(番外編41―22―5)軍神につづけと言うが
新田義貞、吉田松陰、楠木正成に續けとは戸惑う
ドリフターズいかりや長介さんに續け歴史観に戸惑う
8時だよ全員集合 大政翼賛会文化部御中 ....
○「携帯トラブル」
妻「どうしてすぐ出ないのよ!」
夫「トイレだよ!」
妻「どうしてすぐ出ないのよ!」
夫「運転中だよ!」
妻「どうしてすぐ出ないのよ!」
夫「風呂だよ!」
妻「どうして ....
夜の街燈はいつも
何かを考えている
光を灯すだけでなく
決して暗いことばかり
考えているわけではない
夜の街燈の思考が閃いて
宇宙が一輪の花になる
あまりの果てしなさに
自分の孤独を感 ....
女性の性的搾取とフェミニストの言う
でも、ホモ漫画読んでるんでしょう?
おかげでLGBTだ
ベーコンレタスバーガーか
精神的にレイプされているケースは
男女を問わない
母親に息 ....
ダイナーに置き去りにした昨日の心は椅子の上で干乾びていた、埃を掃うように手で落として腰を掛けると今がいつなのか分からなくなった、せめて注文は違うものにしようと思ったが結局同じものに落ち着いた、なに ....
あれは欲求の充足が阻止されたことの
一時的な怒りだったのか
なんにも知ってはいなかった幼女の
ヒステリックが沸点に至り
あの時、
一軒家の玄関ドアに嵌め込まれた
デザ ....
下手な探偵小説読むよりも興味深い魑魅魍魎
の闇世界が立ち現れてきました。
いやね、
兵庫県知事選挙にはまったく関心がなかったんです。
というかわたし、新聞テレビいっさいみないし
週刊誌なども ....
(番外編41―22―3)亡霊が闊歩する
アメリカ人の我が家、故郷の人々、スワニー川
牧場の中もおお牧場は緑 丘に山の上ホテル
大草原の小さい我が家も
アメリカ西部に開拓民インガルシ ....
○「一番大事なこと」
一番大事なことは
外見でも年齢でも地位でもなく
信じられるかということである
手術前の医者の言葉は重い
○「難しい伝えるということ」
自分の気持ちを言葉に変換して ....
混乱している朝も潮がひけて
遺ったものはなにとない
ぼうとした心だけ
今日一日
一体何を捜すやら・・・
歩きつめても 歩きつめても
果てどなく 果てどなく
さいきん
無理に ....
「最近のカローラ、乗り心地良いね」
「あ、これ、メガーヌっていう車です」
出席するだけの会議のあと、家まで送ってもらい、
黄色いルノーを国産車と勘違いしてしまった
そういやあ、ヤリスとプジ ....
一粒の{ルビ生命=いのち}が生まれ
光年の彼方からやってきた
柔らかく強靭なその現象は久遠を説き
四苦八苦に囚われない法理を示し
煩悩即菩提を表した
苦の中に楽があり
楽の中に苦がある
....
好きだった人の
きっと
知らない町にいる
朝
異国の霧のなかを
列車がしずかに過ぎていく
この町に来てから
父の同僚の
娘さんと友達になった
ひとつ年上で
彼女も
不登校 ....
言葉を追う人は何故、言葉を追ってしまうのだろう。
言葉は手に入れた後、待つことで自分のものにしていくことが出来るというのに。
サッカーボールをいじり遊ぶ。
いじって遊ぶ間、上手くものにし ....
赤トンボ、
ほとんど木枯らしにひとしい、
寒さでアスファルトに不時着した、
晩秋の、
ちいさなヒコーキ、
それでも在りつづける、
そのままの、かたち、
やがて、その透明な羽が、
きわめ ....
眠いのに眠れない
こんな夜は琥珀の水を飲み干せば
血液の流れがさらさら流れ
失くした夢も戻ってくる
だが琥珀の水は此処には無い
右に行こうか
左へいこうか
真っ直ぐに行こうか
夢は ....
このなだらかなスロープをのぼる体はだいぶ軋んでいた。皆が支える滑車は見事に装飾され様々な色合いを纏い蔦をおおく絡めている。そこのミチを抜けると断層にあたるから、低く照らし尽くした桟道はなんぼも ....
いつも午前4時半丁度に目覚める
冷蔵庫で冷やしたブラック珈琲を飲み
冴えた頭で朝日がやって来るのを独り待つ
晴れた日は磨き込まれた廊下の先に
黄金の太陽が{ルビ燦々=さんさん}と昇り
廊下は ....
眠りから醒め羽を広げて飛び回る
乾涸びた茶色い羽で
複眼(め)はまだ虚ろで
ぼやけた視界が夢との境すら曖昧にする
そうだ柔らかい土と
蒼蒼とした葉叢に飛び込んだ夢
またボンヤリ ....
朝焼け
ゴーストタウンが目覚めるよ
少数の人が
仕方なく住んでいる
ゴーストタウン
僕はそんな街が好きなんだ
目覚める度に
ハイになっているんだ
今日もインヴェガ一錠に ....
アラガイsさんのおすすめリスト
(7572)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
独り言11.21
-
zenyama太 ...
自由詩
1*
24-11-21
カメレオンの眼(2024.10.25)
-
草野春心
自由詩
4
24-11-20
谷川俊太郎に捧ぐ
-
瀬戸さん ...
自由詩
2*
24-11-20
THE_GATES_OF_DELIRIUM。
-
田中宏輔
自由詩
16*
24-11-20
天理救(あまりすくい)
-
鏡文志
自由詩
3*
24-11-20
(531―22―4)野施行千代に八千代に
-
水恋鳥魚 ...
散文(批評 ...
1
24-11-20
白の彼方へ・・・
-
栗栖真理 ...
自由詩
3*
24-11-20
谷川俊太郎さんが亡くなられた(2024.11.19)
-
草野春心
自由詩
5*
24-11-19
五行歌__還らざる日々
-
レタス
自由詩
9*
24-11-19
傾(カブ)く者
-
栗栖真理 ...
自由詩
2*
24-11-19
(531―22―5)野施行千代に八千代に
-
水恋鳥魚 ...
散文(批評 ...
1
24-11-19
独り言11.19
-
zenyama太 ...
自由詩
2*
24-11-19
Cosmos
-
鳥星
自由詩
16*
24-11-19
性の肝
-
りゅうさ ...
自由詩
2*
24-11-19
定めの夜
-
ホロウ・ ...
自由詩
3*
24-11-18
拳
-
リリー
自由詩
7*
24-11-18
中古テレビと奇跡の人
-
室町 礼
散文(批評 ...
3*
24-11-18
(531―22―3)野施行千代に八千代に
-
水恋鳥魚 ...
散文(批評 ...
1
24-11-18
独り言11.18
-
zenyama太 ...
自由詩
3*
24-11-18
果てどなく
-
田中教平 ...
自由詩
4
24-11-18
value
-
atsuchan69
自由詩
12*
24-11-18
仏教哲学考
-
レタス
自由詩
5*
24-11-17
ルミエ
-
九十九空 ...
自由詩
4
24-11-17
去るもの追わず
-
鏡文志
自由詩
3*
24-11-17
立冬トンボ
-
本田憲嵩
自由詩
7
24-11-16
眠れぬ夜
-
レタス
自由詩
7*
24-11-16
ユートピアを考えていた。
-
あらい
自由詩
2
24-11-16
朝日を待って爽やかに
-
レタス
自由詩
5*
24-11-15
眠虫
-
栗栖真理 ...
自由詩
2+*
24-11-15
ゴーストタウン
-
田中教平 ...
自由詩
3
24-11-15
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